過去に読んだ本
99年9月


99/10/30
『混沌大陸 パンゲア』, 山野一, 青林堂, 4-7926-0313-7
一応前から読んでみたかったんだが、絶版だったはず。で新装版の登場。相変わらず行っちゃった世界の話を描かせれば天下一品。笑いながら胸が悪くなります。
『トライガン・マキシマム』#3, 内藤泰弘, 少年画報社, 4-7859-1948-5
なんかヴァッシュの顔がずいぶん変わったような。はじめはちょっと苦手だったしヴァッシュも好きになれなかったんだが、だいぶ読めるようになってきた。真ん中あたりまで観て止まっているアニメ版も早く見なきゃ。
『鬼市 諸怪志異3』, 諸星大二郎, 双葉社, 4-575-93632-4
五行先生と阿鬼のシリーズ待望の第三弾。10年ぶりくらいじゃないか。このシリーズ好きだったんだ。とはいえ、久々の仕切りなおしということで、ちょっと前作とは趣を変えて、続き物に。前みたいな読みきり短編が好きなんだけどなあ。
『木島日記』#1, 大塚英志・森美夏,角川書店, 4-04-853096-8
「北神伝綺」の姉妹編「木島日記」の登場。柳田をつかった「北神」から、こちらは折口信夫をメインに持ってきています。
『an omnipresence in wired』
『serial experiments lain』の画集。本屋になにやら平積みにされていたので、つい買ってしまったが新刊じゃなかったのね。ぜんぜん出てたのを覚えていない。そのころはあまり気にしていなかったかな。最近はまたちょっと見直してみたいと思っているところ。そんなひまがあったら他の観なさい。
99/10/24
『ユダヤ古代誌』#1, フラウィウス・ヨセフス, 秦剛平訳, ちくま学芸文庫, 4-480-08531-9
1世紀ころの人物によるユダヤ史。キリストに関する同時代証言も含まれているらしいが、1巻では創世記からモーセの死までの旧約聖書時代を扱う。きちんと旧約と比べてみるとそのかかれなかった部分など面白いのかもしれないがそんな根性はない。一応聖書は手元にあるんだけどね。
『大江戸死体考』, 氏家幹人, 平凡社新書, 4-582-85016-2
タイトルとは裏腹に第一章を除いて「人斬り朝右衛門」の話に終始。もう少し、江戸期に死体がどう扱われていたかな話とおもったんだがなあ。タイトルは編集でつけたもので、サブタイトルの「人斬り朝右衛門の時代」もともとのタイトルもしくは意図に近いんでしょう。
内容的には山田家では人胆を薬として売って副業にしていたとか、各藩に出張して処刑の手伝いをしていたとか言うほかは特に面白い点もなし。何より文章が・・・
99/10/22
『マンガ夜話』#5, キネマ旬報社, 4-87376-520-X
士郎正宗の回ということで購入。まあ、TVで見ている人にはあまり用のない本ではある。
99/10/19
『封印』, 岡田斗司夫/田中公平/山本弘, 音楽専科社, 4-87279-023-5
おたく三人が、「ヤマト」「ガンダム」「宮崎駿」について語る鼎談集。というか雑談集。めっぽう面白いが、しかしなんの役に立たない本ではある。
99/10/15
『猟奇博士』, 高橋葉介, 朝日ソノラマ, 4-257-72036-0
99/10/10
『生きものは円柱形』, 本川達雄, NHKライブラリー, 4-14-084074-9
「ゾウの時間、ネズミの時間」の本川先生がNHK で講義したものをまとめた本。TV は見てません。生きものが持つ形態の必然性というものを物質的な面からわかりやすく説明した、なかなか面白い本。
 
『カイジ』13, 福本伸行, 講談社 ヤンマガKC, 4-06-336832-7
なんか行くとこまで行っちゃったな。これからどうするんだろう。
 
『ドラゴンヘッド』9, 望月峯太郎, ヤンマガKC, 4-06-336826-2
あら、次巻で終わりか。なんかもっと続くかと思っていた。というかこれからだと思っていた。
 
99/10/05
『ニライカナイ』, 岡田芽武, 講談社 アフタヌーンKC デラックス, 4-06-334242-5
「影技」とかは読んだことがないので、この人の作品を読むのは初めて。言葉の使い方がなかなか面白い。さすがにそういうキャラクターを中心に据えようとするくらいのことはある。読みにくいけど。漫画として内容的に面白いかどうかはこれからですね。「アフタヌーン」の連載分を読む限り、なんかもうやりすぎの部類に入っている気もするけど。
 
99/10/03
『母性という神話』, E.バダンテール, ちくま学芸文庫, 4-480-08410-X
「母性本能」なるものがごく最近になって、社会的に生み出された「神話」であることを、乳母に預けることが一般的だった18世紀のパリなどと対比して、示し、女性と母親というものに疑問をていする本。ということで、なかなか面白くはあったが、どちらかというと私としてはそういう変遷が生み出された社会的な事情を読みたかったので、そういう辺はいまいち弱かったあたりが残念。
 
『西遊妖猿伝』13, 諸星大二郎, 潮出版社,4-267-90334-4
なんか絵が荒れてきてないか。まあ、あまりそういうことは関係のない絵のタッチではあるけど。
 
99/10/02
『エクセル・サーガ』#5, 六道神士, 少年画報社, 4-7859-1941-8
なんか、いきなり絵がうまくなっていないか?各キャラクターがなんか、生きた感じの絵にかけているし、新登場の脇役もこれまでのに比べて脇役らしくうまくかけている。
 
『HUNTER×HUNTER』#6, 富樫義博, 集英社, 4-08-872749-5
なんか奥さんとラブラブだなあ。どうでもいいけど
 
『レックレス・プレイヤーズ』, 佐藤大, メディアファクトリー, 4-88991-938-4
『カウボーイ・ビバップ』のスタッフインタビュー集。DVD のライナーノートのスタッフコメントから比べて、それほど、なんか、ああ、と思うような話があるわけでもなかったが。しかしこれだけそれぞれのスタッフが別々に、あれだけのものをつくられちゃ全力出さないわけには行かないって働きをしてれば、さすがにこれだけのものができるんだな。
 
99/10/01
『ベルセルク』#18, 三浦健太郎, 講談社, 4-592-13716-7
ようやっと舞台が整い始めたところかな。しかしこのエピソードで決着がつくとも思えないし、いつまで続くんだろう。