03年12月の覚え書き

(03/12/1～)

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掲示板

引っ越しました！！

自動では飛んだりはしません。

03/12/13

今日の進捗

ドメイン登録してみた。まだ反映されてないようだが。

Linux インストール時にはフロッピーがなくてほっといたんだけど、本格運用前にちゃんとブートフロッピーくらい作ろうと思って、コンビニで FD を買ってくる。何年ぶりだろう、フロッピーなんて買うのは。
で、つくろうとしたが、だめぽ。
さすがに買ってからほとんど使わず、埃とヤニにまみれた FDD は逝かれてしまってるのだろか。
せっかくソフトウェアミラーリングしているのに、ブートフロッピーなしで復旧できるのかしらん。
つか復旧方法くらい先に調べとけよ > 自分

cron の設定を一通りやって、ログを毎日チェックできるようにできてるはず。あとは適当に Web 上でチェックできるように作るだけ。
Webalizer (Webサーバのログ解析ツール)がすでにインストールされているのを知らずに、ダウンロードして上書きしてしまったりとか、今日もぼけまくりだったが。

あとのメインは MovableType の設定関連だなや。

03/12/12

残件メモ

ということで、移行の準備中。文字コードがUTF-8 と ISO-2022-JP と混在しそうなので、その辺の設定をやっていたらやたら時間がかかってしまった。結局は凡ミスの重なりだったのだけど・・・
で、残件をメモ。
・PHP、ImageMagic などのインストール・設定。
・ログのチェック運用方法。
・MovableType のテンプレートのデザイン。
・蔵書DB 移行のためのSQL の勉強など。
・掲示板などのCGI をへちってくる。
・ドメイン取得。

『新・御神楽少女探偵団』

体験版が一般配布開始のようで。さすがにエルフのサイトは重くてつながりにくい。

前作は『ファウスト』で紹介されたので知って、やってみたんですが、結構ちゃんと推理しないといけなくて、なかなか面白かった。
にしても今度は18禁ですか。ちとやるかどうか悩むところ。

ところで前作の特典は高橋葉介が絵を描いていたんですが、あれ、特典と思えた人はどのくらいいたのか？
私は高橋葉介大好きなんで、大喜びだったんですが。

03/12/11

『グインサーガ外伝18 消えた女官』栗本薫

ということで読んだんですが、まあそんなに本格的なミステリーではないので、そっちを読まない人でも大丈夫ではないでしょうか。
意外とグイン・サーガの世界にマッチするなぁ。

移転準備中？

結構長いことこんなところで書いてはいるけど、まあ何かと不便でもあるし、こっちのBlogサービスに移転しようかとかちょっと試してる最中。
たしかに検索やらコメントやら、いろいろ便利ではあるんだけど、困ったところもあるし、なにより土地くらいならまだしも母屋まで借りるのはちと居心地が悪い。
しょうがないので、またしても自前でサーバを立てようかとか考え始めて、とりあえず MovableType を自宅のLinux マシンにインストールしてみる。使えそうではあるけど、運用まで考えるとやっぱり面倒だなぁ。

リモコン

エアコンのリモコンに引き続き、テレビのリモコンが壊れた。とおもったら、別のリモコンからの操作もできないので、本体側がおかしくなったようだ。
RD-X3も最近調子がおかしいし(リモコンコードがいつの間にか切り替わっている)、RD-X1もだいぶ前から怪しいし(DVD-R を焼くと失敗する)、ソニーだけじゃなくて東芝も壊れやすいなあ。ちなみに買って2年半ほど。
すぐそばで一日30本以上タバコを吸ってたら、東芝じゃなくてもおかしくなりそうな気もしますが。

03/12/10

『グインサーガ外伝18 消えた女官』栗本薫

本屋で見てシリーズタイトルに笑ってしまった。
すいません、それだけです。まだ中身は読んでません。

『伽姫草紙』士郎正宗

おねぇちゃんポスター集ですな。
これまでは一応ファンだからということで、絵だけのものも極力買うようにしていたんですが、私はしろまさの漫画のファンであって、絵のファンではない(デジタル化直前の『攻殻１』(雑誌掲載版)あたりの頃までの絵はまだしも、デジタル化してからはなんか面白みがなくなってきてませんか)わけだし、漫画復帰もチトなさそうだし、甘やかしちゃいかんよねということで、買いませんでしたという話。
もっとも買わなかった一番大きな理由は、でかすぎて(A3) 持って帰るのが面倒だったからなので、そのうち日和ってしまうかもしれません。

『腕木通信』中野明

『パヴァーヌ』で重要な役割を果たす腕木通信の紹介。ありがとう、つぐ。まだ読んでなかったらごめんなさい。感想書いてしまいます。
舞台は『パヴァーヌ』と違ってフランス。ちなみに実用化はフランスが最も早くて、イギリスのものはフランスから(こっそり)輸入したもののようで。
1793-1855年、フランス革命期からナポレオン帝政を経て3世の第二帝政期頃の話。なるほどナポレオンの支配は腕木通信による情報の速さというのが、重要な要素だったのね。という話はナポレオンに興味がある人には常識なのかな。

腕木通信とは何ぞや？という方は著者のサイトの腕木通信のページで見てください。

((一応)情報工学出身の私からみると)用語がちょっと怪しいんじゃないのというところがあったり(区切りの符号の喩えにHTML のタグを出したり、通信のエラー訂正をデバッグに喩えたり)、元資料のせいかもしれないけど説明が不整合起こしてませんか？というところがあったり、異常時のプロトコルの説明が抜けてたり(例えば、通信相手先が寝てたり、壊れてたりした時、バッファリングするのか？エラーで停止を送信元に返すのかとか)、現代的通信ネットワークの起源だといおうとする根拠がちと恣意的というかむりやりだなあとか(現代的通信ネットワークの起源というか源流であることに異を唱えるつもりはありませんが)、比較の対象としてインターネットを引き合いにだすのなら、その間の通信技術史も含めて説明しないとトンチンカンになりませんかとか、なかなか突っ込みどころが多いんですが、あまり知られていない腕木通信の紹介として、技術史的に興味深い本でした。

1838年に実用化された電信技術が1850年には早くもドーヴァーを海底ケーブルで越えたりしてるらしいですが、その頃断線対策とか増幅とかどうしてたのだろうなぁとか、電信の普及時に当然反論としてあがる電線を切断されたらどうするのという話を本書ではあっさり流しているけど、どう対策したんだろうかとか、別の方向にも興味が行ってしまった。

03/12/09

『魔術の歴史』エリファス・レヴィ/鈴木啓司訳

「魔術は、(中略)信仰と理性、科学と宗教、権威と自由という一見相反するかに見えるこれら二項を、完璧に異論の余地なく結び合わせるのである」

なるほど理想はすばらしいと思いますが、(自称)敬虔なカトリック教徒の方なので、プロテスタントを含む異教排撃やカトリック的位階制による選民的思想はなかなかいま読むとつらいものがあることよ。1860年の著作なので歴史的誤認はまあしょうがないものとしても。
魔術師などの逸話や、星気光の扱いなどネタとしてはそれなりに使えるかもしれません。

以下ネタにもならないメモ。

(モンティパイソンの)「スペイン宗教裁判」で必ず数を間違えるのは数秘術に関係があるのかしらんとかふと思ったが、多分ないだろうな。

『ハガレン』は私はもう見てませんが、あれで錬金術師が鋼鉄の義手義足をつけてたりしますが、かのパラケルスス(16世紀の錬金術師・医師)も蝋で義肢を作ってつないだりして、なるほどある種伝統なのね、とか。もっとも『ハガレン』ではあの義肢は「錬金術」によるものではないようですが。

のぞみ潰える

火星周回軌道への投入が、最終的に断念されたそうで。
だいぶ前から無理っぽくはあったけど、なんとも間の悪いことであるよ。

03/12/07

朝食

別に正月の準備というわけでもなく餅を買ったので、朝食にぶたちーもを作ってみる。
全国的にあるのか知らないが、豚バラ(今日はベーコンで代用)、餅、チーズを焼いて卵で包んだ鉄板焼きである。
餅がイメージより大きくて卵にうまくつつまらなかったという本質的な問題はあったものの、まずかろうはずもなく。チーズがちょっと少なかったかな。

スリザーリンク

気分的に暇だったので、久しぶりにスリザーリンクを作ってみる。

スリザーリンクのルール、とき方はニコリのサイトのこちらを参考にしてください。

03/12/06

『パルムの樹』

2001年作品ですが観てなかったので WOWOW 放送の折に。
公式サイト

童話的、装飾的なデザインはなかなか面白いなあとは思いますが、それだけかなぁ。

ちょっと脚本がだめなんじゃないのというのが正直な印象。
登場人物の動機付けの説明が不十分、あるいはおかしくありません？という感じで話がわかりにくいし、感情移入もできない。
シーンの繋ぎもおかしく感じて、もうちょっとためが必要だろうと思ったところであっさり切り替わったり、逆に意図がわからないシーンが挿入されたり。

2時間超の作品なのに全体に説明不足で、まるでテレビシリーズをダイジェストで映画にしましたという感じ。まあ実際最初の企画はテレビシリーズだったようですが、それがぽしゃった後、映画公開にこぎつけた執念が逆に仇になったのでは。

# 最近とみに記憶力が落ちているので、私が観ながら説明を忘れているだけかもしれません(苦笑)

樹の根がうにょうにょと伸び狂うさまはさすが『AKIRA』作監のなかむらさんというところでしょうか。なかむらさんが『AKIRA』で具体的にどのシーンを担当されていたかは知りませんが。

ウルヴス×キングス

ファウルの少ない引き締まった好ゲーム。流れが大きくあちこちに変わる中、追い詰められたウルヴス KG の2連続スリーで、OT。あまり確率はよくないのに、流石スーパースター。
なんと4試合連続の同一カード OT 突入は NBA 新記録ですか。
最後はちょっとスプリー×ビビーのミスマッチを突かれたり、ふっとディフェンスが抜けたりしたキングス、18試合ぶりのホーム敗退だそうで。まだウェバーも戻ってきてないしなぁ。

マジックは18連敗のフランチャイズ記録ですか。T-Macも相当お疲れのようで。

03/12/04

『冥途』内田百��

夢の話ばかり続けて読んだせいか、何かしらこちらもぐんにゃりした気分。

やたら黄昏時に土手を二人連れで歩いているようなものが多くて、なるほど確かにいかにも夢的なシチュエーションなんだけど、これはこの作品あたりの引用の歴史をどこかしらで見ているからなのか、それとも「夢」というものの基本形なのかしら。

新潟アルビレックス

殊能氏のページで「Jリーグの新潟アルビレックス」とあったので、JBL(バスケ)のスーパーリーグだよなあとバスケファンのわたしは思ったのだが、調べてみたら「アルビレックス新潟」というJ リーグチームがあるんですね。サッカーには興味がないので知りませんでした。母体が同じなんでしょうけど、それにしても微妙な違いだ。公式サイトも .co.jp と .com の違いだし。地元民(に限らないが)が話するときややこしくないですか？

03/12/03

『黒の貴婦人』西澤保彦

神戸三宮センター街のジュンク堂が行きつけの本屋なのだけれど（行きつけってもこちらにとってだけで、向こうは知ったこっちゃないが）、この本屋の本の配列がものすごく悪くて、いつもいらいらするんですが、店舗拡大して神戸一？になっても全然変わらなくって、これは体質なんだろうなぁと。

いや何が言いたいかというと、西澤保彦はわりと好きで、新刊が出たら買うように（すぐ読むとは限らないが）してるんですが、今年でてたうちの2冊（『神のロジック人間のマジック』『リドル・ロマンス』)は出ていたのに気づかなくて、確保できていなかったことがつい先日わかってがっくりしたという話。これもこの話がなかったら出てるのを見おとしていた可能性が高いし。

中身についてはまあいつもどおりの飲み友達4人組の話で、特に良くも悪くも。

このシリーズってあちこちの出版社から同時に同設定で出てるけど、編集者的にはそういうのありなんですかね？珍しいような気が。
どうせ混乱しているんだから、いっそのこと出版社ごとに微妙に設定の違うパラレルワールドにするとかすれば、さらにらしかったのに。

03/12/02

水炊き

おでん 4日の次は鍋 4日（くらい）と自分でもわけのわからないコンボに突入してしまったんですが、野菜以外の材料を買ったところで白菜を見たら、どうも品薄だったようでどこにいっても半玉 88円とか高め。失敗したなぁ。

まあ、薬味に柚子果汁、カンズリ、柚子コショウと三つも買って1300円も使った人間が白菜ひと玉88円と半玉88円の差に憤るのは、どう考えても間違ってますが。

『巷説百物語』『続巷説百物語』京極夏彦

単行本で買ったきり 4年と2年もほったらかし。京極夏彦のファンを自称するのはやめにしときます。

妖怪というものとミステリー的要素の絡め方、筋立て、相変わらずうまいなぁと感心。

昨日読んだばかりの『見世物研究』の呑馬術はじめ見世物関係の話が出てきて、これだからあれこれわけのわからない本を読むのは止められないなあと。

アニメ版はまだ2話までしか見ていませんが、30分に収まるわけのない原作をきれいに切って捌いて別の話にうまくまとめていると思います。ちゃんと原作の意図みたいなものが汲み取れているかと。

アニメ版でちょっとだけ不満なところが、元ネタの絵（『絵本百物語－桃山人夜話』）の引用がないんですよね。冒頭で見せておかないといけないと思うんだけど。

03/12/01

『妄想代理人のすべて・・・は教えられない』

え～と 10分じゃほとんどわからないよ。
毎回主役も代わるようなので、紹介は難しいわな。
面白そうではあるので、見る予定ですが。

おでんうどん

おでんを作りながら、そういえばおでんって他の鍋と違って最後の〆みたいなのがないな、うどんとか合うかもとか思っていたら、ちょうど殊能氏のページでおでんうどんなるものが紹介されていた。

柚子こしょうと醤油をどんぶりに入れて、おでんの出汁を注ぐ。うどんの麺をいれて、具を乗せていただく。
まあ、考えてみたらまずいわけがないメニュー。
おでんといえば辛子だけど、柚子こしょうもなかなか。

『東京ゴッドファーザーズ』

ということで、『妄想代理人』で思い出して、調べてみたらいつの間にか神戸でも上映していたので、さっそく。
映画館に行った後で今日は映画の日だということに気づいて、なんとなく釈然としないながらもラッキーかなと。

で、みました。

いや、むちゃくちゃ面白かったです。
三人のホームレスがクリスマスにゴミ捨て場で赤ちゃんを拾って、その親を探すという話なんですが、まず脚本がさすが信本敬子、うまい。シーンのつなぎ、全体の起伏、台詞回しと、実に見事。
演出もいい出来。ぱっとみアニメである必要ってあまりないような内容なんだけど、アニメだからできる嘘のつき方がうまいなぁ。例えばアクションシーンなんか、実写でやったら変に比重がかかりそうなところ、うまく流れを壊さず出来てるんじゃないかと。

東京ゴッドファーザーズ公式サイト

今日の漫画雑誌

街に出たついでに本屋へ。いろいろと普段買わない漫画雑誌を買い込む。

「YOUNG KING OURS」普段買っているのは実はこれだけ。「HELLSING」「ピリグリム・イェーガー｣「エクセルサーガ」など読んでる作品は今一番多い雑誌かも。

「コミックビーム｣普段は買ってないけど、これだけまとめて買ったついでに。唐沢なをきが表紙で目に付いちゃったし。

「IKKI」普段は買ってないけど鬼頭莫宏新連載ということで。巨大ロボットものとはまた意表をついて、どうも全然違うものになりそうですが。

「コミックフラッパー」普段は買ってないけど、まとめて買ったついでに。目当ては小原愼司の「二十面相の娘」。

「コミックブレイド臨時増刊 GUNZ」小路啓之が読み切り掲載ということで。

さてここで問題です。後ろの三冊に共通する点は何でしょう？

まあ、大した話じゃなくて、「アフタヌーン」で連載していた漫画家で、好きな人に限ってなんか最近はよその雑誌に行っているので、フォローするのが大変なんですけど、という話。

というわけで、まとめて買いすぎて目的のもの以外はほとんど読んでないので、これは読んどけってのがあったら教えてほしいなと。

『見世物研究』朝倉無声

曲芸、畸形、珍獣、細工物など江戸期に行われた「見世物」の分類と紹介と、まあ面白いんですが、江戸期の各文献の渉猟が中心で、文化史的な考察がないとか、明治期以降がほとんどフォローされてないとか、いまいち食い足りないところではある。
出版が昭和3年だからしょうがないですけどね。

ところで見世物の話なだけに「香具師」という単語が頻出するんですが、毎回頭の中で本来の意味に変換してやらないといけなかったのは、われながらげんなり。

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