ART織田の
週末画廊日記
石原京子・伸雄@梅屋。フォーブでちょい重。夜が似合う絵。
本日の最高気温は21℃。上着を脱いで外へ出た。そう言えば、三瀬峠方面にある梅屋の店員さんから誘われてたっけ。そいつはうってつけだ。こういう日は天神より峠だ。ってんで床屋に寄ってアクセルONでつきました>梅屋。
この絵の紙はたたき紙というらしい。細かく裁断して水にコロイドさせる紙ではなく、その原料を直接ビシビシたたいて固める紙らしい。パピルスのようにも羊皮紙のようにも見えなくもない原始的な質感が、書かれた内容そのものも根源的で本質的に感じさせる。これまた色がしっとりと黒主体ときたもんだ。じっくり見ていくと、フォーブさが山間の5月中旬の陽気を通り越して、逆に都会的な面持ちになってくる。以外と大名あたりのバーが似合うかも。
同時に伸雄さんの陶器もたくさんあった。粉引きは大好き。料理を選ばないし、使い出がある。赤の文様も素敵。新生活の餞に沢山揃えて吉。