日記(2004年1月)


2004年1月10日(土)

DVDレンタル「ぽすれん」
  「ぽすれん」は12月1日にサイトのリニューアルが行なわれました。
が、サイトの重いのはあまり変わらず、livedoorと統合するためにサーバーやデザインを変更しただけのようです。
あと、12月になって配送が遅いなと思っていたら、今まで発送が1日2回だったのが1回になったためのようです。
うちの場合、郵便局の午前投函と午後投函では到着に1日差があるので、結構大きかったりします。

新FOMAとアプリ
 NTTドコモの新FOMA「900i」シリーズが発表されました。機能的に505iに並び、今後はFOMAをメインとして展開するようです。
とはいえ、エントリーモデルはMOVAで出すんでしょうが。
 色々新サービスが発表されてますが、個人的にはほとんど興味なし。
iアプリが500KBになったのは少し気になりました。なかなか面白そうなアプリが出てきそうな感じ。

 なお、FOMAの新iアプリはプログラム最大100KB+スクラッチパッド(データ領域)最大400KBという構成。
vodafoneの256KBVアプリはプログラム最大200KB+データ領域最大200KB(両方で256KB以内)となってますが、
端末内に置いたファイルにもアクセスできるので、実質データは無限に使えます。
実際、「BIOHAZARD THE MISSIONS」は容量200KBですが、追加で合計700KBくらいのデータをダウンロードします。
 しかも、Vアプリは50KB〜256KBアプリまで仕様が公開されているので、かなり自由なフリーソフトが作れそうです。
 auは冬モデルからEzアプリ(Java)がフェイズ3となり、従来の最大50KBから最大150KB+データ領域最大210KBに拡張されました。
機能は256KBVアプリとほぼ同じらしい。
Ezアプリ(BREW)はバージョン2.1から最大300KBとなり、ゲーム向きの機能も追加になった。が、BREWは個人で開発がやりにくいし、
KDDIはBREWに1本化するらしいので、フリーソフトに期待できない。
 なお、VodafoneもVGSでクアルコムのチップを採用しているので、BREWは使えるはずだが、採用する気はないらしい。

 コンテンツ課金はドコモは月額制しかなく、FOMAから最高\500/1ヶ月となる模様です。最悪。
なお、Vodafoneとauは従量課金制と月額制の併用となってます。やっぱりアプリは従量課金制の方が安心できます。

 これだけコンテンツがリッチになっても、Vodafoneのパケット機以外は著作権ありデータをメモリカードにコピーできない仕組みになってます。
Vodafoneのパケット機(J-SH51,SH52,SH53,V601SH,V801SA)では著作権ありデータでも「カードにコピー可」となっていれば
暗号化されてメモリカードに移動できます。ただし、本体へ書き戻す時は書き出した時と同じ電話番号でないといけません。
この仕様はシャープ端末だけの仕様かと思っていたら、三洋のV801SAも同じ仕様となったので、Vodafone共通の仕様のようです。
V801SAはW-CDMAでUSIMカードというのが採用となっていますので、同じ端末を使っていても、書き出した時と同じUSIMカードが差さってないと、
書き戻せないようです。逆をいえば、別の端末でも同じUSIMカードが差さっていれば書き戻せる事になります。(たぶん)


2004年1月12日(月)

今年の携帯電話情勢
 2003年は1年前はごく一部しか採用していなかったQVGAやメモリカードが当たり前となり、
1年前はまさかと思われていた2メガピクセルカメラやオートフォーカスなどが採用になるなど、携帯電話の端末が相当な進化を果たした年でした。
2004年は、端末よりもインフラ、第三世代携帯電話による各社サービスの競合が起きるものと思われます。
 auは昨年から始まったCDMA1xWINの定額制を活かしたコンテンツが増えてきそうです。
まず考えられるのは、音楽配信。以前にも音楽配信のサービスは行なわれてはいますが、失敗しています。
しかし、現在は「着うた」ブームなど状況は少し異なり、今回はいけるのではないでしょうか。
 更に長時間の動画コンテンツのダウンロード配信やストリーム配信も行なわれる気がします。
 ドコモのFOMAやVodafoneのVGSも今年から本格的に始動します。いろんな秘策を考えている事でしょう。おもしろくなってきました。
定額制に関しては、今年中にVodafoneが追随してくるかもしれません。W-CDMAでは相当苦しいでしょうが。
もっとも、今のauもCDMA2000 1xやcdmaOneで定額制になってる地域もあるので、多少は苦しいんでしょうけど。

 インフラ面では、auは当面CDMA1xWINで使われている800MHz帯のCDMA2000 1xEV-DO(下り最大2.4Mbps)で進化はいったん止まるようです。
2GHz帯のCDMA2000 1xEV-DOも行なっていくようですが、本格的には使うつもりはないようです。
 FOMAは2GHz帯のW-CDMA(下り最大384Kbps)に加え、800MHz帯のW-CDMAを今年にも開始予定。
また、現在リリース99仕様のW-CDMAを、春頃にリリース2000にバージョンアップする予定です。
さらに、パケット通信を現在のATM網からIP網へ2004年度末までに変更する予定です。
更に2005年にはW-CDMA版のEV-DOであるHSDPA(下り最大14.4Mbps)を開始予定。本当に全部できるのか不安になりますね。
なお、IP網への対応については、既にauはCDMA1xWINで実現、VodafoneはVGSで実現しています。
 Vodafoneは2GHz帯のリリース2000のW-CDMAのエリア拡大に専念。
パケット通信は最大2Mbpsにまで上げるそうですが、時期は明らかにされていません。HSDPAについては情報なし。当分やる気がないのでしょう。
Vodafoneが採用しているクアルコムのチップも2004年にHSDPA対応のMSM6275が出荷予定ですが、
GSMに対応していないので、採用の可能性は低そう。
なお、Vodafoneが計画している最大2Mbpsのパケット通信は5MHzの帯域を複数束ねる方式のようです。
FOMAは2MbpsはやらずにHSDPAをやるようです。どっちも端末の電池が心配ですね。

 国際ローミングについては現在、同じ端末が海外でも使えるのはVodafoneのVGS、auのグローバルパスポートのみですが、
今年はauではクアルコムの新チップMSM6500がEV-DOとGSM/GRPSに対応するので、対応した端末が出そう。
そうなれば、VGSで唯一カバーできていない韓国もカバーできるようになるので、エリアでは優位になりそう。
料金はVGSが安くなりそうですが。ローミング契約の問題もいろいろあると思う。
 FOMAも今年中にGSM対応端末を出すようですが、機種数は僅かになると思います。ローミング対応機が多数出るのはVGSだけだと思います。

 端末面では、GPSについては、auはほぼ全モデルが採用してますが、Vodafoneもクアルコムの新チップMSM6250がgpsOne対応となるため、
GPSを載せてくると思われます。FOMAはよく分かりません。
テレビ機能はデジタル放送がまだ始まってないのと、電池の問題から、Vodafoneから数機種アナログチューナー内蔵のものが出るだけだと思います。
FMラジオ機能は三洋は今後のau端末には載せると思いますし、他メーカーやキャリアでも出るかも。
Bluetoohは今年復活すると思います。でも残念ながらあんまり需要がない気がします。
また、デザインに関しては色々なものが出てきて面白くなりそうです。
 電池には進化してもらいたいんですが、あまり期待できそうにないです。
どのキャリアも待ち受け時間300時間以上でできるだけ軽い端末を出して貰いたいものです。

TMPGEnc DVD Author 1.5 AC-3 機能拡張プラグイン
 去年の12月10日からTMPGEnc DVD Authorでドルビーデジタル(AC-3)のエンコード、デコードが可能となる機能拡張プラグインが発売になりました。
価格はダウンロード版が\2,980(税別)と、意外と安いです。ただし、今回からインターネットによるライセンス認証が行なわれるようになりました。
この辺は仕方ないのでしょう。
 まだあまり使い込んでませんが、デコードができるようになったので、プレビュー等に音声が付くようになり、便利になりました。
ただ、おまけで付いているプレイヤーが若干不安定なような?
 なお、このプラグインは春に発売予定のTMPGEnc 3.0 Xpressでも使用できるようになるそうです。


日記(2004年2月)


2004年2月2日(月)

V801SH
 本日Vodafoneから3G携帯電話V801SHが発表されました。かねてからの噂通り、100万画素カメラでTVコール未対応でした。
要するに、昨年春に発売されたJ-SH53を3G対応にしただけという端末です。
 しかも搭載チップの影響からか、256KBVアプリではなく、100KBVアプリとスペックダウンとなってます。
それでも発売は新FOMAが全部発売済みの4月上旬以降とかなり先。かなりがっかり。
元々、この端末は去年夏に発売される予定がインフラ整備の遅れ等で年末に延期になってましたが、
 それでも間に合わず、こんなに遅くなってしまったようです。シャープにとってVGS端末が初めてとはいえ、
3G端末の開発ってこんなに時間がかかるもんなんですかねぇ。それを考えると三洋は相当凄かったという事でしょうか。
しかし、連続待受時間は200時間、連続通話時間は120分、重さは約126gで、au端末並。大きさもJ-SH53より少し大きいくらいと意外と頑張っている。
待受時間は新FOMAと比べるとかなり見劣りするが、新FOMAの方が異常のように思える。
アンテナは大きいのがついているが、GSMも付いているし、2GHzといえども内蔵アンテナでは感度が悪くなるので、これは正解だったと思う。
 シャープもこれでノウハウは得たと思われるので、次は比較的早く発売されるかも。噂では夏にV901SHが出る予定だそうですが。

 今後、VGS端末は10月までに6機種発売されると言われています。
しかし、明らかにされているのはノキアの「NOKIA 7600」の日本語対応版のみ。その他はメーカーすら明らかにされていない。
今、予想されているのはNEC、東芝、三菱電機、松下電器、ソニーエリクソン、モトローラ、富士通。
3Gに消極的といわれる東芝はクアルコムのMSM6250を採用したとプレスリリースが出ているので、VGSを開発しているのは確実とみられます。
NECも既に1機種出してるので、ドコモよりは低スペックでしょうが、何か出すでしょう。
松下(PMC?)は最近Vodafoneに端末を供給してませんが、3Gで復帰予定。
ソニーエリクソン、モトローラ、富士通は出るとしてもかなり先の話になりそうです。

A5502K
 au冬の端末の最後となる京セラのリボルバースタイル端末A5502Kが2月4日にようやく発売されるようです。
かなり発売が遅くなりましたが、これはシャープのせいかも。
この機種のメイン液晶はau最大となるシャープが誇る2.4インチCGシリコンQVGA液晶で、カメラ(外側)もシャープ製100万画素カメラとなってます。
特にこの液晶はシャープ端末にも多く採用になっており、数を確保するのに時間が掛かったのでないかと思います。
 なおこの端末、TV電話機能がない端末にはめずらしく、自分撮り用の11万画素のインカメラが搭載されています。そのせいか、145kgとちょっと重い。
とはいえ、全体的には良さそうな端末です。
 au初のQRコード読み取りも気になる。Vodafone、ドコモ共にQRコードの読み取り機能はありますが、
電話番号等のデータのやりとりのデータ形式の互換性がありません。(一応読めるけど)
業界で統一しようという動きがありますが、この端末がどんな仕様になっているか気になる。
 なお、この端末のQRコード読み取りはBREWエクステンションで実現されており、今後発売される端末も容易に実装されそうです。


2004年2月3日(火)

妄想代理人
 2月2日からWOWOWで始まった今敏監督の最新TVアニメ「妄想代理人」ですが、面白いです。今後も期待大です。
背景や作画も凄くて、劇場レベルです。ちなみに、原画には川名久美子、江口寿志、井上俊之、濱洲英喜、松本憲生といった
作画監督レベルが大勢いて、かなり豪華。
キャラクターデザインは「千と千尋」の安藤雅司ですが、今監督風のキャラクターも多いです。
 今監督といえば、アカデミー長編アニメーション賞へのノミネートが期待されていましたが、残念ながらノミネートはなりませんでした。
アカデミー長編アニメーション賞のノミネート候補となったのは11本で、今監督の「千年女優」と「東京ゴッドファーザーズ」がエントリーされていました。


2004年2月11日(水)

妄想代理人第2話
 「妄想代理人」2話も面白かった。相変わらずハイクォリティーで、原画には安藤雅司の名前も。
第3話は大人向けという事で、WOWOWのホームページに注意が出てました。こんなTVアニメはWOWOWかPPVくらいでしか出来ませんね。

MONSTERアニメ化
 浦沢直樹の人気マンガ「MONSTER」が日本テレビで4月からTV放送されるらしい。
スタッフは「マスターキートン」と同じ、監督:小島正幸、キャラクター原案:高坂希太郎、
音楽:`島邦明、アニーメーション制作:マッドハウスという強力な面子。かなりのクォリティが予想されます。
高坂さんは「ハウル」で忙しくないのかな?
全何話かは不明ですが、原作はかなり長いので、全26話くらいだとかなり話を縮めないと無理だと思います。
おそらく放送は深夜枠だと思いますが、広島では「キートン」を半年遅れで放送していたので、
かなり遅れて放送されると思います。DVDで出るのが先になるかも。

F900i発売
 2月6日(中国地方は7日)に新FOMAF900iが発売されました。売れ行きは低調みたいですが、
他の機種とかコンテンツが出ればそれなりに売れるだろうと思います。
 FOMAで心配されるのはエリアですが、中国地方のエリアマップを見てみると凄く狭いです。
事業展開が遅れているVGS(Vodafone Global Standard)と比べても明らかに狭いです。
もっとも、比較したエリアマップはFOMAは2003年9月で、VGSは2003年10月のものですが。
どちらも、これ以降のエリアマップは作成してないみたいです。新FOMAも出る事だし、
FOMAの最新エリアマップは必要だと思います。あと、ドコモはエリアマップは総合カタログに載せるべきだと思います(中国エリア)。
中国エリアのドコモのカタログは2ヶ月に1回ペースでしか出てないみたいです。

 FOMA 900iシリーズは、W-CDMA方式ですが、VGSのW-CDMA方式より1世代遅れていて、
世界標準のリリース2000には未対応となっています。今春には網がバージョンアップするらしいのですが、
既に首都圏の一部ではバージョンアップが終了しているみたいで、今秋〜冬には対応端末が出るようです。


2004年2月14日(土)

「ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還」
 本日公開の「ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還」ですが、早速見てきました。
上映時間3時間23分はかなり長いけど、そんなに長いとは感じませんでした。
内容は色々とカットされているなと思う所がいくつかありました。クリストファー・リーは全く出てこないし。
スペシャル・エクステンデッド・エディションに期待。4時間超えるな。

FOMAの新エリアマップ
 前回、FOMAのエリアマップの話題を書きましたが、2004年1月末時点のエリアマップが出来ているみたいなので、貰ってきました。
前よりは広くなってますが、まだ2003年10月時点のVGSより狭く見えます。
 VGSはまだ新しいエリアマップが出来てないみたいですが、物凄い勢いで整備しているようなので、現在のエリアが知りたいです。


2004年2月22日(日)

FOMA定額制導入&N900i発売
 21日の一部新聞にFOMA定額制導入の報道がありました。翌22日には共同通信でも報道されました。
つい先日まで立川社長が断固否定していたのに、一転して導入決定とはどういう事なんでしょうか?
それにしても、驚きのニュースです。いかにDoCoMoが必死なのかが分かります。
もっとも、早くて夏頃実施という事なので、半年も先の話です。auへの流出防止が目的なんでしょうね。
これで、3Gで定額制導入していないのはVodafoneだけとなりましたが、いずれ導入する事になるでしょう。
去年、何かの雑誌では一応検討中と出ていましたが。

 N900iが一部地域で22日に発売されました。日曜発売は珍しい?流石にNだけあって、結構売れてるみたいです。
個人的にはあのデザインはちょっと。

 なお来週、カンヌで行なわれる「3GSM World Congress 2004」の基調講演でVodafone CEOのアルン・サリン氏が登場との事で、
日本での3G展開についての話が出るかもしれません。各社の展示内容も期待です。
 なお、3GSMというのは欧州でW-CDMAの事を指す言葉です。GSMの3G版という意味らしい。
W-CDMAは主に日本で使用されている言葉で、UMTSと呼ばれる事もある。(UMTS、W-CDMA、WCDMAは微妙に意味が違うらしいが)


2004年2月23日(月)

FOMA定額制導入報道は誤報?
 先日、各報道機関から報道されたFOMA定額制導入のニュースだが、ドコモによると「現時点で話せる内容はない」という見解だそうで、
一気にトーンダウン。どういう事だ?

ライブドア、バリュークリックを買収
 ライブドアがバリュークリックを買収するそうです。
両者とも、オンラインDVDレンタルの「ぽすれん」「DVD ZOO」を運営していますが、これらを統合する予定らしいです。
が、この2つのオンラインDVDレンタルはシステムが違います。「ぽすれん」に統合すると思いますが、「DVD ZOO」の会員は戸惑うよなぁ。


日記(2004年3月)


2004年3月2日(火)

アカデミー賞発表
 昨日アカデミー賞の発表がありました。予想通り「ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還」が賞を独占しましたが、
まさかノミネートされた部門全てで受賞するとは思いませんでした。個人的には「旅の仲間」の方が出来が良かったと思うのですが。
編集賞も受賞してますが、なんで?って感じです。撮影賞にノミネートされてなかったのも不思議。
 日本勢は残念な結果となりましたが、「ロスト・イン・トランスレーション」の紹介VTRで、マシュー南こと藤井隆が
結構写ってたのは良かった。


2004年3月6日(土)

「イノセンス」
 押井守監督の「イノセンス」が本日公開という事で、早速見に行ってきました。あんまり人気ないのか、客の入りは悪かったですが。
映像はとにかく豪華。作画陣が超豪華でした。本田師匠が参加しているのは前から知ってましたが、安藤雅司さんも参加してたのか。
終盤のバトー落下シーンは他と明らかに作画タッチが異なり、大平晋也さんか橋本晋治さんが担当したと思われます。
音楽も良かったです。前作のサントラは買わなかったけど、今回は買ってしまった。
内容的には基本的に地味な探偵ものですが、押井節満載で個人的には楽しめました。その点、前作より好みです。
今回なぜかジブリの鈴木PDが参加し、製作もジブリでお馴染みの会社が名前を連ねており、宣伝も大々的に行なわれています。
ですが、この映画、押井守監督作品が初めての人は戸惑うだろうし、何より前作を見てないと意味不明だと思います。
この映画のDVDってバンダイビジュアルからではなくて、ブエナビスタから出るんでしょうね。微妙。


2004年3月24日(水)

FOMAで定額制「パケ・ホーダイ」6/1開始
 かねてからの噂通り、NTTドコモはFOMAでiモードでのパケットを定額で利用できる「パケ・ホーダイ」を発表した。
あの「テレホーダイ」を連想させるセンスのないネーミングだ。
当初はプラン67以上のユーザが対象で、定額料は3,900円。
加えて、パケットパックの定額料も値下げされる。特に一番下のパケットパック10(\1,000)0.1円/パケットは良さそう。
というか、これ消費税込?でも、まあドコモも安くなったね。
とはいえ、Vodafoneの2G用ハッピーパケットレギュラー(\1,200)0.1円/パケット、auのパケット割(\1,200)0.1円/パケットとあんまりかわらないけど。
でも、基本料の安いパケ割の最強はVodafoneの3G用ハッピーパケットレギュラー(\1,200)0.07円/パケットか、
ツーカーのパケット割引(\500)0.1円/パケットですね。
定額制を導入するといっても、特に専用のコンテンツは用意しない模様。
個人的にはあまり魅力ないです。


日記(2004年4月)


2004年4月11日(日)

妄想代理人第8話
 「妄想代理人」も後半に入ったところで、急に新キャラクターが主人公の8話が放送された。
この話が今後どのような形で関連するのか興味あるところです。
ところで、この回は作画スタッフが豪華でした。絵コンテ・演出・作画監督はうつのみや理、作画監督補佐は井上俊之、
原画は井上俊之、西尾鉄也、松本憲生、沖浦啓之、黄瀬和哉、本田雄、新井浩一、海谷敏久、荒川直樹ほかといった、
日本を代表するアニメータばかり。「イノセンス」のメインスタッフが多いが。
本田さんは久々のTVアニメだと思うが、今敏作品には毎回参加しているので、今回もやってくれると思ってました。
 次回9話も凄そう。9話は、中で10話に分かれているらしく、毎話スタッフが違います。
中には今敏さんや りんたろう さんが絵コンテを担当しているものもあるし、安藤雅司さんが作画監督を担当しているものもある。

Vodafoneハッピータイムが改悪か?
 Vodafoneが現在実施しているハッピータイムが6/30で終了し、7/1からNEWハッピータイムになるらしい。
NEWハッピータイムの内容はまだ発表されていないが、プリペイドは対象にならない事は確定らしい。
(今月号のカタログが遅れたのは、プリペイドのNEWハッピータイムの告知に訂正用のシールを貼る為だと思われる)
しかし、現在のハッピータイムの扱いを見ると、改良されるとは思いにくい。
元々自分はハッピータイムの恩恵はほとんど受けていませんが、鳴り物入りで始めたサービスを1年もたたずに
強制的に変えてしまうキャリアの勝手さに腹がたつのは確かです。
 あと、VGSのエリアマップが4月に更新されたみたいなのですが、中国エリアだけ更新なしでした。
もしや、中国エリアは去年からエリア拡大なし?FOMAの中国エリアは人口カバー率100%を達成したらしいので、頑張ってほしいものです。
なお、VGSの人口カバー率は去年12月末で中国地方は99.6%でした(全国は99.5%)。
なお、この資料は総務省のページにあります。


日記(2004年5月)


2004年5月4日(火)

携帯会社各社カタログ
 
携帯電話各社のカタログを貰ってきました。あれっと思ったのはドコモのカタログ。
今までは中国地方では隔月に発行されていたようなのですが、最新のカタログではデザインが変わって5月号と書かれている事から、カタログを統一して毎月発行するようにしたのだと思います。という事で、各社カタログを比較すると、どれも似たデザインになってしまいました。
相変わらずドコモのカタログにエリアマップが載ってないのはなんとかして欲しい。
Vodafoneはハッピータイムの終了とハッピータイム2の開始、10秒未満10円の廃止が小さい字で書かれています。VGSのカタログは新しくなってないのですが、TVコールの通話料が1.8倍の値上げになってます。改悪しすぎ。
あと、Vodafoneのカタログなんですが、VGSを端末だけ写真出してるのはなんで?どうせならVGSのカタログと統一すればいいのに。
今月号の表紙のV801SHのアテネブルーはやけに青いんですが、実物はどうなんだろ?
auは写真がいいね。仲間由紀恵だけじゃなくて、中の写真も。

あと、VGSの最新エリアマップも貰いました。昨年10月と比べると、拡大予定だった所がほとんどエリア化されているのがわかりますが、あまり広くなった印象はありません。今後の拡大予定もあんまりなくてがっかりです。
現状、隠岐などを除いて概ねFOMAよりもエリアは広そうなんですが、実際使ってみないとわからないですね。
そういえば、近所を散歩してたら、VodafoneのIMT専用らしきマイクロBSを見つけました。あまり高くない柱にまな板状のアンテナが付いている安っぽい基地局でした。普通の基地局から数百メートルくらいしか離れていないのですが、山の陰になっているからなんでしょうかね?
なお、BTSはノキア製(MetroSite Piccolo WCDMA BTS)でした。これが所謂小型基地局ってやつですかね。本当に64kbpsしか出ないのか確かめてみたいですね。


2004年5月19日(水)

あれこれポップアップ
 トップページに「あれこれポップアップ」というのを導入してみました。トップページのリンクの所にマウスカーソルをあわせて数秒待つとある事が起こります。実は前からポップアップを表示していたのですが、この「あれこれポップアップ」はバックが半透明で表示されるのがイカすので使ってみました。

妄想代理人 最終回。
 WOWOWで放送されていた「妄想代理人」が終了しました。予想通り、謎はほとんど解明されず、圧倒的なクライマックスで終了しました。
やっぱり作画は超豪華スタッフによる神作画で、作画監督:鈴木三千代、エフェクト作画監督:井上俊之、原画:井上俊之、安藤雅司、小曽根正美、鈴木三千代、川名久美子、佐々木守、沖浦啓之、清洲英喜、本田雄、松原秀典、橋本敬史、戸倉紀元、浜崎博嗣、三原三千夫ほか。まさに劇場作品並。井上俊之がこれだけ原画と作画監督やったTV作品って他に無いんじゃないの?
いや〜、良い作品でした。WOWOW入ってて良かった。

アステル中国 音声サービス終了へ
 最近、いろんな地域でサービス終了が相次いでいたアステルですが、遂にアステル中国の音声サービスも終了されるようです。本日で新規受付が終了しました。今後は他社(DDIP?)への移行サービスが行われると思われます。実はうちの親はアステルなんですよね。しかも2台。携帯電話に移行する時期なんだろうな。

Vodafone 夏モデル5機種発表
 Vodafoneがビジネスショウに合わせて新機種を5機種発表しました。Vodafoneとしては珍しい事です。PDCロングメール機4機種、PDCパケット機2機種で、いずれもそれぞれのクラスのハイスペックに位置づけられるモデルです。目玉は光学2倍ズーム搭載のV602SH。背面液晶が今ひとつですが、なかなか凄いんじゃないでしょうか。どの機種もスペックはなかなか良いのではないでしょうか。でも今どきPDCではなぁ。
VGS新機種は秋までお預けになるみたいです。VGSは先日中国地方で大規模障害があったばかりですが、そこで公表されたVGS契約数が、中国地方はなんと3,500契約、四国にいたっては1,300契約。少なすぎ。
 auも新機種を発表しました。目玉はカシオのA5406CA。1/1.8型CCD320万画素という驚異のスペック。ただ、そのため厚みが28mmに!So505iほどではないけど、ちょっと厚すぎ。同時に廉価版のA5407CA、A5506Tも発表された。auは型番で機種のランクが分かりにくいなぁ。


日記(2004年6月)


2004年6月5日(土)

DTI CGI Ver3サービス終了
 DTIが提供していたCGIサービス(ゲストブック・アンケート)が2004年8月31日で終了するそうです。
そのため、新サービスに移行する必要があります。現在のリンク募集は多少の修正で対応できますが、
ゲストブックは一からやり直しとなります。しかもデザインがいまひとつ。

Vodafoneホームページがリニューアル
 6月1日にVodafoneのホームページがリニューアルした。大きく変わったのはMy Vodafoneだ。携帯版はやけにごちゃごちゃした構成になっている。PC版にはオンラインマニュアルがダウンロードできるようになった。以前から要望していたので、嬉しい。また、オンラインショップでリモコンなどのオプションも購入できるようになった。前よりだいぶ良くなった気がする。
あとは、PCで利用料金照会ができたり、料金プランチェックの詳細設定の追加、エリアマップが見やすくなったり、端末の3Dモデル、を追加してくれれば文句ないんだけどな。
カタログはついにVGSが総合カタログに統合された。表紙は山田優さん。今後は成宮寛貴、ベッキーになるのかな。ベッキーは勘弁してくれ。


2004年6月19日(土)

アステル中国のキャリア移行サービス
 サービス終了がアナウンスされていたアステル中国のPHSサービスですが、他キャリアへの移行サービスが行われます。
移行先はPHSはDDIP、携帯電話はNTTドコモ、au、Vodafone、インターネット接続はMEGAEGG64かMEGAEGGダイヤルアップ。
ドコモのPHSがないですが、今更契約する人はいないか。
PHSと携帯電話に関しては、特定機種が用意され、それをアステル負担で貰えるようです。
なお、DDIPはRZ-J90、ドコモはN505iSかP252i、auがW21HかA1402S、VodafoneはV601NかV301SHかV303T-KOTO-が特定機種になっています。
新機種のV303T-KOTO-が入ってるのは少し驚いたが、選ぶ人はいるのだろうか?
なお、うちは2回線ありますが、2回線ともauのA1402Sにする予定。

「DISCAS」まさかの大幅値上げ
 インターネットDVDレンタルの最大手「DISCAS(ディスカス)」が7月1日よりまさかの値上げを行います。
基本料は今までと同じ1,974円ですが、月あたりの貸出枚数は10枚から8枚へ減少。それ以降は2枚ごとに693円追加になる。
またオプションでウエイト機能とダブル機能が使えますが、ダブル機能を付けても無料は8枚のまま。
これじゃ「ぽすれん」に客が流れてしまう。しかし今、「ぽすれん」は非常に新作が借りにくい。
毎日午後1時〜2時あたりに返却された作品が貸出中からレンタル可能に変わっているが、その後20分くらいでほとんど貸出中に再度変わってしまう。
これじゃ、この時間にアクセスできない人が新作が全然借りられない事態になる。
僕は運良く新作を結構借りる事ができているが、今後ユーザーが多くなるとますます借りにくくなって嫌だな。


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