ART織田の


週末画廊日記


1999年1月9日版

1月9日

サン・デグジュペリ展にいきました。要「星の王子様」&「夜間飛行」再読。


星の王子様の話しはうる覚えである。夜間飛行は読んだことがない。子供のころ「星の」を読んだ感想は、なんだか物悲しい話しだなあというものである。大人になった今、この展覧会に来てもう一度読む必要にかられてきた。
デグジュペリと飛行機、私と車、機械を操縦する人間というのはどことなく近い感性を持つかもしれない。何も知らない子供が読むのと、深夜アクセルの感覚を確かめながら車を暴走させる不良中年とでは、おのずと読み方が違っているはずだ。
さて、作品だが、今回は奥村さんと、世利さんの作品をご紹介させていただく。奥村さんのは星の王子の孤独を感じさせる作品、世利さんのは高さとスピードの孤独を感じさせる作品である。

 

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