2004/3/15「ウクレレの話」
うちの母がウクレレをやりたいというので、時々実家に行っては教え始めた。案の定「G7」でいきずまっている。「B♭」や「E♭」はどうするのか先が思いやられるが、今年の夏にベランダで「ハッピーバースデイ」を完奏する予定。
ウクレレはいつでもどこでも人気者である。そして嫌味のない楽器だ。悪い意味ではないのだが、ウクレレがうまくても、なぜか「すごい」とか「かっこいい」になら
ない。「アハハハ、ウクレレうまいね」と笑われてしまう。
(勿論ハーブ・オオタやジェイク・シマブクロのようなウクレレを芸術にまで高めているウクレリストは除く)
私が持っているのは「sunnyD、4弦LowGモデル」5万円くらいので、買って早々バッカスの企画ステージで使っているが、その後社員旅行で会社の人たちと合唱したり、旅行先や友人の結婚式で替え歌の伴奏をしたりと、どちらかというと私の人間関係の緩衝材として活躍している。
実際人が集まっているときにこれが一本あると、弾くふりをして遊ぶだけでもその場が和むものだ。牧伸ニや加山雄三の功績は計り知れない。
愛好家が爪弾く程度なら、たとえばカラオケBOXのタンバリンのように、誰でも
楽しめる手軽な楽器なのだ。弾けても弾けなくてもプレッシャーに感じない楽器。とでも言おうか。そこがまた風流で粋なのだ。
ちなみに数年前、東京マンドリンアンサンブルのゲストに高木ブーがウクレレで出演。とんでもない超絶テクニックを見せてくれたが、ウクレレと高木ブーのキャラクターとがあまりにもマッチしていた。いるだけで和む。プレッシャーに感じない。ウクレレとは「まるで高木ブー」である。 |