Back Numbers : 王様の耳はロバの耳!2007年版



(一番上が新しいもので、下に行くほど古くなります。)

仕事納めの日の夜に、新宿の映画館でタイガーマスクさんを見た ! 以前に1度だけお見掛けした時と同じで、最前列に座っていらっしゃった ! う~ん、なんか知らないけれど、来年はきっといいことがありそうな気がします !!

先日、国内で初めてシネコンの閉鎖が決まったのだそうだ。今後もますます増えることだろう。というか、器はきれいな方がベターかもしれないけれど、映画を見に来る人達は概ねあくまでも中身を見に来るのだという当たり前のことを、もう一度原点に立ち返ってじっくり考えてみるべきなんじゃないだろうかと思う。

ファイナル・ファンタジー・シリーズといえば、最近、スクウェア・エニックス社は昔のソフトの焼き直し版ばっかり出している感がある。何かしらソフトを出し続けていないと会社がコケちゃうとか、いろいろ事情はあるんでしょーけれど、私がかつてRPGにハマるきっかけになった『Final Fantasy IV』の3D版ていうのだけはカンベンして欲しかった……あの世界観は2D版でこそ味があるというか、あれはあれで完結している世界観なのだから、今更触らないでいてもらいたかったものだ……。あーでもそのうち『V』や『VI』の3D版なんてのも出そうだよな~。ヒデェ。

ファイナル・ファンタジー・シリーズの生みの親といっても過言ではない坂口博信氏と、ずっと同シリーズのコンポーザーだったゲーム音楽界の巨匠・植松伸夫氏が手掛けていらっしゃる『LOST ODYSSEY』。でもどうしてX-boxなの ? 1本のゲームのためだけに新たにゲーム機を買えるほど、私はお金持ちではありましぇ~ん !! くうっ。(泣)

『ザ・シンプソンズ』の映画版の日本語版の声優には、TV版の声のキャストを全く無視して、タレントを使うんだという……。特に『ザ・シンプソンズ』のファンという訳でもない私ですら、バートくんはこの声、ホーマーさんはこの声といった確固としたイメージがあるというのに……。配給・宣伝会社の行き過ぎた、時に無意味な話題作りの戦略とやらも、ついに行くとこまで行き着いた感じだ。頭悪っ !!

何か今度は、黒澤明監督の【隠し砦の三悪人】をリメイクするんですって ? 出演はマツジュンに長澤まさみ ? ……う~ん、どんな出来になるのか見る前から分かりそうな気がする、と言ったら言い過ぎか ? でも結局、現金収入のためなのか何なのかは知らないが、当の黒澤プロが制作の許可を出してるってことなんだからどうしようもないわよねぇ。

そんな沢村さん御出演のドラマ版『働きマン』、原作のエピソードを元に話を少しテレビ向けにいじっているのは個人的には微妙なところだし、女性陣はともかく(マユ役の平山あやさんは大正解 ! )男性陣は原作のイメージとは違うなーという感じですが、なんのかんの言いつつ毎週見ています。エンディングの『働きマン音頭』を歌っている働木満さんは沢村さんではないかというのは本当ですか !? この曲のバックでパパイヤ鈴木&おやじダンサーズに踊ってもらおうと考えた人は相当いいセンスしてると思います !

最近の沢村一樹さんのご活躍を拝見していると、芸能界って何が幸いするか本当に分からん世界だなーって、つくづく思います。

日テレで『ヤッターマン』のアニメを30年ぶりに作るらしいのですが…………富山敬さんのいない『ヤッターマン』なんて『ヤッターマン』じゃないっっっ !!!! ていうか、日活で三池崇史監督で実写版を作ってるってホント !? あああっもうどいつもこいつも、正気の沙汰とは思えない !!

一条ゆかり先生の『有閑倶楽部』をドラマ化するなんてこと自体神をも恐れぬ所業なのに……私は赤西君も田口君も横山君も嫌いじゃないけれど、このキャスティングはいくらなんでもあり得ねぇ。しかも赤西君(魅録君役 !? )が一人で主役ってことは、原作とは全く違う枠組みのものを勝手にこしらえるっていうことですよね ? 彼等のファンの若い女の子達は、彼等が映ってさえいれば話なんて何だっていいのかもしれないけれど、ちょっとは原作のオールド・ファンの気持ちも考えて欲しいよな~。

しばらく前のキネマ旬報に、「イーサン・ホーク、離婚の本当の理由を語る」というのが載っていた。ま、簡単に言うと、自分のキャリアの先行きが怪しい時分に、ユマ・サーマン様のキャリアが上り調子だったのが気に入らなかったんだと。あーもうお下品な言葉ですっごく申し訳ないけれど言わせてもらいたい。ケッ ! ケツの穴の小っっせぇ男 !!

結婚といえば、先日、伊藤理佐さんと吉田戦車さんがご結婚なさったのにはぶっ飛びましたわ。伊藤さんの週刊文春の1コママンガの“大丈夫、幸せになれるとは限らないから”には思わず笑ってしまいましたが……伊藤先生、それでよかったんでしょうか !?

芸能人同士の結婚って、そのうち別れる予感が満載な場合と、心から祝福したくなる場合とにぱっきり分かれるんですよね。で、この度、V6の井ノ原快彦さんと瀬戸朝香さんがご結婚なさったのは、おめでたいことだなぁと心から思います。どうぞ末永くお幸せに!

ジョン・マクティアナン監督が、私立探偵のペリカーノなる人を雇ってプロデューサーを盗聴した件に関連して虚偽の証言をしたとかで有罪になったらしい。ペリカーノなる人は他にも何十件も不法盗聴を行っていて起訴されているらしいのだが、こちらのページによると、これは実は相当根が深い話らしい。この記事によると、ハリウッドでは電話盗聴は日常茶飯事なんだって。う~ん、そういうもんなの……。

そういえば、脚本家で映画ライターの新田隆男さんも先日(7月7日)亡くなられていたんですよね……。脚本家としてもホラー作品などを何作か手掛けていらっしゃいましたが、私自身は、信頼できる評論や記事をお書きになる数少ないライターさんの一人として認識していた方だっただけに、非常に残念でなりません。心からご冥福をお祈り申し上げます。

【阿賀に生きる】【SELF AND OTHERS】などのドキュメンタリー作家の佐藤真監督が9月4日に自殺なさったのだそうだ。昨年あたりからうつ病で入退院繰り返していらっしゃったとか何とか、詳しいことは分からないのだけれど……残念です。謹んでご冥福をお祈り申し上げます。

で、そのポン・ジュノ監督のそのまだ次の作品はかのパク・チャヌク監督がプロデュースをすると聞きました。う~ん、やっぱり映画ってまだまだ楽しいかも !!

レオス・カラックス監督がなんと10年ぶりくらいに映画を撮るらしい !! しかもタイトルが【Tokyo】で、日本のビターズ・エンドが製作・配給するんだとか。オムニバスなんだけど、他2編をポン・ジュノ監督とミシェル・ゴンドリー監督が手掛けるって凄くない !? 世界中で絶滅の危機に瀕しているアート志向の映画の最後の砦を守ろうとしている会社の一つが日本にあるというのは面白いことだよね~。ただ、こういうのってリクープできるものなんだろうか、ちと心配なのだけど……。ちなみに、ポン・ジュノ監督編には蒼井優さんと香川照之さんが出るらしいです。

【ウィッカーマン】ってリバイバル上映してるのかと思ってたら、ニコラス・ケイジ主演のリメイクだったのね……。でも、あのいかにも70年代っぽい雰囲気の作品を今の世にリメイクすることに意味があるんだろうか……すいません、見に行く予定は一切ありません。

最近、上野樹里さんが出ているCMを見て、口元が何だか山田花子さんに似てるなぁと思った。でも、気まぐれでネットで検索してみたら同意見の方が結構いらっしゃるみたいね……。

まぁメディアに関連している話題ってことで。吉祥寺の旧近鉄ビルに大きいヨドバシカメラが出来て嬉しいです。でもこれでLAOXは風前の灯火かも……。(東京の中央線沿線以外の方、ローカルな話題でホントにすいません。)

アメリカの『CELL』という科学誌の表紙に荒木飛呂彦さんのイラストが使われたそうだ。何でも、その号に寄稿した日本人研究者の方が荒木さんのファンで、つてを辿って依頼したのだとか。この絵がまたかっこいいんですよね(こちら)。どなたか、他のマンガ家さんにも依頼してみるってどうだろう。

今、渋谷の文化村でやっている『ルドンの黒』展のポスターの絵って、邪悪な“まっくろくろすけ”って感じ。本当は『蜘蛛』ってタイトルなんですけど。あ、展覧会はとっても面白かったですよ~。

【ラッシュアワー3】の予告編で、英語を喋る中国人(多分)にクリス・タッカーが「You are humuliating yourself ! 」と言ってるのを「欧米か ! 」って訳してるのは、大意は間違ってないのでなかなかスバラシイんじゃないかと思います。予告編と本編では訳が違うことがあるので、確認したい人は公開前までに。

そのベルイマン監督と同日に、ミケランジェロ・アントニオーニ監督も亡くなられたのだそうだ。私自身は世代的な影響は受けてはいないけれど、巨匠がまた一人亡くなられたのかと思うとやはり寂しさを感じる。謹んでご冥福をお祈り申し上げます。

イングマール・ベルイマン監督が7月30日に亡くなられたのだそうだ。もうかなりのご高齢だったとはいえ、私達はこれでまた、掛け値なしの巨匠を一人失ってしまったのだな……。謹んでご冥福をお祈り申し上げます……。

若尾文子さんは黒川紀章さんの奥さんだったって、今度の参院選で初めて知った !

【クーリンチェ少年殺人事件】【カップルズ】などの代表作で知られる台湾のエドワード・ヤン監督が6/29に亡くなられたと聞いてかなりショック。ここの7年ほどは大腸癌のため闘病生活をしてらしたのだそうです。遺作となってしまった【ヤンヤン 夏の思い出】は本当に大好きな1本でした。残念でなりません。謹んでご冥福をお祈り申し上げたいと思います……。

『もやしもん』って私にとって日本一どこに向かってるのか分からないマンガなんだけど、こんどアニメ化されるんですってね……一体何がどうなることやら。オリゼー君とか喋るんだ ? 凄いよなぁ。(5巻のおまけのオリゼー君、最近携帯につけて愛用してます♪)

最近では『時効警察』などでも人気があるという三木聡監督の作風がどうして自分にはいまいちしっくりこないのか、ずっと考えていたのだが、それは、作品のベースに“永遠に暇で退屈な平和な時間をいかに過ごすのか”という考え方があるからじゃないかなと思った。あいにく私は、生まれてこの方ただの一度も暇だとも退屈だとも感じたことがない人間なのだ。ということで【図鑑に載ってない虫】はそろそろ行くのを止しておこうと思います。伊勢谷友介さんが出てるのは気になるんだけど……。

黒澤明監督の【天国と地獄】がテレビ朝日でドラマとしてリメイクされるそうで。え~っまたそのテの !? と思ったが、出演が佐藤浩市さんに阿部寛さん、演出が鶴橋康夫氏となると、それはちょっと観なくてはいけないかも、と思わされてしまった……き、汚い…… !

先日、『やりすぎコージー』に小栗旬君が出ていた……。企画自体は“ヒガシノリパパは小栗君を家族に会わせることができるか ? ”なんていかにも『やりすぎ…』らしいしょ~もないもので(そんな『やりすぎ…』をこよなく愛する私は毎週ビデオに撮って必ず見ておりますが……)、小栗君は終始王子様扱いでしたが、それにしても小栗君の事務所は心が広い、というか、これも新手のプロモーション戦略なのか !? 千原ジュニアさんと仲が良いという瑛太さんが何かの宣伝で出演する日も近いかも ?

最近ショウジョウバエで見つかった体内時計の遺伝子に「時計じかけのオレンジ(英名も“clockwork orange”)」という名前が付けられたそうだ。まぁ素敵。

【悪夢探偵2】が正式発表とのこと。やったぁ !!

今、【ダイ・ハード】の新作の宣伝をあちこちでいろいろやってるけど……これがびっくりするくらいつまらなそうなんだよなー。やっぱり、最高傑作の3でやめておくべきだったんじゃないのかな ? どうなのよ。

現在のうーぴーの居住地は東京都三鷹市のジブリ美術館の近くなのだが、いつも通るバス通りに『有限会社ジョイアート』なる会社があり、いつも邦画のポスターが貼られているとが言うので調べてみると、これが映画美術の専門会社だったんですね ! なんかちょっと嬉しい。

リュック・ベッソンが、今現在製作中の人形アニメのシリーズを最後に監督業を引退すると言っているらしい……またかよ。いや、本当に辞めたいんならそれでもいいんだけど、でも今辞めたら【アンジェラ】が最後に撮った実写作品ということになるのはどうなの。何も自分のフィルモグラフィの最後に大きなバッテンをつけて辞めなくてもいいのに……というかそれならいっそ撮らなきゃよかったって話になるかもしれないんだけど……。

宮崎あおいさんが高岡蒼甫さんと入籍なさったのだそうだ。おめでとうございます !! あおいちゃんはまだ21歳(……若い !!)、なのに交際7年か。いいっすね、そういうのも。それにしても、高岡くんはいつの間にか名前を“蒼佑”から変えていたのね。知らなかったわ。

今度のクールで、嵐の二宮くんと櫻井くんが共演するドラマがあるそうだ。超楽しみ !!

セキスイハイムのCMに阿部寛さんと出てるロマンスグレーのオジサマ、まさかと思ってたけどやっぱり、ムーンライダーズのかしぶち哲郎さんだった……超びっくり !! しかし、この同じCMに出ているのが鈴木さえ子さんだということにはもっと気がつかなかった !!! そういうのは差し障りはないものなんだろうか ? ……別にそんな気配はなさそうか。

その【プレステージ】の初日に行った時にくれたステッカーにはちょっと味のあるイラストが描いてあった……てこれ、荒木飛呂彦さんってキャプションが !! おお、こっちはなかなか気が利いている。で、ちょっと思ったのだが、この映画、荒木飛呂彦さんが漫画化するとカッコイイかも。普段はコミック化とかノベライズとかいう発想自体があんまり好きじゃないのだが、それはコラボレーションする価値がある作品になるのではないだろうか。荒木様、集英社の皆様、いかがなものでしょう。

かなり楽しみにしているクリストファー・ノーラン監督の新作【プレステージ】なのですが……CMにMr.マリックってさー。マジシャンとしてのマリック氏の能力は認めるけれど、あの方は日本のお茶の間の庶民の雰囲気に馴染みすぎているというか、19世紀末のロンドンと聞いてイメージするミステリアスでノーブルな雰囲気からは程遠いんですけれど……。映画を観る前から映画のイメージをぶち壊すつもりなの !? もうちょっとは考えて欲しいよなぁ、宣伝の人。

今年のカンヌ映画祭で見事グランプリ(くどいようですがカンヌでは次点の賞です)を獲得した河瀬直美監督の新作は何とコメディ ! で、主演は長谷川京子さんだってぇ !? 一体どんな映画になるのやら……全然想像がつかないんですけど……。

熊井啓監督が5月23日にお亡くなりになられたとのこと。遺作となってしまった【海は見ていた】は、つい昨日のことのようなのに、もう5年前になってしまうんですね……。もう監督の新作を観ることができないのが残念です。謹んで御冥福をお祈り申し上げます。

もしかして以前書いたかもしれないけれど、映画を見た人にインタビューをするふうを装っているような映画のCMって、そろそろやめてもらえないですかね ? そんな通りすがりのにーちゃんやねーちゃんの感想なんて何の参考にもならない、とが言い、あんなの仕込みに決まってんじゃん ! とが言い。本当にちゃんと一般の人にインタビューして作っている会社ももしかしたらあるのかもしれないけど、何だかもうどれもそんなふうには見えないし、もし本物なのだとしたって大した意味もないんだから、そんなもの、作るだけ無駄なんじゃないのかなー ?

黒田硫黄さん原作の『セクシーボイス アンド ロボ』がドラマ化されるってマジですか !? しかもこの布陣だと、ロボ役ってもしかして松山ケンイチ君 ? う~ん、それはちょっとカッコよすぎる、というか、話を聞いてると、全体的に原作のストーリーだけを換骨奪胎して使ったものになるような予感大で、ハードボイルドに人を食ったボケの味が合わさったような原作の独特な匂いとは随分違ったものになるような気がするなぁ……。

NHKでドラマ化された『グッジョブ』に、共々、今更ハマっております。まぁ、上ちゃんみたいに理想的な人は現実にはいないだろうし、彼女の説教口調がたまに気にかかる、というところを差し引いたとしても、職場という場における基本的なルールみたいなものをごく真っ当に、真正面から扱っているところが、今までありそうで実はなかった新機軸なんじゃないんでしょうか。この原作のかたおかみさおさんって実は男性で、ヤングマガジンでデビューして、その後ギャンブル系からアダルト系までいろんな雑誌で描いてらっしゃる方みたい……そんな方が、どうしてそんなにオフィス・ワーカーの気持ちがよく分かるのだ ? 凄い謎。

篠原涼子さんが最近出演しているCMってどうなのよ。仕事が出来ないのを指摘されても泣きゃぁいいと思っているようなヤツは男だろうと女だろうとサイテーだと思うし、それを「泣き顔が可愛い」とか言ったりするのって、一種の逆セクハラなんじゃないんだろうか。うぅ、凄く気持ちが悪い……。なんかここのところ、私の中で篠原涼子さんのイメージがどんどん悪くなっていっているんですけども。役柄と本人は同じではないといったって、そんな役受けなきゃいいのに。篠原さんのスタッフの皆さん、何か方向性を間違ってはいないでしょうか。

今年、蒼井優さんがいろんな映画賞を総ナメにしているのはスバラシイことだと思うんだけど……何故に助演女優賞 !? 私は【フラガール】の主役は蒼井優さんだと信じて疑っていなかったのですが。映画の業界内ルールって訳分かんないわ。

三木聡監督という方の、監督御本人の姿が出てくる新作の予告編を見て思った。この人はもしかして、映画そのものよりも、映画を撮っている自分が好きなんじゃないんだろうか……。

最近、ジャニーズに『テゴマス』とかいう変な名前のグループがあるんだなぁとか思っていたら、この2人ユニットのうちの1人の手越祐也君は【疾走】で主役をしてた方だったんですね ! し、失礼しましたぁ。(ちなみにもう1人の増田貴久君の名前と併せてこのユニット名なんだそうな。成程。)

最近、ティーン向けのある映画の宣伝文句を見るたびに思う。「友達は必要ですか ? 」ってねー。本当に元から友達を必要としないタイプの人は、もともとこういう問いは発しないものなんじゃないんでしょうか。

映画の話とは少し違うかもしれないが、この場を借りて言わせて下さい。今度発売になったWindows Vistaって、ちゃんと動かそうと思ったらRAMが1Gくらい要るんですってね。OSが更新される度にハードウェアの買い替えをしろっての ? 話を聞く限り一般ピープルをそこまで突き動かすだけの新機軸があるとも思えないし、絶対方向性間違えてるとしか思えないんですが。

篠原涼子さんが今シーズン出ているドラマですが………………………………そもそも、時給3000円の派遣社員なんて、管理職業務かSEや医療関係などのよっぽどの特殊技能業務でもなければあり得ないような話。派遣の時給って、持ってる資格の数じゃなく業務内容についてくるものでしょ ? 東京の一般のオフィス・ワーカーなら相場は1000円台で、そこから50円とか100円とかちまちま引き上げてもらうのに、一体どれだけ苦労すると思ってんのよ…… ? で、3ヶ月仕事して3ヶ月お休みとかって、そんなに自分の都合にぴったり合わせたようなプロジェクトばかり世間にごろごろ転がってる訳ないじゃないですか。……その後、ネットとかであらすじなどをざっと検索してみても、何もかもが酷すぎ。派遣の実態をあまりよく知らない人(昨日や今日派遣になった人も含め)はともかく、長期に渡って地道にこつこつ派遣をやっている人は、私を含め、失笑するしかない内容なんじゃないの。一部では、安月給・保証ナシの派遣業務を美化して賃金水準を切り下げたい経団連のプロパガンダ・ドラマだ、なんて風評もありますが、もしかするとそうなのかも、とか思ってしまうじゃないですか。

これから公開される映画ということでもう一つ。私は常々、登場人物全員が英語を喋り世界中の歴史を勝手に解釈して捏造しまくるハリウッド映画を嫌だなーと思っているのですが、最近、日本でも似たような映画を作っているみたいですね……チンギス・ハーンはモンゴル人だっちゅうの。日本語は喋らないっちゅうの。他国の民族の英雄を手前勝手にネタにして何が楽しいんだっちゅうの。金にあかせてこんな恥くさいマネしないで欲しいんですけど、本当に。

ホイチョイ・プロダクションの人がまた映画を作っているらしいのだが……う~ん、この人達は結局、バブルという発想から離れられないんでしょうかね。昔はよっぽどいろいろといい思いをしたんでしょうけれど。





見たかったのココロの墓場のコーナー !!


(見たかった指数)

★…………少し心に引っかかったので、うんとヒマなら行っていただろう
★★………かなり興味があったので、タイミングがよければ行ってただろう
★★★……ほとんど行く気になってたので、時間の都合さえつけば行ってただろう


【かぞくのひけつ】*
【ひつじのショーン】★
(カールスモーキー石井さんの歌う日本版のテーマソングはいかしてました ! )
【ユゴ 大統領有故】★★
【夜顔】★
(【昼顔】へのオマージュだそうだが、私はどぉ~もオリヴェイラ監督が苦手なので……。)
【ベティ・ペイジ】★
(【I SHOT ANDY WARHOL】のメアリー・ハロン監督作。ただ、題材にほとんど興味が湧かない……。)
【Little DJ~小さな恋の物語】★
(共演陣がやたら渋いのが……ずっ、ずるいっ ! )
【PEACE BED アメリカVSジョン・レノン】★
【サラエボの花】★
【カルラのリスト】★*
【レディ・チャタレー】★
(いくら新解釈でも「今更チャタレー夫人 ? 」とやっぱり思ってしまう……。)
【青空のルーレット】★
【グレン・グールド 27歳の記憶】★★*
【象の背中】*
(役所広司好きvs秋元康嫌い、秋元康嫌いの勝ちぃ~。)
【ヴィーナス】★
(おじーさんが若い女の子に懸想する話って何だかなー。)
【サディスティック・ミカ・バンド】★*
【僕がいない場所】★
【白い馬の季節】★
【クローズド・ノート】★
(一応行くつもりだったんだけど、方向性の定まらない複数の予告編を見てるうちに萎えてきました……。)
【M<エム>】*
(詰まるところヒマを持て余している人の話 ? なのだとすれば、理解できないし、する気もない。)
【サルバドールの朝】★
【題名のない子守唄】★
(ついつい“…音楽会”と呼んじゃうな。)
【オフサイド・ガールズ】★
【伝染歌】★
(原田眞人監督が【バウンスkoGALS】の続編みたいな気がするなんて言ってますが……ホントかよ。)
【キャプテン】★
(リメイクされた主題歌が妙にチャカポコしていて、地道な努力と根性と爽やかな汗の原作(超名作)のイメージとどうもそぐわない。)
【おやすみ、クマちゃん】★★
(ポーランドの国民的人形アニメなのだそうです。)
【プロヴァンスの贈りもの】*
(スバラシイ田舎の生活で忘れていた何かを取り戻すって……ヒデェ。)
【ヒロシマナガサキ】★
【水になった村】★
【マラノーチェ】★
(ガス・ヴァン・サント監督の長編デビュー作なのだそうです。)
【馬頭琴夜想曲】★
(日本映画美術界の重鎮・木村威夫氏の監督作)
【ブラインドサイト ~小さな登山者たち~】★
(ドキュメンタリーらしいのだが、一種の難病ものと思えなくもないかもしれないところが引っかかっているような……。)
【傷だらけの男たち】★★
(久々にトニー・レオンさんを見たい気もするが、何か食指が動かない……。)
【吉祥天女】★
(原作読んでないけど、鈴木杏さんのイメージとはちょっとそぐわないような気が…… ? 。)
【イラク 狼の谷】★*
【赤色エレジー】★★
(昔、林静一氏の【10月13日の殺人】という短編にもの凄く衝撃を受けました。)
【終わりよければすべてよし】★*
【そのときは彼によろしく】*
(いくら出演者が好きでもさー……難病の女の子が死ぬ話はもう沢山。)
【スケッチ・オブ・フランク・ゲーリー】★
(フランク・ゲイリーさんは建築家で、シドニー・ポラック監督の長年のお友達なのだそうです。)
【JUST FOR KICKS】★
【スモーキン・エース 暗殺者がいっぱい】★
【歌謡曲だよ、人生は】*
(やたらとたくさんの話がだらだら入っているオムニバスは、もう疲れた……。)
【鰐】★
【ゲゲゲの鬼太郎】★
【あしたの私のつくり方】*
(いくら市川準監督作品とはいえ、女子中高生の話とかはもういいです……。)
【星影のワルツ】★
【明日、君がいない】★★*
【かちこみ!ドラゴン・タイガー・ゲート】★
(内容にはあまり興味ないが、タイトルの勢いがよろしい。)
【机のなかみ】*
【あかね空】★
【フランシスコの2人の息子】★*
【聴かれた女】★
【ラストキング・オブ・スコットランド】★
(フォレスト・ウィテカー様、アカデミー主演男優賞おめでとうございます。)
【天国は待ってくれる】*
(V6の井ノ原さんが出ている ! という部分にのみ後ろ髪を引かれる。)
【となり町戦争】★
【モーツァルトとクジラ】★*
(詰まるところは難病もの、という辺りがどうなんだろう。)
【おばちゃんチップス】★★
(最近、『ぐるナイ』のゴチに出ている時の船越英一郎さんが結構好きなんです。)
【スターフィッシュホテル】★
【グアンタナモ、僕達が見た真実】★
(マイケル・ウィンターボトム監督作。でも、アメリカの愚行を敢えてこれ以上見に行きたくもないような……。)


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