ART織田の


週末画廊日記


12月16日

ジェイ・リシュタイナー@福岡市美。泣けます。

またこのスイス人、と書けるのもこれが最後。ジェイさんは来年また風の向くまま気の向くままの旅がらすとなります。せっかく仲良くなったのにねェ。彼は6年日本にいましたが、私と会ったのはラスト1年になってしまいました。この個性的な絵ももう見れないのだねェ。日本の「キレイ系」の現代絵画にあって、一人気を吐いていた、純粋な心を持ったサムライでしたよ、彼は。ストレートに描かれた彼の力は、日本絵画業界がナアナアで忘れ去ってきた部分であり、我々の心に、楔(くさび)のように打ちつけられた、警告である。「・・・・念を押したからな」と彼の絵はいう。彼の絵は私の心の中の何かを呼び起こそうとする。
まだまだこの国にはこんな画家がいても良い。と思う。



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