ART織田の

週末画廊日記


10月11日版

10月11日

山本麻友香さんの個展に行った.私は自分の貧しさを呪った.


なにげなく画廊に入った私は,いつになく引き締まった空気に戸惑った.画廊に入ると,そこには数人のさみしそうな,慈愛に満ちた女性のフィギュアがあった.
傷ついた紙に焼き付いたようなそのフィギュアは,私を訴えているようであり,許してくれるようであり,呼び込んでいるようであった.
私はそれらの視線に一時は行き場を失ったが,じきにそれは溶け込んで行くような感覚に変わっていった.そして,長くその場にとどまっていたいと思い始めた.
しかし,こう思うのは私にやましい点がおおいからか知らん.
ところで,このような絵を描く山本さんとはどのようなお方なのでしょうか.来週末は作家来廊とのことなので,ぜひ行ってみたいと思う.
つづくー(^-^;)


日記のページへ
ページ先頭へ
前の日記へ
次の日記へ