ART織田の


週末画廊日記


12月27日

野田ひとみ@夏の樹。まあ、これも負けです。

ごめん、前回今年最後と書きましたが、駈け込みです。年末忙しいはずなのに個展見ちゃいました。働き者です>自分。
野田さんの作品は極めて純粋な内面の暴露で、日記であり、告白である。このエルメスのロゴのような、染色されたミトコンドリアのような、ゴルジ体のようなものを見ると、少々恥ずかしさも感じる。同じ日記でも、私のような「お笑い」と冠するごまかしの表現ではなく、まっとうでストレートな心のままの表現だからそう感じるのだ。
そしてこの絵は、「喋るとき決して目を見ない」という私の城壁を、やすやすと突破してくるのだから大変だ。最後は野田さんに握手までされてしまった。この私が握手だ。知る人が聞いたらびっくりするぞ。



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