王様の耳はロバの耳!~うーぴー's Trashcan




声高に言うほどのことではないような気はするんだけどでもやっぱり言ってしまいたい ! といった感じの、映画関連の諸々の言葉の墓場です。

           


(2024年のつぶやきです。一番上が古いもので、下に行くほど新しくなります。)


吉本が長年画策してきた、ダウンタウンを頂点にしたお笑い帝国のヒエラルキー的構造は崩壊するでしょうね。そういう構造に寄りかかっていたコンテンツは存続が危うくなるけど、そうじゃなかったものは生き残って、芸能界はどうとでも回っていきます。
(具体的に言うと、これからはますます佐久間宣行Pの天下になるんだろうなーと……。)

それにしても、問題ある体質を抱えながら巨大化し、権力と結託して持ちつ持たれつでその立場を盤石にしてきた吉本とジャニーズという二つの芸能事務所が一つの時代の終わりを迎えようとしているのは、何かの符合なのだろうか。これまでダウンタウンもジャニーズも嫌いじゃなかったから、悲しみはある。

奢れる人も久からず、ただ春の夜の夢の如し。猛き者も遂には滅びぬ、ひとえに風の前の塵に同じ。(……日本文学って凄いね。)

しかし……『クレイジージャーニー』だけは何とか存続してくれないかなぁ……。MCを変えたっていいじゃない。

Kinki Kidsの堂本剛さんとももいろクローバーZの百田夏菜子がご結婚!あらめでたい!おめでとうございます!

ビックカメラ有楽町店がDVD/ブルーレイの取り扱い終了するとのこと。かつてCDの台頭で風前の灯火になったアナログレコードが未だに生き残っていて何なら復権して来ているように、円盤や本みたいなハードが見直される時代がまたそのうち来るのでは。配信は便利だけど、権利関係で見れたり見れなかったりが限定されたりコロコロ変わったりするのがなかなかウザいんだよな。

パーシー・アドロン監督が亡くなられてしまった……。『バグダッド・カフェ』は自分のオールタイムベストの1本です。他にも好きな映画がいっぱいあります。心よりご冥福をお祈り致します。

日テレが原作者の意向を無視したドラマを作り、それを発端に結局原作者を死に追いやってしまった事件、いろいろ言いたいこともあったけど、この佐藤秀峰氏のコラム↓にほぼ集約されていた。
https://note.com/shuho_sato/n/n37e9d6d4d8d9?sub_rt=share_h

作品の部分的なアイディアだけを盗用して世界観をぶち壊すプロデューサーも最低なら(これは映画も同じ)、作家や作品を守らず金に換えることだけに奔走する出版社も最低。企業を守るための拝金主義の何が悪いと言われそうだが、金の卵を産むガチョウを殺してしまうのが愚の骨頂じゃなくて何なのか。

原作と映像は別物だから好きにしていい、と仰る原作者もたまにいらっしゃるようだが、そうでもない限り、原作の世界観は最大限に尊重されてしかるべき。それが果たせない映像化は、これ以上許されるべきではあるまい。

目の前のプロデューサーやディレクターの意向に沿うことを余儀なくされる脚本家や俳優さん達はそれが仕事なのだから仕方ないのかもしれない……が、そもそもの作品の「オリジナリティ」という宝の希少さが理解できず敬意を払えない人達には、クリエイターの端くれを名乗る資格はないんじゃないのかね?

原作の編集部のコメントに寄せて。ひどい脚本でも原作者が自ら手直しをし、最後の2話は原作者の脚本で撮影されたのだから、編集者やメディア担当者が原作を守るためちゃんと仕事をしたのは信じる。でもその後、原作者を一人矢面に立たせてしまったのは完全なる失敗。全編集者はこのことを永遠に胸に刻みながら仕事して欲しいと思う。

それにしても……あの脚本家の方の弁明を読みましたが、原作者を明らかに下に見ていたことへの釈明は見当たりませんでしたね……。あの方は、テレビドラマという至高の存在のためなら何をどうしたって構わないという歪んだテレビ至上主義の落とし子のような方だったのだろうとお見受けしています。

でも一番ひどいのは、そもそも原作ガン無視の脚本を通そうとしていたプロデューサーであり、そのような仕事の仕方を許容してきた日テレの社風にあると思われます。日テレには今回の経緯の真摯な説明を強く望みますが、場合によっては今後日テレを一切見ないくらいのことは視野に入れたいと思います。

私くらいの世代だと、鳥山明先生と言えばドラゴンボールよりDr.スランプだった。私の心のどこかには今でもペンギン村があって、アラレちゃんや則巻博士たちがのんびり楽しく暮らしている。鳥山先生、心よりご冥福をお祈り申し上げます。

かつて映画に惚れたのは、映画が広い世界を見せてくれる窓口だったからだ。そんな幸せな時代は残念ながらもう終わりかけている。

ロジャー・コーマン先生、亡くなられましたか。先生の映画は少ししか見ていませんが、著作の『私はいかにハリウッドで100本の映画をつくり、しかも10セントも損をしなかったか』は多分まだ家のどこかにあります。(大変ためになる御本でした。)心よりご冥福をお祈り申し上げます。

丸の内TOEIがなくなるのか……。さすがに時代の節目を感じるなぁ。

高橋一生さん、ご結婚ですか。う~んそうですか。まぁおめでとうございます。

『木更津キャッツアイ』などを初めとする数々のドラマを手掛けてきたTBSの磯山晶プロデューサーがNetflixに転職したらしい……。TBS制作のNetflixドラマ『離婚しようよ』がきっかけになったのか。いやいやそれにしても、これは日本のテレビドラマ業界にとってはかなりの大事のはずである。

『虎に翼』の脚本家・吉田恵里香さんと『推しの子』の作画担当の横槍メンゴさんのラジオ番組を視聴。お二人は今のようなヒット作が出る前からのご友人なんですね。今の若い人ってこんなにいろんなことを考え抜きながらエンタメを作っているんだなぁ、頼もしいなぁ、と思いました(婆目線)。

某番組を見てると田中みな実さんが「俳優」と紹介されており「えっ、そうなん?」となった。もしそれが目指す方向性だったのだとすれば、この人は割と、やれと言われれば何でもできてしまうが故に自分の方向性を定めにくい器用貧乏な人なのかもしれない、と思った。

なんかTLにジーナ・ローランズさんが流れてくるなと思ったら、亡くなられたのか……。世界で一番好きで尊敬する女優さんのお一人でした。心よりご冥福をお祈り致します。

個人的には、ジーナ・ローランズさんの最高傑作は『こわれゆく女』です。刑事コロンボ以外のピーター・フォークさんの出演作をあまり見たことがないという方々にも是非見てみて戴きたいです。

アラン・ドロンさんが亡くなったと聞くと、いよいよ時代の変わり目を感じる。どうぞ安らかにお眠り下さい。

この度1ヵ月だけDisney+に加入したのだが、よく出てくる「STAR」というロゴが気になって調べてみたら、これはスターチャンネルとは関係ないディズニーの配信用のブランド(コンテンツハブと呼ばれている)なんですね~。Disney+ではディズニー、ピクサー、マーベル、スター・ウォーズ、ナショナルジオグラフィック、STARという6つのコンテンツハブがあって、それぞれ違った毛色の作品を配信しているそうだ。

しかし、Disney+に1回サインアップしたら、その同意文書を盾にしてその後一生ディズニー関係の組織(ディズニーランドなども含む)への訴訟ができなくなるとか言ってるの、いくら何でも悪辣すぎじゃないかな?

ところで、スターチャンネルの方は東北新社からジャパネットに売却されたんだそうでびっくり!知らんかった!これまでやっていたスターチャンネル2と3を終了させ、ジャパネットのjapanextと統合して、BS10という無料と有料の2局態勢になるんだそうです。

『カンブリア宮殿』でU-NEXTの社長がUSEN創業者の二世だと初めて知った。U-NEXTがマルチコンテンツ化するのは世の流れなのだろうけど、様々な映画を見ることができるという基本はこれからも大切にして欲しいなぁと思いました。

黒木華さんが映画主題歌として「夜明けのマイウェイ」を歌うんだそうな。懐かしすぎる!この曲と、桃井かおりさんの「バイバイ子守唄(ララバイ)」という曲の音源が欲しいがために、日テレのドラマ主題歌を集めた4枚組のCDを買ったことがあります。

記憶がごっちゃになっていたのですが、調べてみると、「夜明けのマイウェイ」は「ちょっとマイウェイ」というドラマの主題歌で、「バイバイ子守唄」はその後番組の「ダウンタウン物語」の主題歌でしたね。どちらの番組にも桃井かおりさんが出ていて、どちらも熱心に見ていた記憶があります。(小さかったせいか内容は全然覚えてないんだけど……。)

大根仁監督とNetflixが5年間の独占契約を結んだとのこと。わ~、大根監督とネトフリって親和性高そう。何となくだけど。

西田敏行さんを最初に認識したのは『池中玄太80キロ』で、それからはありとあらゆるいい映画やいいドラマに出ていらしたような印象がある。西田さんも、出演するだけで作品の価値を1ランク押し上げることができるようなタイプの、掛け値無しの超一流の俳優さんのお一人だった。これからの日本のエンタメの世界に西田さんはいないのかと思うと、何かの後ろ盾を失ったような、どうしようもなく心許ない気持ちになる。心よりご冥福をお祈り申し上げます。

どちらかというと、好き嫌いの感覚が先行する印象のあるおすぎさんより、客観的な分析に基づいて発言している印象のあるピーコさんのファンだった。心よりご冥福をお祈り申し上げます。

最近アニメ化された「がんばっていきまっしょい」のCMがSNSでよく流れてくるのだが、いわゆるアニメ声の女性声優さんが大挙して出演しているらしく、(アニメ版が好きな人には申し訳ないのだが)オールドファンとしてはかなりげんなりしている。

日本には恐怖心をエンタメ化する文化が元々とあったと思うのですが、それを漫画界に持ち込んで一大ジャンルとして確立させるのに楳図かずお先生が果たした貢献は計り知れないのではないかと思います。心よりご冥福をお祈り申し上げます。

所用でかなり久々に神保町に来たのだが、今はもう岩波ホールが時代なのだと思うと悲しくなってしまった。

高畑充希さんと岡田将生さん、お二人ならいいご夫婦になれそう。おめでとうございます!末長くお幸せに!

中学の授業で国語の担当の先生が読んでくれたのは谷川俊太郎さんのどの詩だったかな。長年、言葉を紡ぐことの可能性を提示し続けてくださってありがとうございました。どうぞ安らかにお休みください。

火野正平さん。ごく最近まで精力的になさっていたお仕事の数々が思いうかびます。心よりご冥福をお祈り申し上げます。

前々から薄々思っていたんだけど、橋本環奈さんのマネージメントをやっている人達って、ゆくゆく彼女にどんな俳優になって欲しいとか、そういうビジョンを全く持っていないのかな……。もっと作品を選ぶ力を養って欲しいと何回思ったことだろう。

今回の朝ドラ。 この脚本家さんは、ギャルのこととか糸島のこととか農業のこととかいろいろ下調べが足りなさすぎる、とも感じたけど、そもそも女性を外側からしか捉えてなくて、女性の内面のリアルなメンタリティとか全然描けないタイプの人なんじゃないかな……と思うようになった。
そう考えると、いろいろなエピソードの切り貼りしたようなちぐはぐ感にも納得がいく。これはこの人だけの問題じゃなくて、とある大物脚本家による近作の朝ドラでも感じたことだ。
朝ドラは女性が主人公だったり、そうじゃなくても主人公を支える重要なキャラだったりするので、女性が描けない脚本家はどれだけ名がある人でも朝ドラには向いていないんじゃないかな、と今回確信した。

様々な脚本賞で「虎に翼」があるべき評価を受けていないことに心から憤慨している。審査しているお爺さん達に、昭和の価値観をふりかざして我が道を行くオジサンの話は刺さっても、女性達があるべき権利の獲得のために苦闘する話は刺さらなかったってことなんじゃないかと、その公平性を完全に疑っている。

「地獄でなぜ悪い」の件。自分は一介の映画ファンとして例の監督のその時期の映画をほぼすべて映画館で見ていて、何ならその作品群の大ファンだったから、タイトルを聞いただけで裏切られたような騙されたような、胸糞の悪い思いで一杯になる。だから星野さんが例の歌を紅白で歌わないことに心から感謝した(大晦日は必ず紅白を必ず見る家なんで)。
ご本人やファンの皆さんには別の思いもおありでしょうが、あの曲が例の映画と同名の主題歌である以上、曲目の変更は妥当な判断だと思うし、物事を多角的な視点から俯瞰できる星野さんはさすがだと尊敬の念がまた深くなった。



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