アート織田の週末画廊日記
WEEKEND_GALLERY.log

2004年3月28日

タイトル: Ri gallery
作家: Riさん
場所: Ri Website: http://rikkk.fc2web.com/


ホームページより抜粋

 今回はホームページを見てのレポートです。
 沢山の人物が書かれた作品群。やはりこれは自画像だよね?
 自画像。自分と向き合い、見つめる作業。たいていの人は自分の事で精一杯だし、自分の事さえしてしまえば、それで十分だとも思う。世のため人のためという志も大変ケッコウだが、そういう(仕事などの)役割というのは、実は人生とも生き方ともあまり関係のない話で、どんな立派な人でも、結局は自分との立ち回りにもどってしまうのではないだろうか。
 だからRiさんのような、日記のような、告白のような、台風の爪あとのような、ドキュメント的な自画像は、ストレートな語り口なだけに、強力に圧倒される。
 そしてその一方で、痛々しくもまっすぐな表現自体に、ついあこがれてしまうのでした。

 16年度の営業指針は「人生楽しく」に決めましたが、少々無理があるのでしょうか、何〜か日々ちょっと空転してるって感じです。総論OK各論ダメ? そういや一ヶ月も画廊行ってないや。などと、今日も「いつも烏が何羽も飛び交っているような」「出口のない迷路のような」「永遠の雨の白夜のような」うす暗い事務所で、駄文をしたためる自分。どんなに自分を見つめても、烏が出てくるだけだったりして。どうなる引田てんこう。
日記のページへ
ページ先頭へ
前の日記
次の日記