ART織田の


週末画廊日記


1998年9月25日版

9月25日

ボナノッテとデ・ミトリオ展@くすり博物館。良いセンスしてるじゃん>くすり。


大石さんのお見舞いに行った帰りに、ボナノッテとデ・ミトリオ展に行った。画廊ではないがつい良かったのでレポートする。それに明日は仕事だし、あさってはシトロエン・クラブ九州の例会があるのだ。
まず、デ・ミトリオの宝飾から。遺跡から発掘されたような風格に満ちた指輪やネックレスにまず感動する。盗もうと思ったが、もちろんあきらめて観賞にとどめる。いいなぁこれ。売ってたら買うぞ。二万でどうだって安すぎるか。しかし心休まる金製の木の葉や花などはまるで魔法で森が金に変えられたかのようなものだった。
だんなのボナノッテの方だが、こちらもすごい。イタリア人気作家の実力をとくと見た。躍動感のあふれる態勢と反面、へなへなで悲しげな顔つき、朽ちかけたような肉体、見事な構成、は「いいもんみせてもらいました〜」というところだ。沢山あるから迫力あるし。何よりこの展覧会を持ってきたくすり博物館はあなどれないぞ。
ついでだが、一階展示室のアルバン・アキントン薬局のレプリカは圧巻だ。
ボナノッテは11月3日まで。くすり博物館は鳥栖筑紫野インターから看板あり。


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