ART織田の


週末画廊日記


3月10日版

3月9日

side A: 櫻櫻コレクションへ行く.満足の行く仕上がりだった.
side B: 内藤修子さんの個展を見に行く.酒蔵が似合う作品だ.


side A
注文していたボタニカルアートが完成したので,マンションへ出向いた.切り取られた植物図鑑からは思いもよらないすばらしい額装には驚いた.姪にくれてやるには惜しい出来栄えだとほんの少し思ったが,まあいづれまた,もっと良いのを買えばすむ事なので(そう,買えばね),近々送る事にする.このまま植物絵にはまってしまいそうで恐い.けど,興味ある.
櫻櫻の岡さんと大久保さんと,2時間くらいだろうか,世間話をしていた.大いに笑った.今日は良い日だと思った.

side B
私は内藤さんに会うのは初めてのことだ.実際の年齢よりも10は若く見える.で,作品は大変悲しい感じのものだ.悲しいというか,痛々しいというか,そういうメンタルなものがひたひたと伝わってくる.とてもすばらしい.
ところで,その後も私は内藤さんと喋った.というか,内藤さんは微笑みながら私のつまらない話を聞いていた.なんだか,少し照れくさいと同時になんとなく気になった.話していてもメンタルなものが伝わってくる.きっとこの人の持っている世界は,とても深いものだろうと思う.もう少し,話していたいと思った.別れた後ももう一度会いたくなるような人だった.


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