週末画廊日記

１０月１０日版

１０月１０日

今日は角間貴生さんの版画を見に，ギャラリーアンデスというところに初めて行きましたよ．

薬院６つ角の近くにあるギャラリーアンデスは，高級な家具や雑貨を売っている．しかし，その地階が貸し画廊であったとは今まで知らなかった．
そこで角間貴生さんの個展が今日始まった．
角間さんの絵を見て，私の頭に浮かぶことは，なぜが頭を強烈に打ったときの印象である．
いや，それは決して悪い意味ではない．
昔，もーれつあ太郎などでよく頭を強打したときに，よく星が回り背景が歪む．それは恐らく，頭の回線が切れかけて，ショートし，コアダンプしかける瞬間なのだと思う．
角間さんの絵は，（あいかわらずうまく書けけないが）そうやって突き抜ける瞬間，クリアな視覚が消えかかり，そこに見えてくる不思議な「歪み」であるように僕は思う．
いや，実際はもっと高尚なものとは思いますが．．．(^-^;)