ART織田の

週末画廊日記


11月14日版

11月13日

塚本猪一郎さんの個展に行きました.限りなく濃い灰色が走り回っていました. そのあと皆でカラオケに行って「青い稲妻」を歌ったのは私です.


「例えば,子供の頃,ただ絵を描く事が好きで一人で絵を熱心に描いていた.それがそのうち ”あーうまかねー”とか言われて美術部とかに入って,大学でも美術をやって,展覧会に 出品したり,個展をしたりして今にいたったけど,もう一度あの(子供の)時の気持ちに 戻りたくて絵を描いてみました」
という作品だが,まさに力強く奔放な線が描かれている.黒と灰色を基調にしながらも, 暗さというものがまったく感じられない.もしも自分があのような自由な線が引ければと 思いたくなる個展だった.
敢えて難をいうなら,初日にしては人が少ない事!これだけの個展なのだから,美術関係者は もっと注目すべきである.とここで言ってもしかたがないけどね.


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