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「西京のVJEファン たきじ」
−なぜSVACSで「VJEファン」と名乗るのか?−
- ●私とVJEの出会い
- 私が大学3年の1月に,友達から「うちの助教授が使われているVJE-Penというワープロは賢くていいらしいぞ」と言われました。別の友達が買った「文豪ノート」というワープロは10云万したのに3万5千円は安いし,どっちみち卒論書くのにいるなと思い,そのなんとかPenというのを買ってきてもらいました。そしたら箱がやけに小さいので,どうしたものかと思ったら,中には本が3冊と黒いビニールの板状のものが入っていて「だまされた」と思ったものです(助教授はノートユーザで,その上で走っているPenを見せられたわけで,今となってはお恥ずかしいお話です)。
- で,これを使うには,「キューハチ」という「パソコン」が別にいるそうで,これまでパソコンなどオタクの使うもんだと勝手に決め込んでいた私は大学の研究室においてあるのを使わせてもらうことにしました。それから,毎晩研究室に泊り込んで9801VMに向かい,MS-DOSから勉強を始めました。おかげで3月には自分で環境設定できるようになり、Penが,みんなが絶賛する一太郎よりも使いやすい”ワープロソフト”だと感じるようになりました。
- そんなこんなで大学4年になり,アッと言う間に3月になり,〆切があさってという日に,ようやく私の卒論はできました。教授のアドバイスを受けながら少しずつ作成していたので,まあ,まず,OKだと確信していました。ところが,〆切前日の昼になって,教授に呼び出されて「こことここは書き直して,そして,この辺の順番がおかしいから目次を差し替えて,本文も順番を換えて筋が通るようにしなさい」と言われました。目の前が真っ暗になりました。だけど冷静になって考えると,Penで索引項目を設定しながら作成してあったので,目次は自動で出来るし,カットアンドペーストで文章の並べ替えもすぐ出来るから,やる気になれば間に合うと信じました。周りの×太郎ユーザから「お前,間に合うんか」と失笑を買いましたが,Penのスピードを信じて必死になって修正しました。
- 徹夜を覚悟していたのですが,Penは驚くほど素早く処理を済ませてしまい、結局晩飯前には済んじゃいました。そして,だまされてPenにしててよかったと心底思いました。教授にも「もう出来たんですか」と感心されました。
- こんなことがあってから,バックス様には頭が上がりませんm(__)m
- いまでも、仕事で文章を作るときには同じPenを98上で使っています。
- せっかく待ち続けたWindows版のPenですが、前いた会社の書式が「罫線」必須で、「枠」では標準書式が再現できないため、やむを得ずあいかわらずDOS版を使っていました。
- 今度の職場でも罫線は必要ですが、私たちの期待に応え、VJE-Pen Ver.5.5は罫線が扱えるようになりました。ノートパソコンのポインティングデバイスと併用し、とても快適な操作体系を手にすることが出来ました。手にしっくりなじむ。先生に没収されていた使い慣れたPenが返ってきた感じです(笑)。
- ●パソコンにはまる
- 社会人になって1年半がすぎ、東京へ転勤の辞令が出ました。
- まだ広島では98DOSが主流だったのに、東京ではすっかりWindows3.1が当たり前になっているのに驚かされました。
- 会社に入る直前に買ったエプソンマシンは、もう完全に時代遅れでした。それでも仕事でいるから、しかたなしにWindows3.1の導入に踏みきりました。
- これがまずかったのでしょう。ずるずるとDOS/V、パソコン通信、インタネット、UNIX・・・・今ではすっかり泥沼にはまってしまいました。
- ●SVACSとの出会い
- あまりに敷居が高く感じられたニフティーサーブのSVACS(当時のFVACS)には、最初にわけも分からず自己紹介文をアップしたあと、ずっとROMしていました。
- 後々で知ったのですが、そこにPenへの感謝を書いていたのと、以前、私がお礼の手紙をVACSに出していた内容(ほぼ、このページの最初の部分そのまま〜)が一致していることに気づいたあるバックスの社員が、さっそくRes付けてくださっていました。それを知って読んだのはつい最近(^^;;
- 書き込みが2000あっても最近のだけは読まないといけないことを教えられました。
- 記念すべき最初の書きこみ^^;
- 00638/00641 QZE16126 たきじ Penプロ到着!
- ( 5) 95/12/29 01:15 コメント数:2
- (^O^)/ フォーラムのみなさん初めまして。たきじと申します。
- 一日千秋の思いで待ち続けたPen for Win、届きました。職場に届いたもので、今
- 日はうれしくて仕事になりませんでした(^.^;)。
- >私たちはこれまで「VJE-Pen Ver.3.1」をお使いのお客様に対してWindows
- >版のVJE-Penをご提供できないことに心を痛めておりましたが、
- (readme.txtより引用)
- やぁっっっぱり、、、そうでしたか。(入力補正が効いたから手動入力)
- 今日は開発チームの方々は焼き肉かな (^_^)/□☆□\(^_^)...カンパーイ!?
- バックスの皆様、連日の徹夜お疲れさまでした m(__)m。感謝します。
- (中略)
- では、また。
- 1995年12月29日 1時13分
- ハムラのVJEファン
- QZE16126 たきじ
- と、今自分のログを遡ってみると、Windows版のPen発売が発言の引き金になっていたんですね。
- このとき、初めて「ハムラのVJEファン」を語っています。正直な話、この言葉そのものは、そのときの精神状態から出た『思いつき』です。このときにはPenのことしか書いていませんが、FEPのVJEシリーズも私は大好きですので、Penに特定したサブハンドル(?)はよくなかろうと思って『VJEファン』としています。
- 「ハムラの・・・」ですが、これは前に住んでいた「東京都羽村市」に由来するものです。が、なぜカタカナかと申しますと・・・その方が怪しげだからです。あんまり日本的じゃない意味不明単語でしょ、「ハムラ」って音は。漢字で書くとそうは感じないけど。
- で、今回山口に引っ越したので、西京(山口は「小京都」ではないそうで、あくまで「西の京」だそうです)を語るしかなかろうと・・・
- というわけで今に至ります。
- ●SVACSのオフ会に参加する
- ある日、荒川の都電でoff会が行われることを知りました。尊敬しているバックスの社長もいらっしゃるし、アイコンの「秋葉原コネクション」を書かれている島川言成氏もお見えになるということで、居ても立ってもいられなくなり書きこみ書きこみ・・・^^;
- この時には、一日に20回ぐらいアクセスしていました。
- 都電off、よかったです。
- 直接バックスの方々とお会いでき、萩原社長直筆サインも頂戴し、Penを作っていらっしゃる方にもお目にかかれて「(;_;)ウルウル」でした。
- ●RTに参加する
- 自分がチャットするようになるとは夢にも思っていなかったのですが、相手の顔が見えれば案外出来るものです。
- 私がここで最初に発言したのは「今テレビが面白いから落ちます」という内容でした(^^;;
- ●SVACSにはまる
- 「相手の顔が見えて初めてコミュニケーションが成立する」
- ステーションのスタッフの方々にいろいろ教えていただき、「*番会議室へもどうぞ」という言葉に素直に従いふらふらしていると、気がつけば未読会議室が1つしかない^^;(りんごジャム)
- 完璧にはめられて((^^;; しまいました。
●readmeファン?
- あるときRTで「readmeファン」と言われましたが、最初の発言がそうなだけに、やっぱりそうみたいです^^;
- Pen for Win95 Ver.5.0のreadmeに対して、「くだけた感じでよくない」という意見もあるようですが、私はこういう開発担当者の素直な声は大好きです>バックス なかなか、パソコンソフトのreadmeがユーザの心を打つ(&発言のきっかけになる)なんてことはないですよ。このシリーズ、是非続けていただきたいです。
- 造りがいい技術屋的ソフトで、そのため通常使用では機械的な冷たい印象を受ける場合もあるバックス製品だからこそ、見えないところにこういう人間的部分は残しておいてもいいのでは?と思ったりしています。
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- ※おまけ NIFTYに入って1週間、本当の本当に最初の書きこみ(まだSignatureがない)(80文字改行は?)
- 01836/02001 QZE16126 たきじ ありがとうございます,VACS様。
- ( 3) 95/03/11 05:36 コメント数:1
- 初めまして,たきじと申します。いっつもバックス様の製品でお世話になってまして,頭が上がりません _(._.)_ 。
- 逸話を一つ。私が卒業論文を作成するときに,締め切り前日の昼過ぎに,教授に呼ばれて「きみ,これでは目次の順序と内容が合わないから,こことここを入れ換えて,本文を書き直して,目次も作り直しなさい。」と言われました。この当時は,私はパソコンを自分専用では持っていなくて,大学のPC9801VMをフロッピーベースで使ってましたので,一太郎なんかじゃ遅くて,VJE−Penを個人的に買って,フロッピージプシー生活をしていたのでした。結果,(何かわけわかんなくなってきてますが)ペンの機能を駆使して,夕方までにはその重たい課題を片付け,無事卒業できたのでした。もし,このとき,まわりに流されて一太郎を使っていたなら,きっと締めきりに間に合わず,留年して,就職浪人して,今でも大学にいることになったと思っています。
- いまでは,ペンを使うことはWindows時代になったので減りましたが,DOSのアプリでは唯一,立派にプログラムマネジャに登録されています。
- 今もこうして,デルタで入力して,快適な日本語環境を手にしています。
- これからも,いいソフトを作り続けてください。少々高くても,私はいいものを使いたいですから。
Copyright(c) Takashi ASAHARA 1996-1997