2003/11/25『老神温泉演奏旅行』
19日17時、上野をでて特急草津7号にて前橋に19時着。妻が2ndとして出演させて頂いている、M馬マンドリン楽団M角先生主宰のサロンコンサートになんとか間に合った。1stはA山先生、DolaはO井さん、GuitはM田さんである。
錚々たる顔ぶれながら、曲目はポピュラーを中心とした肩の凝らないプログラムであり、あわただしい平日の夜の疲れた耳に心地よく新鮮で嬉しい。平日の夜に客席はほぼ満員、いつもながら群馬県の人々のマンドリン音楽への関心の深さが伺える。
どれも素晴らしかったが、「ニューシネマパラダイス」と、「ラッパ吹きの休日」が思わずため息の出るほどの快演!!最も印象に残った。また、ドラのO井さんの、ダウンアップがオールダウンに聞こえる素晴らしいピッキング術には舌を巻いた。打ち上げに参加させていただき、その日は前橋に宿泊。
翌日は前橋文学記念館にて、大詩人にして群馬マンドリン音楽の祖、萩原朔太郎の足跡をたどるが、私の大好きな詩人・草野心平とも深い関係があり、また草野心平が前橋で暮らしていたことを知って驚いた。M角先生と落ち合い、この日の目的地・老神温泉へ。
実はM角先生のご好意でこの温泉のホテルで演奏をさせていただくことになっていたのである。(妻のマンドリンと私の何ちゃってギターで・・・) ホテルで元新国劇の俳優Kさんと、プロのフラメンコギター奏者Kさんと落ち合うが、この日のステージが、大宴会の席での演奏に変更。
だが、あわてるなかれ。こういうこともあろうかと、私たちは宴会客専用のレパートリーもしっかり用意していたのである。というか、はっきり言ってこっちのほうが得意である。バッカスという団体に10年以上籍を置いているので、酩酊者の集団心理、行動パターンというものが手にとるようにわかるのである。
私と妻は想定通りの年代のお客さんのハートにジャストミートなマル秘メドレーを次々と繰り出し、大いに盛り上がって頂き、手拍子と歌声の中でなんとかその責任を終えた。トリはプロのギタリストKさんにしっかり締めていただき、この日の演奏会も盛況に終った。その夜は先生方と盛り上がったのであるが、翌朝の元新国劇のKさんの「夏がくれば」の歌声が忘れられない。歌い終わってKさんはうっすら涙すら浮かべておられたが、真の芸術家とは、何よりも自分が自分の芸に真っ先に感動しなければならないんですね。。。
翌日、山好きな私は皇海山か上州武尊、せめて尾瀬あたりに行きたかったのであるが、妻の冷たい反応に遭い、普通に吹割の瀧、赤城山を観光して帰った。
音楽と文学と酒と湯と山に囲まれたマンドリン弾きの休日であった。M角先生本当にお世話になりました。そして、・・・群馬県最高!!
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