アート織田の週末画廊日記
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2005年7月15日

作家: 日野陽太郎+進多賀彦
タイトル: ARROWS
場所: 福岡市美術館


 POPというのは絵のジャンルの名前ではない。生き方の問題だ。
 上の絵の他、沢山の作品が展示してあり、生き様を見せてもらったようだ。今回は熱いぜ。
 多くのことを考え、生きるにあたり、POPというのを忘れてはならない。ポピュラリティというものはあるとき良心の代わりであったり、熱中が常軌を逸するのを防ぐ役割をする。
 特に僕のようにオタク的傾向の強い人間には、だ。
 また、それゆえ、2流・B級という限界もあるのかもしれない。その道で一流になるなら、「もはや狂信的である事を恐れてはならない(ポール・ニザン)」だ。
 しかし、アート織田的には、生き方はPOPというのが、源流だ。「チャラ坊はスタローンに土下座(木曜洋画劇場の映画のキャッチ)」だ。
 文章は面白くありたい、女の子にもてたい、ホーススキンのジャケット(黒)欲しい、いや、少なくとも40年チャラケで生きてきた人間はどうしようもないのです。


 そりゃ、ジャケットが馬の皮で出来てたら、人間変わるでしょう。それだって、生き方の問題なんだから。映画「黒いジャガー」を思い出します。
 本を読んで、言葉で考えるだけが、認識の手法とは思わないのです。何とかイメージの構築で捉えることこそ、哲学の未開の部分であり、視覚的芸術に関わる意義なのですから。  まあ、とりあえず夜の警固界隈ではきっと無敵です。

 というわけで、今日のひとこと。
 でも春日市・大野城市は歩けないかも


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