アート織田の週末画廊日記
WEEKEND_GALLERY.log

2004年8月2日

タイトル: 個展
作家: 一ノ宮義邦
場所: ギャラリーとわーる


会場にて撮影

 冷静に見えて、迫力のある作品。もしこれを一枚買おうものなら、マンションサイズ10畳のリビングは、他にものが置けなくなるくらい。それくらい、場所・空間を占拠してしまいます。実物は。
 しかし一ノ宮さんはすでに私の美術感覚をはるかに超えた域に達していますね。瞑想における完成というか、いつまでも横のりでのたくっている私は、はっきり言って何も言えません。宇宙行っちゃってますね。
 ホントすごいっすよ。と毎回思いつつも、ずっと書けずに、載せず仕舞だったのは、事実です。


 というわけで、久留米に東判画廊があったことから(なつかしー)、随分何度も見た作家にもかかわらず、初めてのレポートにもなります。書かなかった理由というのは、本当に書けなかったから。どうしても「線と色彩の構成において、コントラストと美意識がどうのこうの」という、そんな感じになっちゃうんですもん。
 本当は一言「実物を見ろ」と、それで終わりってのがアリならいいんだけどね。
 象徴派も、すっきりと知的、現代的な、こっちくれば良かったのに、と思いながらも、無気力で退廃モードで、ダークゴシック入ってます。残念!!。
 最近の読書「祈りの精神」(P.T.フォーサイス)は人生最良の一冊!(そっち行く?)

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