投資効果分析 基礎資料


投資した物に対して必要な回収額を求めることが出来ます。

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kaisyu zu

資本回収係数を利用すると、金利を含めた費用を簡単に算出できます。

資本回収係数表 サンプル

計算例

  • 投資金額 4,000,000円
  • 借入金利 年利率 2.5%
  • 耐用年数 10年の場合
  • 回収係数表の金利2.5%と
    耐用年数10年の交差する点の数値
  • 0.11425←これが係数です
  • これに投資額を掛けると
    年間費用が出ます

例えば

  • 4,000,000×0.11425=
    457,000円/年間
  • 457,000÷12   =
    38,083円/月額
  • この金額が投資した「物」
    対する回収必要額です。
  • 左の資本回収係数の算出根拠は
    以下に詳しく解説しています。
 金利%金利%金利%金利%金利%金利%金利%
耐用年数1.5%2.0%2.5%3.0%3.5%4.0%4.5%
20.511270.515040.518820.522610.526400.530190.53399
30.343380.346750.350130.353530.356930.360340.36377
40.259440.262620.265810.269020.272250.275490.27874
50.209080.212150.215240.218350.221480.224620.22779
 
60.175520.178520.181540.184590.187660.190760.19387
70.151550.154510.157490.160500.163540.166600.16970
80.133580.136500.139460.142450.145470.148520.15160
90.119600.122510.125450.128430.131440.134490.13757
100.108430.111320.114250.117230.120240.123290.12637
 
110.099290.102170.105100.108070.111090.114140.11724
120.091670.094550.097480.100460.103480.106550.10966
130.085240.088110.091040.094020.097060.100140.10327
140.079720.082600.085530.088520.091570.094660.09782
150.074940.077820.080760.083760.086820.089940.09311
n年後  ページの最後でエクセル97で作成したこの表を保存出来ます。

資本回収係数はどのようにして計算されたかの説明


1)設備投資額をC、設備の耐用年数を
  nとすると年々一定の費用(年間費用)
  Sは金利を考えない場合
   S = C ÷ n となります。
3D graph
2)しかし、実際には資本には金利が必要で
  あり、金利を計算に折り込む必要があります。

  金利は最初は大で、償却するに従って小さく
  なります。
  即ち金利を考えた場合、年間の費用は
  [設備の年間の費用]+[金利]となり
  年間の費用は異なることになります。

3)経済計算では、年々一定の費用同志を比較するものですから、金利の下降分を毎年の費用に
  換算しなければなりません。
4)金利、、設備投資額を、耐用年数をとした場合、年々一定の費用は次の式で求められます。
  (Sは毎年均等に返済する額のことです。)
  1年後の未回収額 1nen go

  2年後の未回収額
2nen go

  3年後の未回収額
3nen go

oresen graph
  n年後の未回収額
n nengo
n nengo

5)結論として
  設備投資額Cをn年間、金利iで借り、毎年均等額S円ずつ返済しn年後に
  返済し終えるためのSを求める式は下記のようになります。
回収係数
この部分が
資本回収係数
求める式です。→
keisu shiki


  • 投資額と金利を入力すると計算される資本回収計画表は
  • Excelで作成したものを用意してあります。
  • Internet Explorerの方下記を 右クリック → 対象をファイルに保存
  • 開けない方はメール下されば添付ファイルでお送り致します。
  • 資本回収係数表の保存クリックして下さい。45KB