Back Numbers : 王様の耳はロバの耳!2009年版



(一番上が新しいもので、下に行くほど古くなります。)

最近いよいよ『ぴあ』を買わなくなってしまったので、映画の情報はネットで集めるしかなくなってしまった。しかしこれぞというサイトがなかなかなくて、毎回四苦八苦。あるサイトはすべての情報をずらずら並べてあるので最新の上映作品が分かりにくく、その点が分かりやすいあるサイトでは、各映画の各映画館ごとにタイムテーブルに行き着くまでにそれぞれ5回くらいクリックが必要だったり。かと思えば、タイムテーブルの表示が比較的ラクな某サイトをしばらく使っていたら、実はマイナーな作品がかなり抜け落ちていることが分かって愕然としたり(見ようと思っていた映画をもう少しで見逃すところだった)……。当面は面倒でもいろんなサイトを組み合わせてそれぞれの長所を利用していくしかないのかなぁ。あー誰か、これぞ決定版 !! というサイトがあったら教えて下さいっ !! というか、そういうテクと情報と金とヒマのある方、今ならビジネス・チャンスになるかも !?

二世・三世の芸能人など今に始まったことじゃないけれど、最近、某お菓子のCMやら某映画の予告編やら見ていて、それはちょっとないんじゃないのと思うことが重なっておりまして……。言いたかないけど、芸的に頑張るつもりがないのならせめて容姿だろ。

今回の衆院選で当選した民主党の女性議員が、以前、変態映画でヌードになって濡れ場を演じていたとか何とか。でもその映画が故・石井輝男監督の遺作【盲獣vs一寸法師】だったと聞いて、そりゃむしろ武勇伝と言うべきだろうと思った。この件だけに限って言うのなら、誰が非難しても私は応援しまっせ。ところで、民主党の新人女性議員を何とかガールズとかって呼ぶのはやめてもらえないかね。それぞれの歴史を背負って生きてきたいい年こいた一人前の女性を捕まえて“ガール”とかって、はっきり言って蔑んだ呼び方だろ ?

配給会社のワイズポリシーに引き続きムービーアイも倒産していたそうで……やっぱり世の中不景気だ。全然よくなる気配がねぇ。

ある週の『天地人』を見て、いくら史実だとはいえやっぱりチョビヒゲは嫌いだ……とヒゲの生えた妻夫木くんを見て改めて思った。いやこの際最終回まで観るけどさーそりゃ。

毎週見ているタカアンドトシさんの『お試しかっ ! 』のAniコレ(女装したおにーさん達が美しさを競う企画)で、不動のチャンピオン・杉浦太陽さんの持つ番組歴代記録の点数を塗り替えて優勝した美女は、【愛のむきだし】で主演していた西島隆弘さんだった。そりゃそうさ、映画でも女装してたんだぜい、と我が事でもないのに自慢したくなってみた。

SMAPの皆さんが出演しているSoftBankのCMは、その規模からして大変な撮影だったのではないかと思うが、室内のシーンからいきなり遠景のシーンに切り替わってしまう場面がどうももったいない。折角だから特別製のクレーンでも何でも作るくらいのことはして、室内の移動から遠景まで切り替えなしのワンショットで撮れればさぞや凄かったのに。

新宿高島屋にあるテアトルタイムズスクエアも閉館とは……。

私の中での探偵コメディの永遠のぶっちぎりの金字塔『俺たちは天使だ』のリメイクをどこかでやっているらしいと聞き、ふざけるのもたいがいにせーよと思った。いくらオリジナルの企画を創り出す能が無いからって、何でもかんでもお手軽に剽窃してりゃいいってもんじゃないわよ全く。

山田辰夫さんがお亡くなりになってしまったと聞いてもの凄くショックだ……。日本の助演俳優さんの中では、もしかしたら一番好きな人だったかもしれない。助演俳優さんってそもそも育ちにくい上に限られた人しか生き残れないだろうし、ああいった味のある人となると他の人では全く代わりがきかないと思う。まだまだお若かったのに、日本の映画・ドラマ界の損失は本当に、本当に計り知れない……。早い、早過ぎるよ。辰兄ィ。

浅野忠信さんとCharaさんが離婚なんてまさかと思ったが、本当だったのね。

↓の番組のうち、『爆笑レッドシアター』が好きなのは、内村光良さんが「支配人」をしているのが大きい。特にお笑い系の番組では、内村さんのサポートがあってこそ芸能界でやっていく基盤を固めることができた人がかなりの数いるのではないかと思うし(今をときめくあの有吉さんだって、ある時期は内Pに出ていたのが唯一のTV出演だったような気がする)、『…レッドシアター』でも今同じ現象が起こりつつあるように思う。『赤劇場』のミニコントなんぞを見ていると、相方さんはともかく、内村さんは本当にお笑いが好きなんじゃないかとしみじみ思う。

最近ずっと家にいることもあって、もともと好きだったお笑い番組をもう凄い勢いで見ている自分に気がついた。特に好きな番組は『爆笑レッドシアター』(深夜の『The Three Theater』の頃から見てるし)、『あらびき団』、『爆笑問題の検索ちゃん』、『フットンダ』、月イチ放送の『ヤリキレナイ川』など。(『爆笑レッドカーペット』は見てるけど『エンタの神様』は演出が勝ちすぎていて好きじゃない。『やりすぎコージー』は深夜に戻してくれ !! )好きな芸人さんは今田耕司さん、タカアンドトシさん、フットボールアワーさんなど。彼らが出ているとどんな番組でも取り敢えず見てしまう。そんな中、最近「出ていると見てしまう」度がぶっちぎりで高いのがオードリーのお二人。最近読んだ某誌のインタビューが非常に面白かったんだけど、その中で好きな映画や漫画を聞かれ、春日氏が手塚先生の『MW』、若林氏がコーエン兄弟の【ビッグ・リボウスキ】を挙げていたのを見て、やっぱりこの人達は只者じゃないと確信した。

『こち亀』がドラマ化 !? しかも主演が香取慎吾さんなんて本当にどうかと思ったが、それなりにちゃんとオヤジくさいキャラに仕上がっているのを見て、さすがはコスプレドラマの帝王だと思った。しかしそれよりインパクトがあったのは速水もこみちさんの中川巡査。わーなんてぴったりなの。このキャスティングをした人は天才かもしれない。

『ドラゴンボール』の実写版のDVDのCMでは、ついに「(オリジナルとの)違いを楽しもう !! 」なんてことを公然と言ってやがる……。だからそんなファンから総スカンを食らうような映画をどうして最初から作るのよ。理解に苦しむわ。

キネ旬の7月上旬号に載っていた対談で、西川美和監督が「この時代にあえて存在しなくてはいけない映画とは何か。それが見つかったら、また新しい物語を書き始めようと思います。」と言っていた。そんな人が映画界からいなくなった時に、私は映画を観るのを止めようと思う。

ある記事によると、今年のカンヌ映画祭では、日本の配給会社による作品の買い控えが顕著だったようだ。ケン・ローチ監督の新作が来なかったらどうしよう !? とも思うけれども、海外の中間エージェントが売値を吊り上げる傾向は常々アホじゃないかと思っていたので(そんなことをしがちなのはどうせアメリカ人辺りだろうと勝手に想像したりする)、買い控えというのも致し方ない流れなのかもしれない。世の中には適正価格というものが存在するし、欲をかきすぎるあまり結局その映画を観てくれる国を減らすのでは本末転倒だということに、世界の有名映画監督の皆様も早く気づいて欲しい。そして日本でもっといい映画を見せてくれ。日本というマーケットはまだ決して小さくないと思うわよー。

大泉洋さんの今度のドラマの宣伝を見て、【パッチ・アダムス】のパクリ ? と思ったのは私だけ ?

コマ劇場ビルにあったいくつかの映画館に続きジョイシネマ系まで閉館し、歌舞伎町の映画街で残っている映画館はついにMILANOビル系と東亜興行チェーン系のみになってしまった。行ったことのない方には分かりにくいと思うが、要するに一挙に去年までの半分くらいになってしまったのだ。今残っている映画館もちらほら噂があるし、今後どうなる歌舞伎町。しかしかくいう私自身も、最近ではほとんど歌舞伎町の映画館を利用しなくなっているしなぁ……。

マイケル・ジャクソンが死んでしまったって……ウソだろう !? これだけ朝から晩までいろんなニュースで流れていて、アル・ジャジーラですらトップで扱ってたくらいなんだから、多分本当なんだろうけど、やっぱりまだ信じられなくて、彼のことだから魔法とか使ってさっくり復活してくれやしないかとしばらくどこかで思っていたりしたのだが。いや、世界中で誰よりも愛されていたのに、誰よりも孤独だったのかもしれず、その巨大過ぎる才能ゆえに尋常ならざる人生を歩まざるを得なかった彼を、今はもう静かに眠らせてあげなければいけないのかもしれないけれど……。

基本的に芸能人の結婚式のTV中継やらにはじぇんじぇん興味はないのだが、川島なお美さんの披露宴は、有名シェフを集めてコース料理を作らせたりしている辺り、まだしも芸があるんじゃないかと思った。私は彼女のデビュー曲もはっきり覚えていて、お笑いマンガ道場も見ていたし、いつぞや大事故に遭って重傷を負った時には陰ながら心配もしていた。(過去のスキャンダルもオイオイと思いながら見ていたが……。)浮き沈みの激しい芸能界で彼女のようなポジションで芸能人を続けていくのははっきり言って非常に難しいと思うのだが、彼女に関してだけは、清濁全部ひっくるめて本当に頑張っているよなーと言うしかないんじゃないかと思う。どうか本当に末永く幸せになって戴きたい。

最近、浅野忠信さんが以前は全く出なかったCMなんぞにさくさく出ているのを見ると、子供さんが学校にでも上がるのかいなとか、さもしいことを考えてしまったりして。いやいや、もっと単純に、いい意味である種の構えがなくなってオープンな姿勢になったことの表れなだけなのかもしれないわよね。

幸いなことに生で清志郎さんを見たことがなかったから、清志郎さんは今でも世界のどこかでずっと歌っているような気がしている。さよならは言わない。私のiPodにはRCの曲はたった28曲しか入っていないけど、きっとどれも一生大切に聞き続けていく曲だと思うから。それでも、また改めて曲を聴き直してみたりしたら少し泣けてきた。それと同時に、もしかして私が現実の恋愛というものにあまり積極的に関わろうとしなかったのは、ある時期のRCの曲があんまりにもロマンチックだったからじゃないんだろうか ? と少し思ったりした。

今年も『天地人』を毎週せっせと見ています。観ていて飽きないので、やっぱり私は妻夫木くんの演技は好きなんだなぁと思います。あと案外見逃せないのは、東幹久さんが妻夫木くんの盟友という出番の多い役にさりげなく抜擢されているので毎週必ず出ているところ。昔は大嫌いだったんだけど、30を過ぎた辺りからの彼は俄然面白くてたまりません。しかし、長澤まさみさんだけはどうもミスキャストなんじゃないかと思うんだけどどうなんでしょう。彼女が最近演じる役ってどれもこれもどうも魅力に乏しいような気がするのはどうしてなのかなー。

綾瀬はるかさんが某映画のプロモーションで朝から晩までいろんな番組にせっせと出演させられ、“題名はこんなですがいい映画なんです”などと何度も言わされているのを見るにつけ、事前のアンケートや調査などでよっぽど題名がネックになっていたんだろうなーという印象を強くした。主要スタッフに女性が一人もいなかったんかいな。おっさん達には面白く映るのかもしれなくても女性は嫌がりそうだってあらかじめ分からないもんかなぁ。え、私 ? チケットを買う時に窓口であんなタイトル言いたかないから行きませんよそりゃ。

木村拓哉さんが今度仏米合作の映画に出ると聞いて真っ先に思ったことは……ええっ !? あのおゲージュツ全開の【青いパパイヤの香り】のトラン・アン・ユン監督にサスペンス大作なんて作れるの !?

水嶋ヒロさんと絢香さんのご結婚は、事務所にも内緒で籍を入れた強行突破だったらしいですね。私が事務所の人なら「せめて発表はあと2年待ってくれ」と泣きついたかもと思うけれど、しかし、何だそりゃ ? というような怪しい人と妙な噂が立ったりするよりは、好感度の高い人とまっとうな恋愛をしてさっくり結婚して幸せになる方が美しくてイメージにも傷がつかないので、長い目で見ると逆にいいかもなー、なんてことも思ったりしました。何にせよ、水嶋ヒロさんの態度は1本芯が通っていてカッコイイなと思いました。この人は、いろいろな作品で全く違った顔を見せてくれるので、息の長い役者さんになれるのではないかと思います。どうぞ末永くお幸せに !!

某飲料メーカーのCFを、私は松田翔太くんが出てるけど中村獅童さんが出ているからあまり好きではなく、は中村獅童さんが出てるけど松田翔太くんが出ているから好きらしい。要するに、松田翔太くんは好きだけど中村獅童さんは好きじゃないというのは共通してたりする。離婚騒動の時に“これだから歌舞伎界の人間は……”と思ったのが痛かったんだよなー。

【トワイライト…】のシリーズって、話を聞く限り、要するに日本の昔の少女マンガみたいな作品なんじゃないだろうか。日本文化の中では昔からもう相当消化され尽くしていて、かなりの変化球が加わらなければ成功しないジャンルになっているのではないかと思うのだけれども……。

いろいろな番組や、アメリカの某CGアニメ映画の宣伝などに出ている大橋のぞみちゃんを見るたびに、この子はプロだな~といつも感心してしまう。まぁ、そういうのが好きかどうかは別にして、だな。

とある火曜日に新宿のバルト9に行ったら、また平日とは思えないような人だかりが……。これは一体何ですか ? と劇場の人に尋ねたら、何とWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)の決勝戦の生中継をやっていたのだそう。成程、いい考えだな。昨今はスクリーンは慢性的にだぶつき気味だろうし、こうしたことでお客さんに一度でも映画館に来てもらって、少しでもその場の雰囲気に触れてもらえれば、今後気になった作品があったりした時に足を運んでもらいやすいじゃん。ただ、この日に見る予定にしていた回の映画が中止になっていたりしたら烈火のごとく怒っていただろうけどねぇ。最近の映画館はよくイベントとかやっているから、直前にネットとかでスケジュールを再確認するクセをつけた方がいいのかもしれない(……ってすごい面倒臭いんですけど)。

沖縄国際映画祭って、吉本興業も主催に絡んでいたのね。いろんなTV番組に無理矢理ねじ込むようなあのなりふり構わないプッシュの仕方たるや凄まじかったが、これからお笑いもきっと供給過剰になるであろう近い将来を見越して、広げられる間口は少しでも広げておこうとする姿勢は、企業努力としては大したものだなぁと単純に感心した。例えば木村祐一さんや板尾創路さん、ゴリさんなどは演者としては既にかなり本格的な評価を受けている人達だし、最近見た品川裕さんの作品も映画としてかなり評価できる出来だった。また、松本人志さんみたいな破壊的な実験作もアリかなって個人的には思うし。ジャニーズと同様、吉本にも映画に関してかなり造詣が深いブレーンがいると見た。

映画には本っ当に全く何の関係もないのだけれど(……あ、でも去年【グーグー…】があったから関係あることにしとくか)、吉祥寺のサンロードにある三浦屋が閉店してしまうと知り、立ち直れないくらいショックを受けている。私が吉祥寺という街を好きだと思う気持ちの1/3、いやもしかして半分以上は三浦屋の存在に由来するものだったのかもしれないと改めて思う。三浦屋に行けば日本全国から集められた良質な食材が間違いなく買えるし、美味しいお惣菜やスウィーツもたくさんあるし、最後には三浦屋に行けば何とかしてくれるという安心感が常にあった。私の食に対する信頼感は今まで三浦屋が守ってくれていたのだとすら思う。重ね重ね、本当にショックだ……私は一体これからどうやって生きていけばいいの。何一つ、同じところには留まらず、移り変わっていくものなのだと、また一つ実感させられる出来事になってしまった。

アカデミー賞の外国語映画賞は、選定基準がいまいちはっきりしないことがあるアカデミー賞の中でもひときわ曖昧な賞だとは常々思っているのだけれど、それは各国からのよりすぐりの秀作の中からアカデミー賞の会員がNo.1を選ぶ基準がよく分からんという話であって、選ばれている作品がどれもそれなりに力がある作品なのは間違いないんじゃないかと思う。なので今回【おくりびと】が受賞したのは、いろんな意味でよかったんじゃないかなーと素直に思う。で、その翌日、最近火曜日を定休日にした私めがある映画を見に新宿のピカデリーに行ったら、ど平日のまっ昼間だというのにもんのすごい人でびっくりした。(テレビ局が取材に来てたのはウザかった。)でもこの日は、何故だか他の映画館も軒並み人が多かったんだよね~。こういう賞一つが映画の動員に少しでも貢献するのなら、それは本当に喜ばしいことだ。

最近、映画の【オーストラリア】との絡みなのか、映画館でよくオーストラリア観光の宣伝CFが流れているのだが、あれはストーリー的にちとどうなのだろう。女の人が自分らしくあるためには出世は諦めろという意味に取られはしないのだろうか。ところで、映画の方は……いやぁ、私、大河メロドラマ系はあんまり食指が……。

予告編しか見てないけど、もしかすると『ドラゴンボール』の映画版はもっと酷いかもしれない……。

アクションゲームはカラキシアカン私は、『ストリートファイター』はほんのちょっぴりしかやったことがないし、ほとんど何の思い入れもないんだけど、あの映画版のヒロインってファンの人達的には一体どうなんですか ?

知らない間に渋谷ピカデリーが閉館していた……。あそこって松竹の直営館じゃなかったっけ !? 松竹系の映画自体は提携館のシネパレスでやるらしいんだけど、渋谷から直営館を撤退させるって、映画会社として何かしらの勝負を投げてしまったような印象を持たれてしまわないのかな……。ニュース等を検索してみると、(松竹東急系の相方だった)東急が渋谷にシネコンを作るという構想はないことはないらしいんだけど、それは一体いつの話になるのでしょう。

チュートリアルの徳井さんが、某スポーツ選手と噂があった時はまぁどうでもいい感じだったけど(そっちは本当はマジ告白してふられたらしいけど)、相手が夏川結衣さんとなると話が全然違う。というかそっちの方が妙にリアルでナマナマしいんですけど……。やるなぁ徳井さん。ちょっと見直しちゃった。

この間ぼへぼへ~っと深夜番組を見ていたら、NHKに三池崇史監督が出てて仰天 ! しかも若い人に短編撮らせてその品評とかやってるし……。う~ん、その昔、Vシネに凄い監督がいるのよとか人に言ったら眉をひそめられていた時代とは隔世の感があります。

音楽にインスパイアされたやらという作品群は、ネタがいよいよ無いところに、音楽の豊かな世界観を剽窃して作らなくていいものを無理矢理こしらえている感があって、これまたどうも好きじゃない。【マンマ・ミーア ! 】に限らず、最近増えているんじゃないかなぁ……。

じーさんが孫くらいの若い女と何の不思議もなくくっつく話はよく作られても、その逆はない。これは、業界を牛耳っている人にはまだまだじーさんが多いということの証明なんだとかどうだとか。【エレジー】にあまり食指が動かないのはきっとそうした理由。

松田龍平さんご結婚 !! おめでとうございます !! ……と言いたいところなのだが、大変誠に勝手ながら、もうちょ~っとトシを取るまで独身でいて欲しかったなぁ、なんて思ったりして……。でもこれを機に、ますます仕事に精を出して演技に磨きを掛けて戴ければと思います。





見たかったのココロの墓場のコーナー !!


(見たかった指数)

★…………少し心に引っかかったので、うんとヒマなら行っていただろう
★★………かなり興味があったので、タイミングがよければ行ってただろう
★★★……ほとんど行く気になってたので、時間の都合さえつけば行ってただろう


【よなよなペンギン】★*
(あのテーマソングが耳に残っちゃって……。)
【アサルトガールズ】★
【誰がため】★
【スノープリンス 禁じられた恋のメロディ】★
(フランダースの犬の焼き直しとは……。)
【泣きながら生きて】★
【劔岳 撮影の記 標高3000メートル、激闘の873日】★★
【ワカラナイ】★
【ロフト】★
【黄金花~秘すれば花、死すれば蝶~】★
【曲がれ ! スプーン】★
【ピリペンコさんの手づくり潜水艦】★*
【E.YAZAWA ROCK】★★
【つむじ風食堂の夜】★*
【千年の祈り】★★
【スペル】★
(サム・ライミ監督が原点回帰……してくれない方が私は嬉しいんだが。)
【ファッションが教えてくれること】★*
(『VOGUE』の編集長が【プラダを着た悪魔】のモデルなんだそうな。)
【犬と猫と人間と】★★
【アンナと過ごした4日間】★
(仮にいくら超名作だったとしてもストーカーの話はあまり……。)
【ボヴァリー夫人】★*
(しかしヨーロッパの人って『ボヴァリー夫人』好きだよねぇ。)
【今日からヒットマン】★★*
(これは本当に時間が合わなかった。残念。)
【くもりときどきミートボール】★
(3Dの日本語版しかやっとらんてさー。)
【白夜】★
(おフランスを舞台に一日限りの恋って……何故これを撮ろうと思ったのだ小林(政広)監督。)
【九月に降る風】★
【コネクテッド】★
【不灯港】*
【美代子阿佐ヶ谷気分】★
(水橋研二さん主演 !! でもガロ的ラブストーリーってちょっとキツい……。)
【いけちゃんとぼく】★
【マン・オン・ワイヤー】★
【はりまや橋 The Harimaya Bridge】*
【サガン 悲しみよこんにちは】★
(伝記ものって食指が微妙に動かないなー。)
【ROOKIES 卒業】★*
(まーそのうちTVでやるよなーって。)
【ラスト・ブラッド】*
【ハイキック・ガール ! 】*
【浪漫者たち】*
【路上のソリスト】★
【失われた肌】★*
【釣りキチ三平】★
(魚紳さんが塚本高史さんてのは絶対違う~ !! )
【SR サイタマノラッパー】★★
(池袋のレイトショーを見に行く余裕がなかった。すいません ! )
【映画は映画だ】★
【花の生涯 梅蘭芳(メイランファン)】★
(昔の【花の影】の苦い記憶がちょっとあり~の。)
【ホルテンさんのはじめての冒険】★*
【小三治】★★
(柳家小三治師匠のドキュメンタリーなんだそうな。)
【ユッスー・ンドゥール 魂の帰郷】★
【今、僕は】★
【鎧 サムライゾンビ】*
【ラ・ボエーム】★
【天使の眼、野獣の街】★★
【キャラメル】★*
(レバノン映画なんだそうで。珍しい。)
【我が至上の愛 アストレとセラドン】★
(エリック・ロメール監督による古典文学の映画化なんだそう。古典文学ですか……。)
【ヘルボーイ ゴールデン・アーミー】★


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