Keisuke Hara - [Diary]
1999/12版 その2

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1999/12/11 (Sat.)


1999/12/12 (Sun.)


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1999/12/16 (Thurs.)


1999/12/17 (Fri.)

Web日記システム GNS を試してみたところ非常に便利で楽しいので、 この方式で日記を書き始めてみました。gorry さんに感謝します。 「秘法十八」のカードがなくなってしまって終了の後、 特にいい企画も思いつかないので全く普通の日誌形式でやってみます。 昨日までN大学でのシンポジウムに出ていたのですが、 思いがけないところにまで「読者」がいたことを知って、 ちょっとクラクラしました。 悪いことはできないものですね…

つい最近のこと、四条に続いて三条大橋の袂に スターバックス が出来て重宝しています。 京都はそれぞれに雰囲気のあるいい喫茶店が多いのだが、 珈琲の味そのものが僕の好きなタイプでなかったり、 僕の住所からは不便な場所にあったりで、なかなか適当な店がなくて困っていた。 三条あたりをぶらぶらした後、 一休みしながら買ったばかりの本を読みたいなあ、 などをいうときに困ってしまうのである。 唯一の例外が Cafe Rxxxxx なのだが、 この店の欠点は物理的に暗いということで、 残念ながら夕方以降、本を読むのには向いていない。 その点、スターバックス三条店は、明るいし、ソファがあるし、 珈琲の味も値段にしては美味しいと思う。 それに三条大橋の袂で、鴨川に面しているので景色もいい。

先日、アメリカ西海岸を出張で周ってきた時も、 どの街でもやたらに目についたのがスターバックスで、 ここ数年で猛烈にノシているらしい。 何度か入ったが、いつも満員でにぎわっていた。 最初は、アメリカ人がたかがコーヒー1杯に3ドルも払うか、 という議論もあったようだが、結果的には成功しているようだ。


1999/12/18 (Sat.) まねき

四条大橋傍の南座にまねきがかかると年の暮れだなあ、と思うのが京都らしい。 歌舞伎の出演役者の名前を書いた大きな板のようなもので、 これが年末になるとずらずらと掲げられる。 客がぎっしり入りますようにという縁起かつぎらしく 隙間(墨のない地の部分)がほとんどない独特の字体で、 この字を書く後継者がいないことが問題になっているとか。

最近、あちこち飛びまわっていて落ちつく暇もなかったのだが、 ようやく昨日で本年度の講義も終え、ほっとした気分である。 今日の午前中は久しぶりにじっくりチェロを弾いて、 午後は三条に出てあちこちとぶらぶらしていた。 丸善など本屋を周って、喫茶店を梯子しながら、 論文を読んだり。 先日、名古屋のシンポジウムで三田の I 大先生に会った時に、 「家で紛失してタイトルも忘れたのでコピーを送ってくれないか」、 と頼まれた Milnor の双曲的幾何についてのサーベイ。 コピーを作ったついでに真面目に読み返してみた。

今日の読書。「不滅」(ミラン・クンデラ、集英社文庫)。


1999/12/19 (Sun.) Ally My love

寒い。京都は今年一番の寒さらしい。 午前中はチェロを弾いて、 午後は洗濯、掃除、食材調達とドメスティックな活動。 夕方になって三条に出て、CD を買ったり本屋を周ったり。 夜は TV ドラマ "Ally McBeal" (邦題「アリー・マイラブ」)。

僕が唯一、毎週かかさず観ている TV ドラマ、 「アリー・マイラブ」(NHK 日曜深夜)。
ビデオレンタルも開始されて、ファン激増(多分)の「アリー・マイラブ」。 アリー可愛いと思うのだが、またしても共感してくれる方は少ない。 グィネス・パルトロウの時といい、 そんなに僕は女性の趣味が悪いのだろうか。 確かに共通点として二人とも、 なんというか…主役にしては色んな意味で「薄い」ことは認めよう。 そういうわけで、たまーに京都のゲームプログラマ km さんと、 アリーがいかに可愛いかを二人だけで確認しあっているのである。


1999/12/20 (Mon.) ソナティーナ

午後から大学へ。 学生委員の仕事で学生の面接を個人研究室でして、 その後また突発的に何だかややこしい面接に出席して、 夕方から来年度の学外研究員向けの説明会に出る。 そんな一日。 プレプリントでも読もうかと思っていたのだが、 結局そんな暇はなかった。

論文を投稿していた雑誌から校正の段取りなどが届く。 といっても掲載が決まったわけではなく、 年末年始でスケジュールがタイトなので 先にあれこれやっておけということらしい。 で、もう25日必着が指定フォーマットでの初稿提出締切(泣)

今日の一曲。J.S.バッハ、カンタータ106番「神の時こそいと良き時」。

「願わくばわれらに、おのが日を数うることを教えて、
智恵の心を得しめたまえ」


[後日へ続く]

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Keisuke HARA, Ph.D.(Math.Sci.)
E-mail: hara@theory.cs.ritsumei.ac.jp, kshara@mars.dti.ne.jp

この日記は、GNSを使用して作成されています。