ART織田の


週末画廊日記


10月26日

中山和美@久光。やっとで公開。

実は中山さんは昔の同僚で(いつまでも昔の事をひっぱって申し訳ないが、こういうのはなかなか抜けない)、格下にあたるのですきなこと言い放題です。
そおねぇ、この絵はアレだね(でいきなり態度でかく)、まだ習作ですな、気持ち入っちゃってるんですけどね、額装もしてないし、準備不足?(でもあんまり書くと、泣かれると嫌なので)、まあこの習作が今後どう良くなって行くかがホント楽しみ。犬も大きくなって行くだろうし、まあ最悪犬のご飯代くらい稼いでチョ。いいもん持ってるんでねぇ。一緒にやってた中村さんは、良くまとまってます。いい出来。ハソコンの絵がいちばん良かった。


矢沢自明・近藤日子・松尾ひろみ@矢沢自宅。片付け大変だったようですね。

大川にある、矢沢さんの自宅は、リフォームされたかのようなフローリング3室の展示会場になっていた。いきなりびっくりです。照明もちゃんとついてるし、すごいっすね、ほんと。
下のDM(部分)では良く分かりませんが、矢沢さんの作品は一番左です。実物の全体を見ると、これがかなりすごい。どうしても思い出せない夢のような、幾層にも重ね塗られた、その向こうに何かどうしても思い出したいものがある、そんな目を閉じて見たくなる絵ですね。
近藤さんのが真ん中で、こちらは近藤さんの内面で繰り広げられるファンタジーな世界です。分かり易くていい。安堵感があっていい。見てていい。そんな感じでした。
個人的に評価したいのが、いちばん右の松尾さん。人間けっこう瞬間を覚えているもので、この絵(これじゃなく緑色のやつ)は、初めてロードレーサー(自転車)で、山道をぶっ飛ばしたときの快感の瞬間が思い出されます。自分の肉体を使って80kmくらい出てたでしょうか?その時の道端の草の輝き、迫っては抜けていく木々の枝葉、その緑のフラッシュバックです。
一方パーティーは最高。久しぶりに久留米周辺の人たちがあつまったので、楽しかったです。どうもありがとう。今後の発展をお祈りいたします。

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