日記(2001年7月)


2001年7月1日(日)

バイオのパワーアップを行いました。 新製品のMaxtorの100GBハードディスクと、PentiumIII 1GHz(Slot1)を購入しました。
100GBのハードディスクはfdiskのバグのため、fdisk上では30GBとしか表示されなかったので、 Windows2000上でパーティションを切りました。FAT32とNTFSでフォーマットしたかったので、 32GBをFAT32に、残りをNTFSでフォーマットしました。 これで標準の40GBと合わせて合計140GBと、超大容量を手に入れる事ができました。 あと、システムを全部入れ替えました。Windows98SEをリカバリしてから Windows2000をインストールしましたが、非常に面倒です。 なんか、前よりWindows2000が不安定になった気もします。

CPU交換では、元のPentiumIII 750MHzはCPUファンがついておらず、マザーボードにファン用コネクタもありません。 PentiumIII 1GHzのリテール版はCPUファン付きなので、電源を調達しなければならず、 結局、電源分岐コネクタを買ってきました。最初、ハードディスクの電源から分岐しようかと 思っていたら、コネクタが出っ張りすぎてケースが閉まらなかったので、 増設したDVD-ROMの電源から分岐させるようにしました。 前モデルのR71(R61)ではちゃんとCPUファンコネクタがあったのに、R72(R62)では消えてるのは何故?
CPU交換して、ベンチマークを取ってみました。確かに速くなってはいますが、 体感的にあまり速くなった気はしません。 CPUファンの音は、電源ファンの音があまりに大きいので、ぜんぜん気になりません。

 ★ ★ ★  HDBENCH Ver 3.30  (C)EP82改/かず ★ ★ ★ 
M/B Name      
Processor   Pentium III 751.58MHz[GenuineIntel family 6 model 8 step 1]  
Cache       L1_Data:[16K]  L1_Instruction:[16K]  L2:[256K]
VideoCard   NVIDIA RIVA TNT2 Pro (Sony - Japanese)  
Resolution  1024x768 (32Bit color)  
Memory      391,872 KByte  
OS          Windows 98 4.10 (Build: 2222)  A   
Date        2001/06/29  15:49  

   ALL  Integer   Float  MemoryR MemoryW MemoryRW  DirectDraw
 18601    30145   31681    12738   10536    18924          42

Rectangle   Text Ellipse  BitBlt    Read   Write    Copy  Drive
    26733  21191    3978     266   24025   20553   17630  D:\100MB
Pentium!!! 750MHzのベンチマーク

 ★ ★ ★  HDBENCH Ver 3.30  (C)EP82改/かず ★ ★ ★ 
M/B Name      
Processor   Pentium III 1002.10MHz[GenuineIntel family 6 model 8 step 6]  
Cache       L1_Data:[16K]  L1_Instruction:[16K]  L2:[256K]
VideoCard   NVIDIA RIVA TNT2 Pro (Sony - Japanese)  
Resolution  1024x768 (32Bit color)  
Memory      391,872 KByte  
OS          Windows 98 4.10 (Build: 2222)  A   
Date        2001/06/29  16:13  

   ALL  Integer   Float  MemoryR MemoryW MemoryRW  DirectDraw
 19978    40215   42254    12739    8949    17589          42

Rectangle   Text Ellipse  BitBlt    Read   Write    Copy  Drive
    27356  22102    6358     267   24025   20541   17718  D:\100MB
Pentium!!! 1GHzのベンチマーク

ほかに、無線LAN関連機器も購入してますが、それはADSLが開通してからリポートします。 なお、ADSLモデム・スプリッタは6月27日に福山通運で、フレッツ接続ツール等は6月29日に郵便で到着しました。


2001年7月8日(日)

7月2日にフレッツADSLが開通しました。
一応、7月3日工事で7月4日0時から利用開始だったのですが、 7月2日に試しに繋いでみたら繋がったので、そのまま使いました。

最初は普通にフレッツ接続ツールを使って接続確認をして、それから無線LANの設定を行いました。 パソコンには静的にIPアドレスを割り当てたのですが、その際の設定が説明書になく、 すこしクライアントの設定に苦労しました。 要は、ゲートウェイとDNSサーバーのアドレスにルータのIPアドレスを割り当てれば良いだけです。

最初Windows98SEで計測サイトで計測したところ、500kbpsでした。うちは収容局から4km以上 離れているため、こんなもんかと思ってましたが、Windows2000で計測してみたら、800kbpsまで出ました。 Windows98SEもMTUの設定等を行ったら同じくらい出るようになりました。 なお、好調な時は900kbpsを超えることもあります。最高は1.1Mbps(ルータ接続)。
リンク速度は、ADSLモデム(S型)の裏技(後ろのボタンを押しながらスイッチを入れて、ブラウザで192.168.1.1を指定、 ID・パスワードにrootと入力する)を使って調べてみると、上り 512Kbps 下り 1248Kbps となってましたので、妥当といえるでしょう。 下りが若干遅くなってますが、この距離では健闘していると思います。 もしかしたらノイズフィルタを入れるともっと良くなるかもしれません。

スピードテストの最高速度時の画像
ブロードバンドスピードテストで最高速度を記録した時の拡大画面
ADSLモデムのリンク速度画面 ADSLモデムのバージョン情報
ADSLモデムのリンク速度の表示 ADSLモデムのバージョン情報

ブロードバンドという事で、高ビットレートのストリーム動画を見てみました。 700kbps以上はほとんど紙芝居で、500kbpsはかろうじてOK、300kbps以下は問題なく見れたように思います。 もっとも、サーバーによって速度はかなり変わるようです。

ルータ経由なのでRealVideoは標準の設定ではTCPになってしまい、300kbpsちょっとでも映像が途切れてしまいます。 ルータの設定でUDPのポートを指定してみたところ(airstationのページに出てる7070ではなく、6970-7170を設定) 、ちゃんと再生できるようになりました。

WindowsMediaPlayer7.1も同様にUDPポートを調べて設定しましたが、有効になってないみたいです。 (どう表示されていれば有効になっているのかよく分からないし) まぁ、こちらは300kbpsでも問題なく再生できるので良いのですが。

無線LAN機器ですが、メルコの無線ルータWLS-L11S-L(LANカード接続の無線LANアダプタWLI-PCM-L11付き)と、 USB接続の無線LANアダプタWLI-USB-L11、さらに10Base-T機器を無線LANに接続できる新潟キヤノテックのRF-100Eを購入し、 WLI-PCM-L11をVAIO、WLI-USB-L11をFMVに接続して使用しています。RF-100EはFreeBSD搭載のPC-9821または、 今月発送されてくるPlaystation2 Linux Litに接続する予定です。(ハブ経由にするかもしれない)

無線化によっての速度低下はみられません。ルータは1階、VAIOは2階に置いてありますが、受信状態も良好です。

しかし、一つ大きな問題が発生しました。電話が掛かってくるとADSLのリンクが切れてしまいます。 この症状は結構有名なもののようです。多くの場合が保安器の問題らしいのですが、 うちも同様な原因かどうかは分かりません。とりあえずNTTに連絡して、確認してもらってます。


ADSL導入で、外向きのサーバーでもと思って、既にPC9821にインストールしてあったFreeBSDを設定し直して、 KDEを立ち上げたらクラッシュしてしまいました。
FreeBSDやLinuxはクラッシュしてしまったら修復が困難で、知識もないのでどうもできません。 再インストールしようとしても、途中でエラーで落ちてしまいます。 上手に不良個所を避けてパーティションを切れば大丈夫なのかな?


VAIOホームページにWindows2000用MEPG2エンコーダボードドライバの修正パッチが公開されました。 前から特に問題なく使えてたので、バージョンアップしてもあまり変わらなかったです。 アナログDV変換の機能を追加してくれ〜。
少し前にDVgateの大幅な修正がありました。Ver2.1〜2.3まで対象で、ファイルも10MB近くある大規模な修正でした。 うちのはアップグレードしたVer2.1ですが、このパッチを当てたらVer2.3になってしまいました。 不都合も修正してあるし、ボタンの名前も日本語になってて分かりやすいです。


2001年7月15日(日)

更新日付のルール変更について
今まで、テレホーダイを使用していた事もあって、更新は大体深夜0時ごろ行われていました。
そのため、例えば7月15日に作成したページは7月16日としてアップしていました。
しかし、ADSL導入で常時接続状態になったため、更新時間はまちまちになってしまいました。
そこで、今後は更新日付を作成した日付と同じとします。
また、今までは1日の更新は1回のみでしたが、今後は随時変更しますので、1日に何度も更新される事もあります。


7月4日に「LUPIN THE THIRD first tv. DVD-BOX」が限定3万セットで発売されましたが、一瞬で売れてしまったようです。 買おうと思ったら、どこの店にも置いてなかったので、結局インターネット通販で買いました。 欲しいものは必ず予約しなくちゃ駄目ですね。
「新ルパン」も12月5日にDVD26枚組・10万円で発売されますが、さすがにこれは買う気になりません。 丹内司さんの回だけ欲しいんですが…。


注文していた「Playstation2 Linux Kit」が14日に届きました。 しかし、Sync on Green対応モニタがないため、インストールもできません。 なんでも、インストールさえできてしまえば、MSXのようにテレビ画面で表示させる事も可能らしいです。 640×480ドットに限定されるそうですが、Xもいけるとの事です。
それと、Linuxの使用するパーティションを40GB全部使うようにしないようにすれば、 残りの部分をハードディスク対応ゲームで使用する事ができるらしいです。 ハードディスク用のユーティリティーが付属しないため、管理は面倒になりそうですが。


2001年7月22日(日)

「千と千尋の神隠し」初日の1回目に見に行きました。 それにしても客が多かった。上映45分前でぎりぎりで座れたので良かったですが。
内容的には昔の宮崎アニメのようによく動いて、話も良かったです。 宮崎アニメの上位に位置する傑作だと思います。
興行収入も「もののけ姫」を超えそうで、「山田くん」の大失敗を取り戻せそうです。


かなり前に注文していた「DVDit! PRO for VAIO」が送られてきました。 不都合が見つかって、出荷が遅れていましたが、これ以上待たせる訳にはいかないと思ったらしく、 一部不都合が残ったまま出荷したそうです。 残っている不都合は、MPEGオーディオからドルビーデジタルに変換する際にノイズが出たり、 音と映像がずれたりする事らしいですが、 うちでDVDを制作する時にはあまり関係ない内容です。
早速インストールして使ってみました。ソフトの不安定さは相変わらずで、何回か落ちました。 背景やボタンの画像はLE版と全然違うのが入ってました。LE版の画像をバックアップしとけばよかった。
PE版の追加機能であるドルビーデジタルエンコードやチャプターをつけてみました。 ドルビーデジタルは最大256kbpsまでエンコードできます。 エンコードで多少音質は落ちますが、サイズが小さくていいです。(PCMの1/4以下)
チャプターをつける作業は操作性が悪くて、正確な位置にチャプタポイントを作るのは難しそうです。
スクィーズが使える機能は「DVDit! for VAIO」と同じで、1ディスクで4:3か16:9か選択する必要があります。 動画ひとつひとつで画面アスペクトが設定できれば良かったのですが。


「FINAL FANTASY X」買ってきました。FFは本当に久々で、実はFF1とFF2を途中で投げ出した以来だったりします。 とりあえずやってみましたが、本当に画面が綺麗です。まだまだ先は長そうですが、少しづつ進めようと思います。 ちなみに、FFXの一部はドルビーデジタルサラウンドEXを採用しているそうです。 また、ハードディスク対応ですが、PS2 LinuxKitのハードディスクでも使えそうです。 うちのLinuxKitはモニタが使えないため、フォーマットしてないのですが、 フォーマット済みであればちゃんとインストールできそうです。 「HDDユーティリティーディスク」だけ欲しい。

PS2用ハードディスクですが、内蔵型の方がかなり良いですね。 コンパクトだし、追加電源も必要ないし。 外付けだと置き場所に困りますね。専用縦置きスタンドがでましたが、 専用横置きスタンドも出して欲しい。横置きだと本体の上にハードディスクを乗せるのは駄目です。


日記(2001年8月)


2001年8月23日(木)

1ヶ月ぶりの更新です。

ついに、あの名作アニメ「ユンカース・カム・ヒア」のDVD&ビデオ発売が決定しました。 バンダイビジュアルから12月21日発売、DVDが7,800円、ビデオが12,800円です。 幻のパイロットフィルムも収録されるとか。更にDVDにはサントラCDが特典で付くそうです。 今ではサントラCDも入手が困難なので、貴重かも。(僕は探して買いました)


ようやく「FINAL FANTASY X」終わりました。
50時間かかってしまいましたが、後半かなり寄り道してしまったため、
最後のボスは召喚獣のオーバードライブ4発くらいで倒してしまいました。
まだ集めてないアイテムとかあるんで、もう少し遊べそうです。
ただ、辞書を4冊取り忘れてるので、再プレイしないと取れそうに無いです。

FFXはハードディスクに対応してますが、PS2 Linux Kitのハードディスクで使えました。 ただ、Linuxをインストールしていない状態ではインストールできませんでした。
Linuxがインストールしてあって、Linux用のパーティションで40GB全部使っていなければ、 普通にインストールできます。
ただ、削除はパーティションごと削除しないと駄目だと思います。
ハードディスクはディスクキャッシュで使われていますが、 そんなに効果があるとは思いませんでした。


PS2LinuxKitのインストールを、今までSync on Green対応のモニタが無いのでできませんでしたが、 Sync on Greenコンバータをいうのを2万円ちょっとで ラリタンコンピュータの通信販売で見つけたので購入してみました。
これはSync on Greenの信号を普通のモニタで写せる信号に変換する装置で、一応うちのモニタで写りました。
しかし、白色のところが紫色に寄っていて気持ち悪いです。Sync on Greenの機器で緑色に寄るというのは 聞いたことありますが、紫っていうのは聞いたことないです。
Sync on Greenは同期信号をRGBの緑(G)に乗せている方式ですが、どうやらこのコンバータで 不要な信号をカットしてくれてるみたいです。(残っていると緑色になる) しかしながら信号をカットしすぎているのではないかと思います。 (光の三原色で赤緑青が混ざると白になりますが、緑が弱いと紫になります)

仕方ないので、インストール後に出力をNTSCに変えてテレビで表示してます。 これだとテレビのオーバースキャンで画面の上下左右が切れて使いにくいですが、 どうせtelnetでパソコンからログインするから関係ないです。

まだPS2Linuxをインストールしてほとんど何もやってません。
今まで動かないとされていたPostgreSQLを動かす方法が見つかったみたいなので、 挑戦してみようかと思います。 あと、Mozillaは動かないみたいですが、ブラウザはKDEかGNOMEを入れたら付いてるし、 今度ACCESSという会社がWebブラウザのPS2Linux用のバイナリを試用版でリリースするらしいです。


2001年8月25日(土)

PS2LinuxにApache1.3.20とPHP3.0.18(国際化版)、PHP4.06、PostgreSQL7.1.3を インストールする事に成功しました。正常に動作しているようです。
とはいえ、普通にインストールすれば問題なく、 PostgreSQLだけはソースを少し修正すればOKなだけでした。

ACCESSから無料配布され始めた 「NetFront ver3.0 for PS2Linux」を試してみました。
まだalpha2ですが、はっきりいって使い物になりません。 これならKDE付属のブラウザの方がよっぽど使えます。 ただ、NetFrontは日々アップデートされ、良いものになっていくと思います。 もっとも、PS2Linuxでわざわざブラウザを動かすメリットってあまりないと思います。

そういえば、最近PS2Linuxの詳細な話題がようやく雑誌などに載るようになりましたね。
「C Magazine」の最新号とか、 impress PC Watchの8/23の記事8/24の記事MYCOM PC WEBの8/24の記事に最新の話題が載ってます。
いままでの記事はほとんどキットの内容とかだけでしたが、今回のは割と詳しい内容まで書かれてくるようになってます。
MYCOM PC Web > impress PC Watch > C Magazineの順で内容が濃いと思います。

話は変わりますが、PCからPS2Linuxにログインするには当然、接続する線が必要ですし、 PS2Linuxからインターネットに繋げたいと思うのは当然だと思います。 うちはフレッツADSLをルータ接続していて、インターネット接続するにはルータに接続しなくてはなりません。 PS2はルータと有線接続できないくらい離れているので、無線LANで接続しています。 それを可能とするのが、以前購入した新潟キヤノテックのRF-100Eです。 これは普通のLANを無線化できるもので、値段は高いですが非常に使えます。


「スタンリー・キューブリックDVD-BOX」を買いました。以前出ていたBOXより数倍グレードアップしています。 これはキューブリック7作品を新仕様で収録したもので、単品も出ています。 このBOXのうち、「アイズ・ワイド・シャット」以外のマスターを新しくし、 「ロリータ」「アイズ・ワイド・シャット」以外の作品が新たに5.1ch化されていて、 「アイズ・ワイド・シャット」には吹替音声が収録されています。 そして、「2001年宇宙の旅」は待望のスクイーズで収録されています。 また、BOXには貴重なドキュメントを収めた特典ディスクが付いています。

うちにあるキューブリック作品で重複するのは「2001年宇宙の旅」「シャイニング」「時計じかけのオレンジ」 「アイズ・ワイド・シャット」です。 このうち、「2001年宇宙の旅」「アイズ・ワイド・シャット」は旧盤は特別版で特典が入ってましたが、新盤は本編だけのようです。 「シャイニング」は旧盤は全長版でしたが、新盤は短縮版になっています。 旧盤で処分できるのは「時計じかけのオレンジ」だけか…。


2001年8月26日(日)

PS2LinuxのWebサーバーを一時的に公開しようと思って、 前から登録してあったダイナミックDNSサービス(dyndns.org)を使ってみようと、 PS2Linuxから自動更新しようと、いろいろ探してみました。

dyndnsに 各種変更ツールが登録されていて、一番有名なのはDD-UPやez-ipupdateですが、 なんか落ちてるみたいなんで、ipcheckというのにしてみました。 ddclientていうのでも良かったんですが、設定が難しそうだったのでやめました。

ipcheckは毎回、専用のサーバーに接続してから更新するので、 ルーター接続でもグローバルアドレスを意識する必要がありません。 そのかわり余分なパケットが増えてしまいますけど。
cronで15分ごとにIPアドレスをチェックしてIPアドレスが変わっていれば 自動で更新されるようにしました。

ちなみに自前サーバーのアドレスはhttp://www.yato.dyndns.orgです。
ちなみに、うちのメルコのルータでこのアドレスを指定すると、ルータの設定画面が表示されます。 LAN内でもうまく使えれば良いんだけどな。YAMAHAのルータはできるという話を聞いたことがありますが。
一応、この問題はプロクシを経由する事で解決できます。


日記(2001年9月)


2001年9月15日(土)

現在、トップページから順次HTMLの記述をHTML4.01準拠に修正し、スタイルシートも使用するように変更を行っています。
トップページにリンクが張ってある3つのサイトで文法の確認を行っています。 特にAnother HTML-lint gatewayは 厳密なチェックができるので重宝しており、このperlスクリプトをPS2 Linuxにインストールしたりしています。 このサイトでできるだけ100点満点がとれるように修正しています。
また、タグ挿入型エディタのHTMLエディタHTML Maker AZUKI でもチェックが行えるので、最初にこれでチェックしています。HTMLエディタとしてもなかなか良い出来なソフトです。
HTMLの修正作業で最も大変なのが<P>タグの処理です。よくある間違いで有名な<P>タグですが、 今までずっと改行に使用していました。本当はこれは間違いで、段落の最初に書くのが正しい書き方です。 また、省略できますが、段落の最後には</P>を記述します。
もうひとつ厄介なのはブラウザの互換性です。ブラウザによってタグやスタイルシートの解釈が異なるため、 それに合わせるのが一苦労です。
このページでは、「Microsoft Internet Explorer4.0x以降、NetscapeNavigator4.7x以降に対応」と書かれていますが、
通常チェックに使用しているのは、

で、参考に

でもページによってはチェックを行っています。
Internet Explorer 3.02は完全にスタイルシートに対応している訳ではなく、バグも非常に多いのですが、 極力全部のブラウザで同じように表示できるように考慮しているつもりです。


うちのPC98なんですが、改めて調べてみると知らなかった事が結構有りました。
まず、内蔵ハードディスクはPC9821As3/Ap3からE-IDEになっているため、 従来の540MB以上の4.4GBまで増設可能でした。(全然知らなかった)

それと、今CPUを高速なものに変更してますが、元々PC9821As3は ライトバックエンハンスドi486DX2搭載で、ライトバック機能がBIOSでサポートされています。 しかし、インテル製以外のCPUを増設した場合ライトバック機能がOFFになってしまうとの事。
そこで、ライトバック機能をON/OFFするユーティリティ( A-Mater'sにあります) を使用してMS-DOSやWindows95使用時に ライトバック機能を有効にしてみました。体感的には特に変わった気はしません。

また、PC9821As3等に標準搭載されているグラフィックアクセラレータのVision864と 標準ドライバは非常に高速で、他のCバス接続の高性能グラフィックカードと同等の ベンチマークを叩き出します。(おまけにX Window(XFree86)に結構対応している)
しかし、このWindows95用ドライバは640x480の256色、フルカラー、1024x768の256色、 1280x1024の256色しか使用できません。
ところが、DirectX3やX5では、DirectDrawのドライバは一新され、 デバイスドライバが勝手に書き換えられます。 この新しいドライバが隠しで800x600モードとハイカラー(16bit)に対応しているらしいのです。
(この情報もA-Mater'sにあります) これはかなり嬉しい情報で、PC9821As3をメインで使っていた時期にこの情報を知ってればなぁと 思ったりもしました。
しかし、この技を使って不都合が出る場合と出ない場合があるらしいです。 うちのマシンでは800x600のフルカラーと1024x768のハイカラーでは画像が変に出力されてしまいます。 また、解像度ごとに左右に画面がずれてしまいます。つないでいるディスプレイは、 解像度ごとに画面をずらす事ができないので、ちょっと面倒です。


PC9821As3の内蔵ハードディスクが4.4GBまで増設可能と知り、今340MBだったのを、 ソフマップで中古で売っていた3.2GBのベアドライブに入れ替えました。 As3の内蔵ハードディスクは特殊なケースに入っていて、今回はそのIDEハードディスクの 部分だけを入れ替えます。 これにとりあえずWindows95を入れて、残りにFreeBSD(98)4.3R-Rev01を入れてみました。 今までは外付けSCSIハードディスクに一生懸命入れようとして失敗していましたが、 内蔵ハードディスクにしたら全然問題なくインストールできました。
FreeBSD(98)4.2R-Rev01のCD-ROMは持っているのですが、4.3Rは持ってないので、 FTPからダウンロードしたので、かなり時間がかかりました。 それでも、ADSLは結構速かったです。
一通りインストールが完了して、X Windowの設定を行って ウィンドウマネージャにKDEを入れてみました。4.3RのKDEパッケージは 前のバージョンとは見た目が少し変わっていて、アンチエイリアスがかかっていたり、 色がカラフルだったり、とても美しくなってます。 しかし、そのため動作がとんでもなく遅くなってしまったため、他のウィンドウマネージャに 変更してしまいました。KDE好きなのにな。


東広島にあるシネマコンプレックス、Tジョイ東広島。 ここではDLPシネマによるデジタル上映が行われていて、今まで「千と千尋の神隠し」がデジタル上映されていました。 9/15から「ファイナルファンタジー」のデジタル上映が始まるとの事で、14日に「千と千尋の神隠し」 を見に行ったのですが(行くのに道に迷ったりしましたが)、残念な事にデジタル上映されてませんでした。しかも、音は悪いしピントはずれるし最悪でした。 13日の新聞広告にはデジタル上映となっていたので、フィルム上映は14日からだったのでしょうか。悲しい・・・。


アメリカの連続テロ事件、凄かったですね。映像がインパクトありすぎです。映画も真っ青ですね。 (アルマゲドンでは世界貿易センターは隕石があたって穴が空いてたっけ)
2001年9月11日は歴史的な日になりそうです。
今後公開予定だった映画も影響が出ているようです。 来年公開の「スパイダーマン」は予告編やポスターに世界貿易センターが登場するため、上映中止等になったり (インターネットで見られるところは僅かだがある)、多分本編も変更になるのでしょう。
同じく「メン・イン・ブラック2」も世界貿易センターが登場する予定だったため、内容を変更する模様です。
日本では「ダイハード3」の放送が中止になりましたね。NYでのテロの話だからそりゃマズいですよね。 WOWOWでも何作品かの放送変更があったようです。

「スパイダーマン」の世界貿易センター
「スパイダーマン」予告編より。これはマズいでしょう。

「アルマゲドン」の世界貿易センター
「アルマゲドン」より。現実の光景とあまり変わらないのが恐ろしい。


映画「カウボーイビバップ 天国の扉」を見ましたが、これ面白いです。 TVシリーズと同じノリで楽しめますし、空中戦やアクションシーンが動くこと動くこと。 空中戦では「マクロスプラス」を思い出しちゃった。(スタッフ同じだし)
相変わらず菅野よう子の音楽も最高です。沖浦さんのオープニングも浮いてたけど良かった。
今ならYahoo!ムービーで予告編が見れます。 公式サイトにあるRealVideoの最大500kbpsではなく、Windows Media Videoの最大1Mbpsの 高画質で見る事ができます。
それにYahoo!ムービーの方はストリームが「StreamBox VCR」というソフトで保存できます。
「StreamBox VCR」って何って?今月の「ネットランナー」を見るべし。


2001年9月16日(日)

DVDオーサリングツール「DVDit! PRO for VAIO」の最新版が届きました。
7月下旬に暫定版が送られてきていましたが、それの修正版との事です。
バージョンはどちらも同じ2.3.3でした。 前に不都合のあった箇所がちゃんと修正されているかは確かめてませんが、 大丈夫でしょう。
他に、特に不都合として出てませんでしたが、暫定版では音声と動画を別々に エンコードした場合にチャプタを設定すると、最終的にずれるという問題があったのですが、 修正されているかどうかは確認してません。
また、今回の修正版が送られてきた際に、Tシャツとマウスパッド、マニュアルも付属していました。
マニュアルを見て初めてチャプタポイントの移動の方法が分かりました。
あと、暫定版では収録されているテンプレートが少なかったのですが、修正版ではちゃんと全部入っているようです。
ちなみに、「DVDit! PRO for VAIO」と「DVDit! PE」は同一のものです。価格差が10万円以上あるので非常にお得です。
「DVDit! for VAIO」ユーザーは買っといた方が良いでしょう。「DVDit! for VAIO」ユーザーじゃなくても注文できそうですが。

「DVDit! PRO for VAIO」でエンコードできるドルビーデジタル(Dolby AC-3)のビットレートは、128kbps〜256kbpsまでの5種類。 一応、規格最高ビットレートの448kbpsまでプルダウンに出てくるが、グレーアウトされてあって、選択できない。 オーディオチャンネルは1/1(デュアル/モノラル),1/0(モノラル),2/0(ステレオ)の3種類。
1つのディスク内では音声はPCMとドルビーデジタルの混在はできない。
ちなみに、「DVDit! for VAIO」ではAC3ファイルのインポートが可能らしいが、AC3エンコーダが一般に販売されていないし、 「DVDit! PRO for VAIO」でもAC3ファイルを出力する事はできない。
また、MPEG2エンコード機能も付いているが、極めて遅く最高8Mbps(CBR)までしか扱えないため、TMPGEncを使ったほうがマシ。

「DVDit! PRO for VAIO」起動画面
「DVDit! PRO for VAIO」起動画面


最近の日記のページに画像を貼り付けるようにしました。 今までテキスト中心の軽いページを心がけていましたが、 今後は多少重くなるかもしれません。 とはいえ、貼り付ける画像のサイズには注意を払っていますので、 影響は少ないかと思います。


2001年9月27日(木)

「となりのトトロ」DVDをゲットしました。
今回から収録がプログレッシブ(24F)になってました。嬉しいなぁ。
今まではハイビジョンマスター、スクィーズ収録で転送レートも高かったのに、
画質面での唯一の不満がプログレッシブ収録ではなかった事でした。
しかし、今回からプログレッシブ収録みたいなので、 これからの主流となるデジタルテレビでも綺麗に表示できます。
ちなみに、音声は2.0ch日本語ドルビーデジタル(ドルビーサラウンド)448kbps、英語2.0chドルビーデジタル(モノラル)384kbps、 画像のビットレートは9〜10Mbpsと、かなりの高レートとなっています。
音声のリミックスもやってくれたらもっと良いのに。今までリリースされたジブリ作品でリミックスされた作品って1つも無いんですよね。 (一応「カリオスオストロ」の城が擬似ステレオ化はされていたが)

再発売された「未来少年コナン」も買いましたが、こちらもプログレッシブ収録で、画質は良好です。
以前のDVD-BOXと比べてかなり画質は向上しているようです。


密かにMicrosoftのサイトにInternetExplorer6正式版がリリースされていたので、インストールしてみました。
バージョンが大きく上がってる割にはIE5.5とあまり変わらない気もします。
新機能の画像だけを表示するときにウィンドウに合わせて縮小したり、 ある程度大きな画像にカーソルを合わせると保存用の小さなウィンドウが出たりする機能は、 邪魔なのでOFFにしてしまいました。
IE6にアップして良くなった事といえば、ツールバーが固定できるようになった事と、 Cookieの管理が細かくできるようになった事くらいか。
しかし、LinuxのrpmパッケージをダウンロードしようとするとRealPlayerが起動するのは何故なんだ?


「スペシャルコレクション ターミネーター2特別編」のDVDですが、 うちのDVDプレイヤーDVP-S501Dでは一部で画面が一瞬固まってしまう場面がありました。 PS2だと問題ありませんでした。
このソフトは劇場公開版、特別編、拡張特別編の3バージョン収録してあって、 巧みに画像を切替ながら再生しているみたいなのですが、これがうまくいってない箇所があるようです。
古いDVDプレイヤーだから仕方ないのかなぁ。


2001年9月30日(日)

Tジョイ東広島という映画館で「FAINAL FANTASY」を見てきました。
このTジョイ東広島という映画館は日本で7館しかないDLP設置館で、 「FAINAL FANTASY」をDLPによるデジタル上映をしているのは日本で4館しかありあません。
「FAINAL FANTASY」はフルCGによる映画なので、フィルムを一切介さないデジタル上映がベストです。
DLPによるデジタル上映は非常に鮮明で、今までのフィルム上映とは全く違った映像でした。 フィルム特有のキズが全く無く、ロールチェンジによる映像の乱れも皆無。当然パンチマークも入りません。
プロジェクター特有の黒浮きも全然気にならず、色彩も非常に綺麗に出てました。 DVDの鮮明映像をそのまま拡大した感じという感じです。
CGの出来も凄く、話の内容はともかく、映像で楽しむ事ができました。

その後、「千と千尋の神隠し」もデジタル上映していたので、そちらの方も見てみました。
「千と千尋の神隠し」は今回3回目で、実は前にデジタル上映しているかと思ってTジョイ東広島に 行ったものの、フィルム上映でがっかりした事がありました。
その時の上映は最悪で、フィルムは痛んでるし、画像はボケるし、音は雑音だらけでした(どういう訳かドルビーデジタルではなかったようだ)。
最初に見たのは広島宝塚ですが、こちらは立派で、画像もよく(初日だった事もあるだろうが)、音響もドルビーデジタルサラウンドEXで良かったです。
ですが、今回はデジタル上映で、フィルムとの差を見せつけられました。 とにかく輪郭がクッキリしていて、鮮明。暗い場面もよく見えます。 音響はたぶんDLP上映用のデジタルディスクリート音声。
ちょっと気になったのは、赤系統の色の中にある輪郭線がややガタガタになってしまっている事。 これはコンポーネント信号が4:2:2で記録されていた場合に起こる現象に似ています。 ハードディスクに記録した時に現れたのでしょうか? もっとも、この現象はアニメ以外には気になることは少なく、あまり問題にはならないと思います。

とにかく、フィルムに対するDLPの優位性は明らかです。 元々の情報量はフィルムが勝るが、公開されるフィルムは明らかに劣化し、 公開中にもフィルムは劣化していく。それに対してDLPシネマはまったく劣化しない。 現在導入館は僅かしかありませんが、 来年公開予定の「スターウォーズ エピソードII」で一気に導入館が増えるだろうと思います。
ちなみに、デジタル上映はDLPのほかにD-ILAというものあります。

また、家庭用にもDLPプロジェクターが発売されています。 ホームシアター用のDLPプロジェクターもいくつか発売されていますが、 PLUSのPianoは実売30万円ながら、かなりの高画質を見せるようです。
これからは、家庭用プロジェクターも液晶よりもDLPか?


日記(2001年10月)


2001年10月14日(日)

WindowsXPを搭載したVAIOの冬モデルが発表になりました。 やはりほとんどの機種がWindowsXPパッケージ版発売前の10月下旬に発売になります。
今回のモデルの目玉はC1でしょう。あらゆる点でグレードアップしています。 特に液晶画面の解像度アップとMPEG2ハードウェアエンコーダは大きいと思います。
前モデルのVAIO C1の液晶画面は1,024x480ドットで、今回は1,280x600ドットになっています。
WindowsXPでは縦の解像度が480ドットでは不足するため、高解像度化されるとは思っていましたが、 これは嬉しいんじゃないんでしょうか。画面の大きさ自体はほとんど変わってないので、 凄く見にくい気もしますが。
実は、今回のWindowsXP搭載のR505を狙ってたのですが、 スペックが前モデルと全然変わってないようなので、止めておこうかと思います。

今回のモデルは全てWindowsXP Home Edition搭載で、Professional搭載の機種はありません。 前モデルでWindows2000搭載モデルはXP Professionalになるかと思ってましたが、なりませんでしたね。 高い割にメリット少ないし、この選択は正しいと思います。

ちなみに、現在の使用中のVAIO R72にはWindowsXP Professionalのアップグレード版をインストールしようかと思います。
でも、アップグレードするのはEasyCD Creator5の対応が確認されてからにしようと思います。 Norton Internet Security2001は有償アップグレードしないとXPに対応できないみたい(Windows200 SP2でも動作が怪しいんだけど)。
他のアプリもWindowsXPで不都合出そう。


プロジェクターの購入を考えています。
プロジェクターでホームシアターは映画ファンの夢。ですが、プロジェクターは高すぎて・・・・。てな感じですが、
最近になって、30万円を切る魅力的な製品が登場してきました。
PLUSのPiano(HE-3100,オープン(実売\298,000))、 ソニーのCineza(VPL-HS1,オープン(実売30万円以下))、 松下のカジュアルシアター(TH-AE100,11/1発売,\248,000) 等です。
ソニーと松下のは液晶で、PLUSのはDLPです。個人的には液晶のブラックマトリックスが気になってしょうがないので、 DLPに惹かれています。しかし、DLPには単板DLP独特のカラーフリッカー(カラーブレーキングノイズともいう)が 見えるとか疲れやすいとかいうし。しかもカラーフリッカーは見える見えないに個人差があるらしいです。
自分がカラーフリッカーが見えやすいか確認しようかと思って、デオデオ本店に行ってみました。 デオデオ本店には昔プロジェクタールームがあって、暗い環境で視聴できていたのですが、改装の時に無くなってしまいました。 一応、YAHAMAのDLPプロジェクターのDPX-1が置いてあったので見てみましたが、カラーフリッカーは分かりませんでした。 しかし、周りが明るすぎるため、あまり参考になりませんでした。

ちなみに、impress AV watchの記事は、 Pianoはココ、 Cinezaはココ、 カジュアルシアターはココです。
PianoとCinezaは製品レビューです。

昔、10万円台の液晶プロジェクターの購入を考えましたが、これは止めといて良かったかと思います。 デオデオ本店でシャープの液晶コビジョン(XV-C1)やソニーのCPJ-A300を視聴しましたが、 あまりに画素がハッキリ見えてまともに見れたものではなかったのでした。
ちなみに、液晶コビジョンの画素数は単板式18万画素、CPJ-A300は単板式の30万画素。 Cinezaの3板式144万画素に比べたら差は歴然です。
18万画素(単板なので解像度は300x200ドット程度)、 30万画素(解像度420x240ドット)ではNTSCの解像度(720x480ドット)に遠く及ばず、 字幕等が極めて読みにくいのです。
Pianoは単板で50万8,800画素ですが、光の3原色の構成方法が液晶と違い、時間差を利用したものなので、 液晶の3板式でいうところの152万画素相当という事になります。


2001年10月15日(月)

10月17日発売の「千と千尋の神隠し」絵コンテ集を入手しました。
「紅の豚」の時もそうでしたが、このシリーズ、発売日より前に店頭に並んでいるみたいです。
内容ですが、宮崎監督の絵が昔と変わってますね。
腱鞘炎のせいかとは思いますが、線に力が入ってなくて荒く感じます。
また、本編のキャラクターが安藤さんの手によるものなので、絵コンテのキャラクターは絵がだいぶ違ってます。
湯婆婆がカメハメ波を打つ場面はちゃんと絵コンテに「ドラゴンボール風」と書かれていたのには笑ってしまいました。


2001年10月16日(火)

今更ですが、ローソンのジブリ美術館のCMがダウンロードできる所があります。 ローソンの公式ホームページですけど。 LOW(124KB)とHIGH(676KB)の2種類あって、普通にクリックしたらストリーミングですが、 うまくやればダウンロードできます。
しかし、残像が激しいですね。もうちょっと綺麗にしてほしかったです。
このCMって、金曜ロードショーの最後でも流れてましたね。でもローソンのCMではなかったと思いますが。
このローソンのCMって東京でしか流れなかったのでしょうか?

また、だいぶ前にスタジオジブリが製作した「アサヒ旨茶」のCMもありましたが、 ここでちょっとだけ画像が見られます。
内藤剛志の会議室編のジブリ版ってこんなのだったんだ。1回も見れなかった。
内山理名の渋滞編のジブリ版も数回しか見てない。


今度、割と近くにTSUTAYAが開店します。
TSUTAYAはDVDレンタルが充実しているので楽しみです。
実はDVDレンタルのためにTSUTAYA皆実町店(広島)の会員になったのですが、 家から遠いので、1回しか利用しませんでした。
あと、関係ないですが、TSUTAYA幕張本郷店(千葉)の会員にもなってました。
どちらも有効期限が切れてますが。

TSUTAYAのホームページでは、 会員番号を登録していると、在庫の確認ができます。検索は遅いですが。
なかなか良いシステムだと思います。
昔はほんの一部の店舗しかSPEやワーナーのタイトルを扱ってなかったのですが、 最近は多くの店舗が扱ってるみたいですね。
TSUTAYA以外のビデオレンタル店もDVDレンタルを始めてますし。


2001年10月20日(土)

DLPプロジェクターのPLUS Vision「Piano」を注文しました。
スクリーンはOSの掛図式ホワイトマットの80インチ(4:3)。
「Piano」はどこで購入してもPLUSから直接配送され、同価格なので
PLUS-Visionのオンライン販売でも良かったのですが(パートナー経由の通販でも結局オンライン販売からの注文となる)、
スクリーンが、通販ではなかなか見つからず、見つかったのが楽天「アシベ電機」で、
この店は「Piano」のパートナーにもなっているので、この店経由で注文しました。
この店で「Piano」を購入すると特典が付くと書かれてましたが、何がつくか不明です。
配送は、PLUS VisionとOSから別々に直接配達されるようです。
「Piano」は発送から翌々日に到着するので、24日到着予定です。スクリーンは分かりません。
VAIOからDVIで接続してみるもの考えている。ビデオカードを新しくしなくちゃならないが。

「HiVi」の2001年11月号に
「永遠のザ・ライバル 人気の小型高画質プロジェクターが激突
  プラスビジョン PIANO vs ソニー CINEZA」

というのが載ってるらしいですが、
まだ見てません。これらの機種の説明は10/14の日記に書かれています。


2001年10月21日(日)

今日の「特命リサーチ200X」見ましたか?
今日は宮崎アニメの人気の秘密を科学的に分析する内容で、 内容もまあ、それなりに納得できるものでした。大塚康生さんも見れたし。
紹介されたテクニック自体はアニメの技法では基本ですが、 宮崎監督はその使い方が群を抜いて上手いという事なのです。
特に、宮崎アニメの動きとレイアウトは非常に興味深いものがあります。
番組内でも紹介されていた「知覚像」ですが、 宮崎監督のレイアウトには消失点が2つ以上あると言われ、
その歪んだ感じが良いのです。
アニメーターが自分の担当したシーンを書く際に、 そのシーンのレイアウトを起こしますが、 宮崎作品では監督の絵コンテを拡大コピーして、 それを参考に原画家がレイアウトを起こしているのです。

また、アニメーションの動きというのは、枚数とタイミングによって決定され、 そのタイミングはアニメーターの感性で決定されます。
宮崎作品で凄いのは、宮崎アニメのアニメーションのタイミングが全て宮崎監督の タイミングに統一されているという事なのです。
「もののけ姫」までの宮崎作品では原画1枚1枚チェックし、修正を入れていました。
「千と千尋の神隠し」ではその作業を安藤雅司作画監督に一部任せたものの、 タイミングのチェックは熱心に行っていたようです。
しかし、「千と千尋の神隠し」の多くの部分のタイミングは安藤作画監督の タイミングに合わされ、今までの宮崎アニメとは若干異なっています( 千尋が釜爺と初めて会う場面は、独特なタイミングのアニメーターが原画を描き、 ほとんどタイミングの修正が行われてないので、このシーンは宮崎監督のタイミングでも、 安藤作画監督のタイミングでもありませんでした)。
今ままでの宮崎アニメは動きが素早いというか、パパッと動いていた感じですが、 「千と千尋の神隠し」はそれを継承しつつ、もう少しゆったりとした動きとなっています (シーンによって違っていますが)。

アニメーションのタイミングについては奥が深すぎるので、語るほど詳しくありませんが、
例えば「名探偵コナン」のような独特な動きをするアニメと 「未来少年コナン」の大塚康生のダイナミックの動きと 宮崎駿の繊細な動きが同居した作品を比較するものおもしろいと思います(タイトルも似てるし)。

番組で紹介していた、手前の背景と後ろの背景が違う速度で動くって奴(アニメ用語では密着マルチ)って、 出崎統監督の「家なき子」の最初の方の方が凄かったと思ったりして。 ずっと見てると気持ち悪くなりそうですが。


2001年10月25日(木)

注文していたDLPプロジェクター「piano」が24日に到着しました。 同日にスクリーンも到着したので、早速見てみました。
まず思ったのが綺麗という事でした。3m離れればドットは殆ど見えなくなるし、 色も鮮やかで、輪郭も割とクッキリしています。
でも、さすがにVHSの絵は汚いです。
単板DLPで問題とされるカラーフリッカ(カラーブレーキングノイズ)は、 黒バックの時に視線を動かすと見える事がありますが、 さほど気になるほどでは無かったので良かったです。
映像ソースはやはりDVDの映画が相性が良いです。
内部でプログレッシブ処理をする関係で、字幕が時々櫛型になるコーミングノイズが 出ていますが、これは一部のプログレッシブ出力対応DVDプレイヤーでも発生する事だし、 パソコンでDVD再生したものを表示させれば、この現象は起こらなくなるようです。
これで色々映画を見てみたいです。


2001年10月27日(金)

先日購入した「piano」の購入特典が届きました。
他の「piano」の代理店である逸品館では 映像ケーブル1本が購入特典だったので、
アシベ電機さんも色差ケーブルか何かだと思っていたら、 なんと「ダイナソー」のDVDが送られて来ました。
なるほど、フルCGのこの映画、実際に映画館でDLP上映もされていたので、
「piano」と相性抜群という訳ですね。アシベ電機さんありがとう!
ちなみに、アシベ電機さんはトミーズ雅さんの豪邸にホームシアターを設置したそうです。

NTT東日本がフレッツADSLの8Mbpsプランを発表しました。
価格も現行の3,100円もままで、従来の1.5Mbpsは2,900円に値下げ。 12月から開始するそうです。
NTT西日本でも8Mbpsプランを検討中との事ですが、必ずやると思います。
また、マラインプラスをNTT東西にしていると1割引になるとの事。

あの堤幸彦監督によるカルトドラマ「トリック」が、 来年1月に帰ってくるそうです。しかもスペシャルではなく、レギュラーシリーズみたいです。 嬉しいな〜。
12月21日にはスペシャルDVD(メイキング?)が発売になるそうですよ。


2001年10月27日(土)

10月25日に開店したTSUTAYA 隅の浜店に行ってきました。
事前にTSUTAYA onlineで DVDレンタルの品揃え等を確認しておきましたが、今一歩といった所です。
会員になっても無いのにその店の在庫検索ができるのは、 TSUTAYA onlineの会員登録の際に入力するTSUTAYA会員番号のところの店番号を 変えてやるだけで検索できるようになるからです。
この店のDVDレンタルではアニメがほとんど無かったのが不満です。
やっぱり広島で最強なのは皆実町店なのかなぁ?
今、オープン記念でレンタル料金が90円だったので、2本程借りてきました。


2001年10月28日(日)
QV-3000EX
カシオ「QV-3000EX」
デザインはちょっとダサいが、画質・機能は申し分ない

デジカメを買いました。
カシオのQV-3000EXです。 ソフマップで定価88,000円が29,799円となっていたので、購入しました。 この機種、後継機のQV-3500EX が出たため、生産完了となっていて、型落ちになっているため、格安になっていたのだと思います。 しかし、QV-3500EXはQV-3000EXとさほど違いがなく、QV-3000EXを買った方がお得です。
QV-3000EXの基本スペックは、334万画素、3倍光学ズーム、2倍デジタルズーム、 液晶画面搭載、USB接続端子搭載といったところで、このスペックで 3万円以下はかなりお買い得だと思います。
ただ、このセットには専用USBケーブルとCFカードは付属されていないので、 別途購入する必要がありました。
すると、デオデオでスタートキットという専用USBケーブルと8MBのCFカードが セットになったものが定価1万円が2,500円になっていたので、購入しました。
早速、適当に写してみましたが、やっぱり綺麗ですねぇ。
裏技で60秒の開放もできるみたいで、夜空の撮影にも威力を発揮するようです。
あと、カメラのファームウェアがVer1.002だったので、ホームページからVer1.003のファームウェアを ダウンロードしてカメラのファームウェアをアップデートしました。


日記(2001年11月)


2001年11月2日(金)

DLPプロジェクター「piano」で色々映画を見ていますが、 少し暗部の粒子状のノイズやカラーブレーキングノイズが気になっていたので、 ケンコーのND4フィルターの46mmのものを買いました。 「piano」はレンズが引っ込んでいるし、当然フィルターの溝も切ってないので、 レンズの前にそのまま置きましたが、フィルターの縁が写ってしまいました。 とりあえず、フィルターの下に小さな物を置いて縁が写らないように調整しました。
フィルターはもうちょっと大きめのものが良さそうです。
フィルターを使うと、当然画面が暗くなりますが、 眩しさが軽減されるので、目が疲れなくなります。 また、粒子状のノイズもカラーブレーキングノイズの軽減されたように思います。 しかも、黒がより沈んでくれるようになって、効果はかなりありました。


2001年11月20日(火)

「もののけ姫」のDVDをフライングゲットしました。
3枚組なので、パッケージはどうなっているのかと思っていたら、
トールケースが2つくっついていて、本編ディスクと特典ディスク(1,2)が
それぞれのケースに入っていました。
3枚組だけあって、収録分数は多いですが、ほとんどが本編および絵コンテです。
その他の特典は劇場予告だけですが、LDに収録されたもの(13種約18分)より 増えていて、19種約26分になってました。
5.1chで制作された予告編もちゃんと5.1chで収録されていました。
また、インターナショナル版は英語音声を選択した時のみミラマックスのロゴが表示され、 オープニングやエンディングが英語版に変わります。

「『もののけ姫』はこうして生まれた」も買いました。ビデオ版と比べるとずいぶんコンパクトです。 価格も半分以下だし。こちらはまだ見てません。
こちらのパッケージもトールケースが2つくっついています。


スピルバーグの「A.I.」のDVD版が2002年3月8日にワーナーホームビデオより 2枚組で発売になる事が決まりました。
ワーナーの2枚組モノはトールケース2つを紙で巻いてあるだけのものでしたが、 今回は変えて欲しいです。
初回限定スペシャルパッケージと書かれているので、期待はできそう。
と、思ったら「ドクトル・ジバゴ」の2枚組は普通でした。


2001年11月28日(水)

昨日から新型のワーム「BADTRANS.B」に感染したパソコンからと思われるメールが多く届いた。 1日に8通届くというのは「NIMDA」よりひどい。
幸い、ノートン先生が検出してくれているが、皆さんちゃんと対策してくださいね。
このワームは感染したらキャッシュされたデータからもメールアドレスを拾うらしく、 ホームページを開設している人は特に多くメールが送られるみたいです。


日記(2001年12月)


2001年12月9日(日)

ソニーが珍しく、VAIOのGigaPocket拡張機能であり、
秋発売のVAIO RXシリーズに採用したDVDビデオ作成ソフト「Simple DVD Maker」 のダウンロード版を無償提供するとの発表がありました。
そこで、早速ダウンロードしてインストールしようとしましたが、 DVDit!がインストールされていないというメッセージが表示され、
インストーラーが終了してしまいました。
自分のマシンにはDVDit! PEがインストールしてあるのですが、
どうやらDVDit! LEのレジストリを検索して、そこに書いてあるパスにファイルが 存在しているかチェックしているようです。
そこで、DVDit! LEのレジストリ情報のパスをDVDit! PEのものに書換えると、 インストールができました。

この「Simple DVD Maker」というソフト、本当にシンプルです。
まず、メディアのサイズを設定して、GigaPocketのビデオエクスプローラから ビデオカプセルをドラッグ&ドロップして、「MAKE DISC」ボタンを押すだけです。
メニューも自動で作られます。

しかしながら、GigaPocketにかなり依存しているソフトで、
うちのVAIOのMPEG2エンコーダボードがDVD-Video準拠ではないので、
そのままキャプチャしたものは使用できません。
そこで、TMPGEncでエンコードしたMPEGファイルをGigaPocket用のダミー情報をつけて GigaPocketで書き戻したらうまく作成できました。
しかも、16:9でエンコードしていれば、ちゃんと16:9のまま作成してくれます。
やはり16:9と4:3のソースの混在はできないみたいですが。
24Fのままでの書き込みは確認してませんが、できないかもしれません。
自動で作成されるメニューには動画の冒頭部分が表示されますが、 大抵動画の冒頭は黒なので、イマイチです。

このソフトって、GigaPocketさえあれば、DVDit!がインストールしてあると思い込ませる(レジストリを少しいじる)だけで、
DVDit!がなくてもCD-RやCD-RWにDVD-Video規格で書き込む事ができると思います。
そこまでしてDVD-Videoを作りたい人もいないと思いますが。


2001年12月22日(土)

待望の「ユンカース・カム・ヒア」のDVDが21日にようやく発売され、前日の20日に入手しました。
思えば、劇場公開から6年。ビデオ化までの道のりは長かった。
さてこのDVD、BOX仕様で豪華解説書と幻のサントラCDが封入され、
映像特典として劇場予告編と幻のパイロットフィルムが収録され、文句なしです。
画質もしっかりしていて、ちゃんと24Fのスクィーズ収録でした。
2層への切替も実にスムーズで、はっきりいって場所が分かりませんでした。
音声はジャケットにはドルビーデジタル(ステレオ)となってますが、
実際にはドルビーデジタル(ドルビーサラウンド)で、サラウンドフラグもちゃんと入っています。
以前、NHK-BS2で放送されたバージョンとは、最初にDVD版では「文部省選定」と出るところと、
エンドクレジットが若干異なってました。

しかし、幻の作品とされるだけに出荷数も少なく、幻のDVDと化してしまう可能性もあります。
欲しい方は早めに購入された方が良いかと思われます。
この作品を見たことない人も是非見ることをお勧めします。
良いですよ〜。ナイスなクリスマスプレゼントになること必至?!

余談ですが、「ユンカース」のサントラCD、2年前に東京で必死に探して入手しました。
他に、ドラマCDと主題歌シングルもなんとか入手できました。


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