Back Numbers : 王様の耳はロバの耳!2008年版



(一番上が新しいもので、下に行くほど古くなります。)

昨今のテレビのバラエティは宣伝ばかりだ、というような記事を最近立て続けにいくつか読んだのだが、そんなのはもう随分前から当たり前に横行していることで、なんで今頃そんなこと新発見みたいに言うんだろ ? と思った。視聴者の方もそんなこと充分分かった上で、そんな思惑も折り込み済みで楽しむ術を心得てるんじゃないだろうか。ところで「番宣」って、もともとは「番組を宣伝する」の意味で使っていたのが、いつのまにか「番組に出て宣伝する」の意味に変わってきているような気がするんだけど……。

最近、昔よりドキュメンタリー映画の一般公開が増えているらしいのだが、ドキュメンタリー映画の面白さが一般に知られるようになったというよりは、映画館が増えすぎてまともな見応えのある上映作品が足りなくなっている、という理由の方が大きいんじゃないだろうか。

渋谷のシネ・アミューズがネーミング・ライツを売却して名前が変わるんだそうな。聞けば、シネカノンは、神戸やソウルの映画館をもう手放しているらしい。業績を考えてさっさと身辺整理するのも商売としては正しいと思うが、シネカノンですらそうした状況っていうことはだな。来年は今までの不景気なんて比較にならないくらいの未曾有の大不景気がやってくる予兆があちこちに出てきているような気がするのだが、来年の映画界は一体どうなっていることなのでしょう…… ?

【ファニーゲームU.S.A.】を見に行こうと思っていたのだがどうも食指が動かない。思うに、【ファニーゲーム】は名作ではあっても、【火垂るの墓】みたいに一度観るとトラウマになってしまう作品なのではないんでしょうかね……。

この夏にオープンした新宿のピカデリーは、今後業績が悪化してもいいように、あらかじめ1階ずつ切り売りできるような構造になっているのだそうだ。だからか~ !! あの映画館、エスカレーターが延々長くってしかも多過ぎて、上の方の館に行くのは本っ当に疲れてしまうのだ。(最上階まで行くには、普通の倍以上長さがあるエスカレーターを8つも上らなければならない ! )また、入口のところも狭くて小さいエスカレーターが1箇所あるだけで、混んでいる時の人の溜まり具合たるや非常に不愉快である。実際に映画を観に来る客の立場になんて全く立っていないユーザー・アンフレンドリーな発想。自分が無意識のうちになるべくこの映画館を避けようとしている理由が分かっちゃいましたよ。

『ぴあ』はリニューアルとやらのたびに使い勝手が悪くなる、とは過去にもう何度も書いているので飽きた。他にもっと見やすい総合カルチャー誌があれば速攻乗り換えたいものだが、そういうものが存在しないのは、そうしたものを作ってもお金にならないからなんでしょう。ただ、ネットの情報サイトは大体情報が細分化されていて、欲しい情報に行き着くまでには山ほどクリックを繰り返さなければいけないのがわずらわしくて、パラパラっとめくって全部の情報が一望できる紙媒体にはまだまだ有用性があるはずだと思うのである。

桑田佳祐さんが、今年のAAA(Act Against Aids)コンサートで、「昭和八十三年度 ! ひとり紅白歌合戦」と称して61曲もの曲を熱唱なさったそうだ。朝の某情報番組で全曲の曲目がフリップになっていたのだが、昭和歌謡を中心にした誰もが知っている有名曲が綺羅星のごとく並ぶ中、桑田佳祐さん自身の楽曲として「現代東京奇譚」がさりげなく並んでいたのが目を引いた。そうです。桑田さんが【闇の子供たち】のために書き下ろしたあのテーマソングですね。桑田さんて本っ当にいい人だなぁと思いました。

↑上の記事を検索していたら、偶然、ロッキング・オン社のウェブサイトがあることを知った。同社の刊行物も読まなくなってもう久しく、時代的に考えればそりゃ当然なのだが、何だかもの凄く隔世の感があった。

最近私の中で、天海祐希さんと真矢みきさんが若干混ざっているんですよねぇ……。

最近、原作者がお亡くなりになった作品のリメイクをしたり原作にはない設定の話を作ったりしているのを見ると、原作者が生きてたらそれを許すのかなぁとよく思う。海外でも有名な某巨匠の映画とか、海産物系な感じの某国民的マンガとか。今度ディズニーでピーターパンのスピンオフ企画をやるとかいうのもなんだそりゃという感じだ。

そりゃうちには『The World of GOLDEN EGGS』のDVDは全巻(特別版を除いて)ありますけれども。でも【レッドクリフ】のCFにローズマリー兄弟が出てくるのはなんかすごく違う気がするのだが。

【NEWS23】には映画のコーナーも多かったということで。筑紫哲也さんが亡くなられてしまうというのは、凄く想像外の出来事だった。1つ時代が何か確実に終わってしまった感じがした。謹んでご冥福をお祈り申し上げます。

ついにガイ・リッチーとマドンナは離婚しちゃったか~。残念。

緒形拳さんが亡くなられたことで、これから当面、クセのあるじいさん役は全部山崎努さんに回ることになるんじゃなかろうか、と思ったりした。

緒形拳さんは、一度だけ、至近距離でお見かけしたことがある。銀座のシャンテシネでの【ユリシーズの瞳】の初日の初回、同じエレベーターに乗っていらしたのだ。カジュアルな服装だったけど、いわゆるオーラという奴が出まくりで、やたらカッコよかったな~。拳さんだけは、何となく、永遠に生き永らえてずっと演技を続けて下さっている気がしていたのだが。あんなにスケール感のある偉大な俳優さんは、これからしばらく現れないことだろう。謹んでご冥福をお祈り申し上げます。

市川準監督は亡くなるにはまだ早すぎるんじゃないのか ? 好きな作品は非常に好きな監督さんだったので、現在待機中の作品を最後にもう新作が創られることがないだなんて、悲しすぎる。謹んでご冥福をお祈り申し上げます。

『篤姫』を観てて思うこと。①稲森いずみさんはこういう役柄ができる女優さんだとは思っていなかった。この瀧山さんの演技は素晴らしい。②原田泰造さんはバラエティとかで見るとそ~んなに面白いと思わないんだけど(失礼 ! )演技をさせるとこんなに光るのは何故なんだろう ? 万が一お笑いの方が駄目になっても(もっと失礼 !! )、この人は俳優で立派にやっていけますよ。

【シャフト】(てゆうか【黒いジャガー】 ? )のBGMで有名なアイザック・ヘイズ氏がお亡くなりになられたそうだ。氏は同作により黒人作曲家で始めてアカデミー賞を受賞するという新たな歴史を作った方でした。(【シャフト】のサントラはうちのiPodにも入ってます。)謹んでご冥福をお祈り申し上げます。

トニー・レオンがカリーナ・ラウと結婚 ! このお二人はもう20年近くお付き合いをしていらっしゃったそうですね。う~ん、でもなんとなく、トニー・レオンにはずっと結婚しないでいて欲しかった……。

ハビエル・バルデムがペネロペ・クルスにプロポーズをするとかしないとか言ってた話はどうなったのだろう……。

【崖の上のポニョ】関連の記事を読んでいたら、高畑勲監督が新作を準備中との話が書いてあった。マジっすか !

東京以外の全国のミニ・シアターのネットワーク化を目指して『シネマ・シンジケート』という組織が発足したのだそうだ。シネコンの存在価値は認めながらも、そのシステムからは抜け落ちてしまう可能性がある小規模でも良質な映画を発信していくことを目的としているようだ。この動きが、日本の映画文化の底上げに資するところがあるといいなと思う。そうして全国的な展開でリクープできる作品が増えて、更に良質な映画が製作される機会が増えてくれるとなお嬉しい。

久々に新宿の靖国通り方面を歩いていると、松竹会館の跡地に、もうすっかり白くて新しい『新宿ピカデリー』が出来上がっていた。ふむふむと見てみると、オープンは7/19……ってすぐじゃん ! (何でも【崖の上のポニョ】の公開に併せてオープンを早めたって話が……。)何のかんの言いながらすぐ近くのバルト9もよく使っているので(遅くまで上映している作品が多くて結構便利なのだ)、これで色々な作品が網羅されるようになれば、新宿で映画を見る機会もまた増えるでしょうか。……で、そうなってくると気になるのが歌舞伎町の再開発。そう思って見てみると確かに古い建物が多いこの界隈、コマ劇場が閉館するとなると随分雰囲気が変わるのは間違いないだろうけれど、それがどういうふうに転ぶのでしょうか。個人的にはあのレトロな雰囲気も嫌いじゃないのだけれど、商売的にはそんなこと言ってられるはずもなく、新しい建物を建てるとかして新たな客層を呼びたいと考えるのが定石なんでしょう。でもここで何かを間違えてしまうと、例えば映画館が全くなくなってしまったりとか、例えば一般の人には全く足を運びづらいエリアになってしまったりとかする可能性もあるかもしれないし……。

ヤングサンデーが休刊になるんだそうで、出版界では休刊と廃刊はほぼ同義語なんだそうで……。私は、ゆうきまさみ先生の『鉄腕バーディ』の行き先だけが心配だ。

【ロスト・イン・ラ・マンチャ】でその玉砕ぶりが図らずも全世界にドキュメントされてしまった映画【ドン・キホーテを殺した男】が、何と再始動しているらしいというニュースが……ジョニデさんは続投予定で、前回病気でフェイド・アウトしてしまったジャン・ロシュフォール翁の代わりには、テリー・ギリアム監督と同じモンティ・パイソンのメンバーだったマイケル・ペイリンさんにオファーが行っているとか。いや、今度こそ本当に無事成功して欲しいとは切に願うのだけれど……大丈夫か !?

↓ところで、以前にも書いたように思うが、手塚治虫先生のピカレスクといえば、誰かこの辺りで頑張って『アラバスター』に挑戦してみてくれませんかね ? 脚本も練り込みがいがあると思うし、CGとかの見せ場も作り放題で映像的にも面白いと思うんだけど。監督にはいっそ山崎貴さんはどうですか ? いくら【ALWAYS…】が大成功したからって、過剰なヒューマニズムで括られるばかりではいい加減息も詰まっていることでしょう。あ、手塚先生の暗いシリーズといえば、それこそ誰か頑張って『奇子(あやこ)』を映像化するってのは !? 【愛の流刑地】を撮った鶴橋康夫監督辺りなら不可能ではないかも ? ……採算取れねーとか言われそうだけど、これだけ猫も杓子も何でも映像化すりゃいいと思ってる昨今なんだから、いっそそれくらいのことやってみりゃいーんじゃないの。

かの手塚治虫先生のピカレスクの大傑作『MW<ムウ>』が実写映画化されるって話が……。この漫画、手塚治虫=ヒューマニズムって信じている人が読んだら結構ひっくり返りそうな内容で、主人公二人のホモ・セクシュアルのシーンなんかもがっつりあるような代物なのだが、一体どんな映画になることやら……。大体が製作母体がどこなのかよく分からんし(ギャガやアミューズが絡んでいるらしいということだけは分かったけど)、主演が玉木宏さんと山田孝之さんで監督はテレビ畑出身の方だとかって、限りなく微妙な感じだが、まぁ推移を見守って行きたいと思う。

このクールのドラマ『おせん』。原作と比べてどうなのかはよく知らないし、ストーリー的にものすごくびっくりするような内容でもないんだけど、とにかく蒼井優さんがひたすら可愛くて、中年女が二人して「癒される~っ」て言いながら結構せっせと見てました。

下と同じ号のキネマ旬報に、大高宏雄さんの「新作映画を観ることの興奮、さらにその畏れのようなものが、極端に希薄になってきているのだろうと思う。」という言葉が載っていた。……そうかもしれない。さすがに鋭い。

キネマ旬報6月下旬号に掲載されていた橋口亮輔監督へのインタビュー中の言葉「映画というのは、混沌とした世界の中から、美しいものを探し続け、表現していくことなんだと、僕は思っています」。感動。

昨年末の公開時に、TVシリーズの声のキャストを外して吹き替えに有名芸能人を使ったことで物議を醸した【ザ・シンプソンズ MOVIE】だが、ファンの署名活動などが実り、DVD版にはオリジナル・キャストによる日本語版も収録されることになったのだそうだ。更に、このオリジナル・キャストの皆さんが、ファンの皆さんに感謝の意を表したいということで独自に企画してファン感謝祭が行われ、大盛況だったのだそうだ。……うぅ、何てええ話や(泣)。作品って、その権利を持っている会社や個人のものなんかじゃなくて、あくまで観客のものなのであって、逆に、観客のものであるからこそ作品として成立し得るのだ。そのことが分かっていない人には、映画産業に携わる資格などないに違いない。

土曜の夜の日テレで、小林聡美さんともたいまさこさんが出演している妙な番組を見つけてしまった……その名は『2クール』。今週はお芝居仕立てだったけど、焚き火をしたり、店番したり、子守をしたりと……う~んよく分からん。どうやら【かもめ食堂】【めがね】の関係者さんが多く関わっているみたいで、ズバリ【めがね】の同窓会の回なんてのもありました。今年の7月31日まではこちらで全編を配信しているようですので、気になった方はGo !

『ROOKIES』を見ながら、「城田優さんてカッコイイけど、将来安岡力也さんみたいにならないかちと心配」と言ったら、に激ウケした……。

【ロード・オブ・ザ・リング】の前日談【ホビットの冒険】の監督が、正式にギレルモ・デル・トロ氏に決まったのだそうだ。本編監督のピーター・ジャクソンが監督をしないのであれば、きっと世界中で一番ふさわしい監督に思われるのだが、どうだろう。

最近【靖国 YASUKUNI】という映画で上映中止の動きが相次いでいたが、何せ情報も断片的にしか伝わってこないし、端から見ていて全く訳が分からない。以前劇場でちょっと予告編を見ただけだから、この映画が正確にどんな映画なのかはよく知らないが、一定以上のクオリティがあると判断されている映画ならば(この場合は既に劇場公開が決まっていたのでその点はクリアしてるはず)、結局面白い映画なのかどうかということも含め、その判断は、一部の政治家や思想家や活動家ではなくあくまでも客に委ねられるべきではないのだろうか。また、興行主という業種を名乗る人々には、その客の権利を確保する義務があるのではないだろうか。と思っていたら、東京での上映が渋谷のシネ・アミューズと銀座のシネカノンで決まったようです。さすがはシネカノン。

祝 !! 嵐の新番組 !! (←アホです。)

話題の『ホームレス中学生』が映画化されるとかで、主人公を小池徹平さんが演じると聞いてえ゛~~っありえへん ! といろいろな意味で思いましたが、古厩智之さんが監督をなさるというのを聞いてちょっと考えが変わりました。何せ先般の【奈緒子】はえらく出来がよかったし、登場人物の心の機微を丁寧に綴ることにおいては人後に落ちず、今まで失敗したのを見たことがない監督さんです。ドラマなどで拝見する限り小池徹平さんの演技力もかなり確かなものだし、原作は言わずと知れたベストセラーだし、これはもしかするととんでもなく大化けする可能性があるんじゃないでしょうか !?

【イングリッシュ・ペイシェント】【コールドマウンテン】のアンソニー・ミンゲラ監督が亡くなったと聞いてびっくりした。まだそんな年じゃないはずでは !? と思ったら54歳ですって……いきなりだなぁ。謹んでご冥福をお祈り申し上げます。

嵐の大野智くんの個展に行ってみたいなーと思っていたのだが、メチャ混みの様相を呈しているようなので断念した。でも作品集は買おうかな。芸能界には絵を描いたりしている人って結構いらっしゃるようなのだが、そんな中で大野くんは、本気でやればプロとして通用するだろうなと思わせてくれる数少ない人の一人です。見た目は一見おっとりした印象だけど、運動神経抜群で、歌も踊りも嵐で一番上手いらしいからすごいなぁ。

私にも嫌いな映画というのは恐らくたくさんあると思うが、いわゆる『ラズベリー賞』というものにはあまり意義を感じない。前にも書いたかもしれないが、言いたいことを言って業界にスッキリと風穴を開ける効果があった初期のラズベリー賞と違い、最近のラズベリー賞は、批判という行為をしたいがために批判することが一人歩きして権威化してしまっているみたいで、そんなものは見ていて愉快でも何でもないからだ。しかし最近、日本でも『ラズベリー賞』を真似っこして賞を作っている人達がいるんだそうな。う~ん、ポリシーが無い上にオリジナリティも無いと来たか……。

今週、篠原哲雄監督の【クリアネス】をブッチしてしまった。携帯小説だからという理由で偏見を持つのはよくないとは常々思っているのだが、でも実際、そうした小説を原作にしたという映画のあらすじなどを聞くと、なんというかすごく昔の少女漫画みたいな××いラブストーリーばかりで、忙しい時間を割いてまで見に行く気力はどうしても萎えてしまうのだ。まぁ、昨年の【恋空】の初日の、中学生くらい女の子で溢れ返っていた劇場の混雑ぶりを考えると、しばらくは似たような企画が雨後のタケノコみたいににょきにょき出てくるのは避けられないところでしょうけれども。

市川崑監督がとうとうお亡くなりになってしまった。すごくすごく残念だけど、でもおじいちゃんだったからなぁ……。天国で奥様の(和田)夏十さんと楽しくお暮らし下さい。謹んでご冥福をお祈り申し上げます。

【団塊ボーイズ】という邦題はあんまりにも酷すぎる……一体誰がこの題にときめくと言うんだ。

『未来講師めぐる』は、クドカンさんらしいぶっ飛んだ設定が毎回うまく生かされ、深田恭子さんのさすがのコメディ・センスがいかんなく発揮されているのがいいですね~。しかし彼女が例の映画版の【ヤッターマン】でドロンジョ様をやるというのはどうなんでしょう……私の中ではドロンジョ様ってもうちょっと熟女のイメージなんですよね、川島なお美さんとか杉本彩さんとか。で、ヤッターマンが櫻井翔君っつーのもどうなの。櫻井君は好きだけど、運動神経に非常に難あり(←嵐が出てるバラエティは多分ほとんど見てる)なのが役柄のイメージにそぐわないと思うんスけど……ま、いくら三池崇史監督作とはいえ、見に行く予定は無いからいいんですけど……。

このクールのドラマでは『あしたの、喜多善男』を楽しみに見ています。松田龍平さん、小西真奈美さん、栗山千明さん、生瀬勝久さんと、出てくる人達が好みの人ばかりで、ストーリーも連ドラにしては趣向が変わってて面白い。しかし何と言っても主演の小日向文世さん。彼を連ドラの主人公にするとはなんて勇気があるんだ ! と思いましたが、やっぱり抜群に上手いので、見ていてちっとも飽きないです。でも一つだけ難点が。私が気に入ったドラマって、視聴率では苦戦することが少なくないんですよね……。あ、そうするとクドカンさん脚本の『未来講師めぐる』も大丈夫なのか !?

今年は大河ドラマを見る年となってしまいました……というか、宮崎あおいさんが主役ではしょうがない。(朝の連ドラをフォローする根性は無かったですが。)大河ドラマの主役としては最年少だとのことですが、さもありなん。もう大女優の風格がありますよね、この人は。

ドリームワークスの新作アニメ【ビー・ムービー】の人面蜂を見て「気持ち悪っ !! 」と思ったのは私だけ !?

IMDbで確認したところ、そのヒース・レジャーさんは、これから公開される【アイム・ノット・ゼア】(トッド・ヘインズ監督のボブ・ディラン映画)に御出演なさってます。その後の【バットマン】(クリストファー・ノーラン監督)のジョーカー役は撮影後のポスト・プロダクション段階ということなので大丈夫かもしれませんが、でもその後の撮影中の【The Imaginarium of Doctor Parnassus】はアブナイのでは……って、これってテリー・ギリアム監督の新作じゃん !! ああ、どこまでついてないんだテリー。(参考資料には【ロスト・イン・ラ・マンチャ】をご覧下さい。)

ヒース・レジャーさん、亡くなっちゃったんですか……折角【ブロークバック・マウンテン】で大ブレイクしてこれからだってところだったのに……。謹んでご冥福をお祈り致します。

ブラッド・レンフロさんがなんと亡くなってしまったんだって……。まだ25歳の若さだったそうだ。ジョエル・シュマッカー監督の【依頼人】(名作です !! )で、まだ幼かった彼の演技を初めて見たときの嬉しい衝撃を今でも思い出します。謹んでご冥福をお祈りしたいと思います。

最近の玉木宏さんのご活躍を見ていると、俳優さんが当たり役を持つことって本当に重要なんだな~と思います。

この冬休みは、ちょっと遅い誕生日プレゼントとしてに全巻揃えで買ってもらった『The World of Golden Eggs』のDVDを堪能してました……と、ある日テレビを見てると日産のCMに彼等の姿が !! わーっ、もー超ビックリ系。小栗旬さんが何かの車の記者会見で出てたのはこれだったのか……。

芸能人同士の結婚は、最初からどこかしらアブナイ匂いがしている場合と、心から応援したくなる場合とにきっちり分かれる、てな話を去年書いたのですが……昨年末にニュースになってたオダギリジョーさんと香椎由宇さんの場合は、私的にはどうも前者のような予感が……。私のくだらない根拠レスな予想などあっさりひっくり返して、どうかどうか末永くお幸せになって下さい。

今、吉本で、芸人さん達100人に短編映画を撮ってもらうという企画をやっているみたいですね。未見だし、内容についてはよく知らないんですけど、芸人さんというのはプレゼンテーションすることに関してはもともと特殊なスキルを持っている人達だし、100人もの人に映画を撮らせれば、中には思わぬ才能を発揮する人も一人や二人は現れてくるんじゃないんでしょうか。ちょっとだけ期待してみたいような気もします。





見たかったのココロの墓場のコーナー !!


(見たかった指数)

★…………少し心に引っかかったので、うんとヒマなら行っていただろう
★★………かなり興味があったので、タイミングがよければ行ってただろう
★★★……ほとんど行く気になってたので、時間の都合さえつけば行ってただろう


【英国王給仕人に乾杯 ! 】★
(「…乾杯 ! 」っていう邦題のつけ方は古くさい気がする。)
【アンダーカヴァー】★
【その男 ヴァン・ダム】★
(予告編を見たけど、そこまで自虐的じゃなくってもって……(笑))
【ラースと、その彼女】*
(人形を彼女にするってお話……どんなに優しかろうが無理。)
【マルセイユの決着<おとしまえ>】★
【PARIS パリ】★
(セドリック・クラピッシュ監督の新作ということだが。)
【ワールド・オブ・ライズ】*
【ブロークン・イングリッシュ】★
(30代女性の逡巡って、あまりにも興味が湧かなくて我ながらびっくりした。)
【252 - 生存者あり -】★
【青い鳥】*
【未来を写した子どもたち】★
【BOY A】*
【平凡ポンチ】*
【かけひきは、恋のはじまり】★
【ブロードウェイ♪ブロードウェイ】★*
【ICHI】★
【リダクテッド 真実の価値】★
【ボーダータウン】★
【石内尋常高等小学校 花は散れども】★
(さすがに、尋常高等小学校ってちょっと……。)
【イキガミ】★
(松田翔太君は見たいけど、この話の設定はどうなのよ。)
【蛇にピアス】★
(予告編でヒロインのお上手じゃない台詞回しを見て相当萎えたけど、ARATA君が出てるんだよなー。)
【フライング☆ラビッツ】★
(瀬々敬久監督が企業タイアップ映画を作るとはちょっとびっくりだ。)
【あぁ、結婚生活】★*
(題名が全くもってそそらないが、クリス・クーパーとか出てるのよね……。)
【シャカリキ ! 】*
【ラストゲーム 最後の早慶戦】*
(戦中ものはもういいよ……。)
【R246 STORY】*
【言えない秘密】★
(ジェイ・チョウさんが監督までやってるのは凄いけど、あまりにもバリバリの青春ものっぽいので……。)
【カンフー・ダンク ! 】*
【ベガスの恋に勝つルール】★
(いっそあっけらかんと楽しいかも。)
【881 歌え!パパイヤ】★★
(シンガポール映画だそうだ。珍しいですね~。)
【火垂るの墓】★
(アニメ版の衝撃が今なお強すぎ、いろんな意味で見るのが恐いんです……。)
【ネコナデ】★★
【ぼくの大切なともだち】★
【ダイブ ! 】★
【1978年、冬。】★
【美しすぎる母】★
(トム・ケイリン監督ってちょっと懐かしい名前。)
【春よこい】★
【築地魚河岸三代目】★
【長い長い殺人】★
【JOHNEN 定の愛】★
【コロッサル・ユース】★
【幻影師アイゼンハイム】★
【ナルニア国物語/第2章: カスピアン王子の角笛】★
【ひぐらしのなく頃に】★
【軍鶏 -Shamo-】★*
【さよなら。いつかわかること】★*
【映画 クロサギ】★
(予告編を見て、山崎努さんと山下智久さんの演技力の落差に萎えました……。)
【たそがれ】★★
(予告編を見た時のインパクトがなんか凄かった。)
【ペネロピ】★★
【ミスター・ロンリー】★
【クリアネス】*
【動物、動物たち】★
(剥製ってどうも好きになれないんですが……。)
【KIDS】★
(お肌ツルッツルの小池徹平さんはちょっと見てみたいけど、あらすじを聞いていると萎える。)
【ハーフェズ ペルシャの詩】★
【ヒトラーの贋札】★


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