ART織田の


週末画廊日記


2月16日

佐賀城下ひなまつり

1908年プラハ・ニクラス街38番地にて
アート「先生、ミニモニのビデオなんか見て怖いじゃないですか」
K「ツジ・カゴは大きくなったなぁ。矢口の方が小さいんじゃないか?」
アート「まあ中学生ですからねぇ」
K「中学って何歳?」
アート「14で」
K「ってーと、こっちじゃ高等学校(ギムナージウム)じゃん。俺、フーゴー・ベルグマンとか相手に宗教哲学とか論じてたぜ。あと厳しかったけどなぁ、進級とか」
アート「時代完璧に違うっしょ」
K「ところでこの『ひなまちゅり』って何だ」
アート「それは『ひなまつり』といって、女子の節句でありまして、女児の健康と家族の繁栄を祈る日本のしきたりであります」
K「そうか。私にも年の離れた3人の妹が居てなぁ。ぜひこの『ひなまちゅり』とやらをやってやろうと思うが如何だろう」
アート「じゃあまぁ、雛人形でも買いますか」
K「よし、君のデロリアンで適当な時空へいこうじゃないか。あと私の事は『フランチュ・K』とでも呼んでくれ」
アート「あのー。シトロエンなんですけど。あと、フランチュはイケテナイっす」
2002年佐賀県呉服元町にて
アート「先生、白玉ぜんざいとか食ってる場合ですか」
K「来たからには地元食べ歩きが基本だろう。これはうまいぞ。君はプラハじゃあまり食べんようだが」
アート「先生んとこでうまいのはビールとコーヒーだけ。あとは食べれるものがなくて」
K「君は断食芸人のようなことをいっておるな」
アート「それよりまず展示でもみませんか」
K「土の人形でこれだけキレイなのも、マイセンにもないぞ」
アート「春ですねぇ。それにけっこう可愛いですねェ。こんなことなら私も女に生まれればよかった」
K「女の君を映し出す鏡がかわいそうだぞ。それじゃ、潟の珍味でも買って帰ろうか」
アート「ってタイラギかよ。まあ、冗談はともかく、会場には大江良二・登美子さんの素敵なグッズもありますので、ぜひご覧下さい」
K「って宣伝かよ」


ビラより

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