アート織田の週末画廊日記
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2003年4月27日

タイトル: fer touge
作家: 南たえこ
場所: ART SPACE 獏


会場で撮影(A5302CA)

 獏のほぼ真っ白い部屋の中央にこういう立方体が置かれていた。これと、この小さいのがもう一個。また壁の3面には、この質感を持つ40号ぐらいのやつがかけられていた。
 この質感から個人的に感じ取るものは「錆び」である。錆びきった鉄の箱だ。
 その配置の間も相まって、僕はなんだかすごく錆びた気持ちになる。
 まあそう思う人間もも僕一人だろうが、もともと気持ちが荒廃しているので仕方がない。本当はそういう作品じゃないんだろうけどなぁ。などと、途方にくれるようにしばらくこの箱に向かって喋り掛けていた。やばいか?>自分。

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