裏打ち 布を裏打ちして使う
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用意するもの
・布(綿や絹) ・裏打ち用の紙(布よりひとまわり大きいサイズで、薄手のハトロン紙や和紙など) ・板(ベニヤ板や、写真を貼るためのパネルなどが便利) ・ノリ(ヤマト糊)と水 ・ノリを塗るハケと、皿 ・スポンジ ・新聞広告など
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 | 01
布を裏返して板に載せ、スポンジなどを使って全面を充分に湿らせます。布目をまっすぐ、整えます。 |
| 02 新聞広告をひろげて、裏打ち用の紙を載せます。水でうすめたノリ(布が厚い場合はボンドを少し加えるとよい)を、ハケをつかってまんべんなく塗ります。ムラなく全体にノリがはいったら、そっと持ち上げて、布の端からかぶせます。このとき、なるべく布と紙のあいだに空気がはいらないように注意します。 |
| 03 紙のうえからブラシなどで軽くたたいて、なじませます。ブラシでこすると、裏打ちした紙がやぶれることがああるので注意。そのまま乾くまでほっときます。乾いたら、カッターで布の端にそって切り込みを入れ、板からはがします。 |
六つ目綴じ 四つ目綴じの応用
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 | 四つ目綴じの穴をあけるときに三等分したところを五等分して、穴を六つあけます。天から三つ目の穴からかがりはじめ、そのあとの針運びは、四つ目綴じと同じ要領です。 |
アシ 本文紙にアシをつける
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用意するもの
・和紙(半紙など) ・ノリ(ヤマト糊)
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 | 01
和紙を、天地:本文+20ミリ、幅:10ミリ(それぞれの場合で微調整のこと)で、本文の枚数だけ切っておきます。和綴じしたときにページの裏側になるほうに3ミリ幅(微調整のこと)でノリをいれ、和紙を一枚ずつ貼っていきます。 |

02
左は、和紙を全て貼りおえたところ。充分に乾かしてプレスしたら、それぞれ本文からはみだした天地部分を切ります。ノド側で本文紙をつきそろえてみて、背側に凹凸があればそれも切りそろえます。
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| 一番奥にあるのが、雑誌をばらしただけの状態。
まん中は、ばらしたところのギザギザを切りそろえて、そのまま四つ目綴じしたもの。綴じ穴を背から7ミリにして、ノド側の本文がぎりぎり読める状態。
手前は、ばらしたところのギザギザを切りそろえ、10ミリのアシをつけて四つ目綴じしたもの。綴じ穴は背から12ミリ。ノド側にアキができて、本文もゆったり読める。 |