ART織田の


週末画廊日記


10月21日

中島真由美@杏風路舎。天使の時間・人間の時間

天使についてはいろいろなイメージがある。ベル天もそうだし、009の天使編もそうだ。最近では胸毛のニコラス・ケイジだったりするが、人によっては上原多香子さんみたいなイメージかもしれない。
中島さんの天使はとてもアンニュイで繊細でやさしそうだ。若若しい天使は何百年も生きてきたかのように、クールで悲しそうな微笑みに満ちている。でそれを中島さんは温かい質感で見事に描いている。
出来は最高。こみ上げてくる物欲を押さえるのに苦労した。寸前でシトロエン修理基金に手をつけるところだった。あぶないあぶない。

そうだ、このDMを会社の机に張っておこう。なにか詰まったときはこれを見よう。このすべてを見透かした天使の微笑みにつられて、少しは気楽になれるだろうから。
#でも本物ほしいっすね。やっぱ。


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