ＡＲＴ織田の
週末画廊日記
１９９９年１月１８日版
１月１７日
平成ボヘミアン展＠夏の樹。ああ、昔やってたわ、俺＠「異端機関」
同人誌といえば、ワープロすらなかった私の若いころは、ガリを切ったり、孔版（いまでいうリソグラフみたいなものの輪転機版）したりしたものだ。時には青刷りまでしてたな。学生会館のやつが調子悪くて、教育部のを勝手に借りたらおこられたりして、苦労したものだ。あと、いかに読みやすい字で書くかを考えたり、レイアウトに凝ったり。それがいまじゃ、「いんたーねっと」。インクで服をよごすことも、ホワイトを重ね塗りなんかする必要もなくなった。発行部数とか余分に作って大赤字になることもないし。あーらくだらくだ。
というわけで、平成ボヘミアンな人たちは、同人誌を作っている集まりらしい。この個展も同人誌的な個展であって、一人一人が自己表現して、とりあえず自分たちで楽しんどいて、ついでに読者も楽しんでもらえればという内容だ。本誌も最近のものを何冊が読ませていただいた。実際読ませるものもあったし、何より同人誌的活気があって非常ーに良い。てゆーか、昔から変わってないね。こういうのりみたいなの。と書く俺がやっぱおやじだ。
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