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2003/9/4『続・ドキュメント・ザ・本番(打ち上げ、来年への誓い編)』
(前号より続く)
終演後、ロビーに向かうと、お客様、家族、懐かしい仲間、あるいは頼もしい同志(同じ社会人団体の友人)たちの顔も見える。今コンサートを終えたばかりだけにどことなく照れくさい。会心の出来でもあったし、「やってもうた」ところもあるが、これが今の自分たちである。悪びれることなく感謝の意を述べる。
あとは打ち上げである。今年も本郷のふ○きさんにお世話になる。
いつものバッカス名物の「全員ローラー乾杯」のあと、入場者数を聞いて喜びを抑えることが出来ない。800人ちかいらしい。。。勿論今回だけの「コンチェルト効果」であり、来年はいつものペースに戻るかもしれないが本当に嬉しい。。。
続いてTOPの挨拶とプレゼントなど。バッカスの打ち上げは、一気しないととりあえずしゃべらせてもらえない。これらの人々はアセトアルデヒドの分解酵素が異常に発達した人たちだから普通の人は真似をしてはいけない。一応誤解を招かぬように申し上げるなら、妙な話だが、「バッカス」にも下戸は結構いる。飲めない人もご心配なく。たとえモル○ン教徒の人も大歓迎である。
当然のように賛助さんがいらっしゃるのもバッカスの打ち上げの特徴である。違うジャンルでも音楽を愛する気持ちは同じ、吹奏の方たちと話すのは楽しい。といっても音楽とは関係ない話が多いが。(そんなことないです)
バッカスはパート員も多いし、指揮者も言うことが良く変わるのでTOPさんは、ほ かの団体よりも苦労が多いと思うのだが、演奏会の打ち上げではさらにパート員からプレゼントされたコスチュームを着て、コスプレしながら酒をついで回ったりして最後までサービスする。バッカスのTOPはマンドリン界一過酷かもしれない。
さて私は気がつけば今年で指揮を振らせて頂いて10年。皆さんから、素晴らしいプレゼントを頂いてしまった。「本物の」エレアコベースである。
白無垢の表面版にマジックでいっぱいメッセージが書き込んであるのを見て一瞬「これ、人前でつかえないジャン!!」と凍りついたのだが、無遠慮に書きなぐられた賛辞、謝辞、求愛、哀願、罵倒、脅迫、その他の暖かいメッセージを読むにつれ、私は生涯このベースを使いつづけ、この楽器の由来を人に話そうと誓った。
さて、時間を忘れて歓を尽くすうちに、深夜に騒ぎすぎて、ふ○きさん、ご近所の方にご迷惑をかけてしまった。これは結構大変なことになったのだが、関係者の皆様深くお詫び申し上げます。
不謹慎だが、一説ではバッカスのさるやんごとない方が、アジアの某国の国家元首に似ているというので、一気のときに「○○○、マ○セ〜!」(時節柄洒落になりません)と叫んでいたので通報されて、公安が動いたともいう。
今から思えば、コンサートの最後、アンコールのあとに私は無意識に予定にない行動をとっていた。全盛期の長州力のように、右の人差し指で足元を指差し、何度も「1年後またここでお会いしましょう」と拍手にかき消されながらお客さんに叫んでいたのである。コンサートは、ソリスト、団員、賛助さん、司会さん、スタッフさんそれぞれがベストを尽くし、見事に大成功し、幸いにもお客様からも、過去類を見ない愛情あふれるご好評を得ることが出来た。
だが、私個人は、音楽的に責任ある立場でありながら、難しいとわかりきっていた中野ゼロの残響の多さ・その他の音響条件に、ほぼ無策で臨んだことに対し慙愧の念に耐えなかった。
来年はもっとこの中野ゼロを見事に使い切ってみせます。。。お客さんの前で私はそれを誓っていた。
来年、さらに工夫した音をお客さんにお聞かせできるよう、これから1年、いろいろな方のご意見を求め、乏しい知恵の限りを振りしぼることになるでしょう。
あえてまた宣言させてほしい。「1年後、またここで!!」
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