35話「決闘ナイナイ星! エモン親の仇と狙われる!!」


シップで宇宙を行くエモンたち。
モンガーはシップの後方に何者かがいるような気がしていた。
しかし、通信しても応答はなかった。
その時、アステロイド群が迫ってきて危機一髪に陥る。

だが、何者かがアステロイドを破壊して助けてくれた。
その助けてくれた人はクエ星人のムエという名前だった。
彼は「エモン」という名の地球人を探していて、
エモンに敵討ちまでの残り時間があと24時間だと告げるのだった。
しかし、当然エモンに心あたりはない。
あわてて逃げ出すエモン。

目の前にあった、立ち入り禁止の星に逃げる事にした。
その星は静まり返っていて、だれもいなかった。
だが、ムエもこの星に来ていた。急いでシップの元へ
戻るエモンたちだが、シップはムエによって移動させられていた。
ムエは超能力が使えるのであった。

次の日の朝。
エモンとモンガーは酒場にいた。
そこへ、ムエがやってきて、エモンの為に銃を置いていった。

再び逃げるエモンたち。
その時、ゴンスケが現れ、シップを見つけたと言った。
シップに到着し、出発しようとするがムエにスタータ回路を切断してあった。

死にもの狂いで逃げるエモンたち。
しかし、テレポートのし過ぎでモンガーの声が枯れてしまう。
そこへムエが追いかけてきた。

エモンは敵討ちとはどういう事かと聞く。
ムエは父の仇だといった。
そしてエモンにホログラフを見せた。
それは900年前の地球だった。クエ星人が屋根の上で吠えている。
そこへヨリマサという人がやってきて、そのクエ星人を殺したのだ。
エモンは自分ではないと言うが、ムエは聞く耳をもたず、
あと14分といって去っていった。

そのとき、エモンたちの元へスペースパトロールのロボがやってきた。
エモンたちはわざと逮捕されようとするが、
ロボはエモンたちがこの星の伝染病に感染している事を告げる。
そして、このナイナイ星は破壊処分となり、2時間42分後にミサイルが到着するという。

そして、ついにエモンたちのいる星にミサイルが発射されるのだった。

<つづく>


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