ART織田の


週末画廊日記


3月25日

久保田直子@源。シーン・オブ・ライフ

木の葉に書かれているのは、走っている人、暗い顔の受付、病気した人、ネット中毒の女の子、などなど、一人一人の人生が映し出されています。こう、アパートの裏窓をのぞくような、いわゆる人間交差点でして、とても器用な細い線で描かれています。はっきりいってこの手は好きです。私結構人に立ち入るタイプなので、といっても私の人生相談ラテン系ですから何の解決にもなりませんけど、こういう絵を見てるだけでも好きですね、ほんとこういうの。
壁には木の葉のスペチアーレ版が掛けてありました。「蛸足配線蛸足さん」など、電脳好きにはたまらない絵もありました。また、「飛行機づくし」「クルマづくし」といったそそるタイトルもありましたが、フランス車もマッキも描かれていませんでした。そういえば、カバヤの菓子つきミニカー(マジョレット製)、シトロエンがアイテムからカットされたそうで、嘆かわしい限りですね。
ところで、1月18日から続いてきた「FERRIS WHEEL」ですが、今回で終了です。紹介してきた皆様、つまらん感想ですみません。紹介できなかった皆様、ほんとごめんなさい。 あと寺島さん、源さん、どうもお疲れ様でした。


DMより転載

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