ART織田の

週末画廊日記


10月26日版

10月26日

今回は画廊ではなく美術館である.しかも,明日(10月27日)までのねたで,すごく恐縮である.


鹿島市浜町酒蔵通りにあるくれたけ東蔵SAKEホールの堀越千秋展を見に行った.
まず,心を引かれるのはこの通りの名前である.歩いただけで酔っ払うような名前だ.実際行くとやはり作り酒屋や醤油屋など,なんともいい雰囲気の通りだった.またこのホールも,名前どおり酒蔵を改造しており,発酵を生業としている私は,まず酒蔵の設備に目が行った.が,ここで酒屋見学をしている場合ではなかった.
堀越さんは大きな絵が良い.大きな所に,ペンキのはけの様なものでダーっと書いていく.そんな100号以上の絵が所狭しと並んでいた.それは,スペインというよりも謎の古代遺跡か宇宙人のメッセージとも思えた.
静かな眠っているような酒蔵と燃えるような作品の妙な組み合わせが,混乱というイメージとして心に残る展覧会だった.


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