ART織田の


週末画廊日記


1月11日版

1月11日

るうゑ美術館に行き再び塚本作品を見た.「野蛮でやさしい」線は何処へいくのか.


トウハンに続き再度塚本さんの登場である.塚本さんの絵は限りなく野蛮人のやさしさである.一見 粗雑にみえる線だが決してそうではない.一本一本に心をこめて描かれているのがよく分かる.
しかも最近和紙に戻ったのか,キャンバス上で削る塗るというのに代わって,和紙の上にダアーと 描かれているのがある.こっちが最近なのだろうか.
個人的な感想を言わせてもらえば,私は和紙の方が好きだ.キャンバスのはいまいち固さが出てしまって いるような気がする.
塚本さんも,すでに一線を超える作家だが,ますます今後が楽しみである.注目だ.
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