くぼ しゅんこう
久保 竣公
若手幻想文学の旗手(山嵜)。
昭和26年10月に『蒐集者の庭』で文化藝術社主催の第二回本朝幻想文学新人賞を受賞しデビュー。
「眉墨でも引いたようなくっきりとした細い眉と、きついが涼しげな目元。細面の、どちらかといえば美男子である。髪の毛も如何にも手入れを怠っていないぞと云わんばかりに整えられている。整髪料の香りがする」(関口)
指を欠損するらしく夏でも手袋をしている。
住居は国分寺。駅からは遠く小平や小金井に近い。
『狂骨の夢』より
作品数は『蒐集者の庭』『匣の中の娘』(未完?)のほか1、2作程度。