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2003/1/5『音楽と体型』

年末年始になると、久しぶりに会う人が多かったりする。そんな時、決まって言われるのが体型のことである。「また太ったね」みたいな。

もっとも、私自身は自分の体型を全く嫌がってはいない。腹を膨らましたり、脂肪を波打たせるのは私の重要な持ちネタである。また、美的にも不満はない。芸術的な曲線を描く太鼓腹と短く太い足という日本男子特有の肉体美に、我ながらいつも見惚れてしまう。

ようするに太っている人もやせている人もハ○ている人も、互いに面白がってHAPPYになれればいいのであるが、困るのは「かわいそう」とか「そんなにふとっちゃだめだよ」みたいに半病人扱いされるときだ。
健康上のことは知らず、太っていることは、マイナスばかりではない。少なくとも私はかなりポッチャリ女性が好きだ。いや、ポッチャリ女性しか好きになれない、といっても過言でない。逆に女性でもそういう人がいるのではないか。

そして唐突だが、音楽にもそれがいえるのではなかろうか。体重(質量)があるからこそ、音楽(演奏)に重厚な響き、貫通力のある旋律、念の入った腰の強いリズムが生まれるのではないか。

やや強引だがすべての生命の根底には常に回転のリズムがあると思う。卵子は受精した瞬間、惑星のように回りだし、血液と神経のパルスはその瞬間から死ぬまで回転を繰り返すのだ。
音楽がその回転から無縁のはずがない。音楽は、人間の意識のミクロからマクロまでさまざまな直径の回転が作り出すうねりで出来ているのでは無かろうか。
うまくいえないのだが、質量が多いということはその回転するはずみ車が感覚的に重たいということで、重たいはずみ車には、一度走り始めると止まらない力強い重戦車のような慣性の力と、周りの空気を巻き込むブラックホールのような吸引力があるはずだ。

勿論やせた人より太っている人の方が優れているといってるのではない。
ただ、これもやせた人が言わないと説得力がないだろう。。。

最後にひとから「やせなさい」としつこく言われたときの最強の返し文句をひとつ同志の諸兄に伝授したい。
『やせると、モテたりして面倒だから・・・』
これで大抵の人はあきれて二の句も継げず黙ってしまう。

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