某NHKは
例えば、例えばですよ。三菱自動車なりSONYなりが
ニュースのスポンサーになっているとしましょう。
そしてそのニュース内で
「○○調査団はパジェロで現地入りし・・・」だの
「スペースシャトル内の映像はソニーのデジタルビデオで全世界に発信され・・・」
等とアナウンサーが発言したら、視聴者からの苦情電話がテレビ局に殺到するでしょう。
「報道に商品の宣伝を挟むとは何事だ。」というわけですね。
ところがこれを堂々とやるのが日本放送協会NHKです。
機会さえあればニュース内に「ハイビジョン」という単語を執拗に執拗に挟み込みます。
「両陛下は珍しい○○をハイビジョンの鮮明な画面ででご覧になり・・・」や、
「宇宙飛行士の○○さんは大気圏外の映像をハイビジョンカメラで撮影し・・・」
とか例を挙げたら本当にキリがありません。
ハイビジョン開発にはNHKもかなり深く関わっていたはず。ひょっとして
ハイビジョンテレビが1台売れるとNHKにいくらか回る
ようになっているのでしょうか?
そうでないにしても公共放送が特定の規格に肩入れするのは
良くないことのような気がします。
きっと国民から集めた受信料金を投入して開発したハイビジョンが
「ほら、こんな所で役に立ってますよ〜。」と
一生懸命アピールしているのでしょうね。世間に普及しきれていない事に対する
責任を回避するために。
(2000.02.17)