アート織田の週末画廊日記
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2003年5月3日

タイトル: あかり・オブジェ
作家: 小林陽子
場所: みさき画廊


会場で撮影(A5302CA)

 作品とは詰まるところ人である。小林さんの作品には細やかなセンスややさしさ、明るく前向きなところ、善さがあふれている。質感や曲面、ていねいさ、バランス、どこをとっても全く申し分ない。私などが異議を立てる余地などないのだ。
 それは小林さんの文章にもみてとれる。みさき画廊さんのHPの「画廊の窓から」をあとで読んで参考にしていただけるだろうか。いや、今飛ばないで欲しい。あと数行書こうと思うのだ。
 思うのだけれど、書くと何やら因縁をつけてるように見られないかとすごく不安になる。写真だとわからないだろうが、ある種の王道的品格のよさというのだろうか。その圧倒的良さはまるで・・・。「貧しい学生生活を送った、おしゃれに縁も縁もない人が「グラッティア7月号」の「きれいマダムははずしのセンスがよい」というコラムを読んだ時の文句つけられん」に近いと、書こうとしたけど止めときます。
 と、かなり屈折した賛辞になりましたが、いや、とにかく良かったです。

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