アート織田の週末画廊日記
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2005年1月7日

作家: マンテーニャ
タイトル: ゲッセマネの祈り
場所: 



 えー、新年あけましておめでとうございます。
 いきなりですが、映画「パッション」DVD発売祝です。
 この映画は、新約聖書の「ゲッセマネの祈り」のところで始まります。
 イエスが自分の死を予知し、「できたら死にたくない。でも御心のままに」と悩み苦しんでいるにもかかわらず、弟子は下で、眠りかぶっていた、注意されても、もう一度眠りかぶっていた、という、私の好きな箇所の一つです。
 「っっーか寝とるんかい!」「って、また寝るんかい」と大阪風、天ぷら入りのお話しです。
 きっと私も、こうして怒られていたでしょうね。かわいく照れてみたりして。
 こういう「肉体の弱さ」というのは、私にとっては救いです。聖人ですら、「寝てもうた」ですから、いわんや、私などは、やってもうた、してもうた、買ってもうた、アリアリですから。
 で、いつも駄目だなぁと。思うわけです。


 さて、今年の私はさらに小さく生きて生きたいと思います。小さきをいやます、貧しさをいやます、ついでに心も貧しく、罪深く、生きていこうかと。
 画廊の底辺を、その更に底を、見せていただく、拝ませていただく、という気持ちで、いきたいと、それを貧しい心の慰めにしていければと、思う次第なので、ヨロシク>画廊。


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