アート織田の週末画廊日記
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2006年8月19日

作家: トロワゾ
タイトル:ゴールドデニム
場所: ギャラリーRDIUS


自宅にて撮影 (CACIO G'z One Type-R VGA by KDDI)

結局は孤絶か2
 いつもながら、絵とは直接関係ありませんが?
 8月ももう終わりが近づいてきました。
 結局のところ、海や花火に行く友達もいない、土日というと、こうして自室に引き篭もって、パソコンとかに向かっている私に、一体何があるのか。前回は徒手と書きましたが・・・
 デニムがあるじゃないか。
 それだけかいって、というわけで、とうとう来ました、トロワゾの新作ゴールドデニムです。
 モードファッションは暗喩でなければならない。
 「服を着ることは詩を書くのと同じ」とは小野原教子さんだ。
 暗喩のためには、まず自己の内面に、もっともっといなければいけない。その煮詰まった内面から、湯気のように湧き上がってくるもの、それを象徴として見せること。
 「理念に感覚的な形をまとわせる」(ジャン・モレアス「象徴派宣言」)だ。
 なんか、文章がグダグダになってきましたが、今期、いや、かつてこれまで、ここまでそれを表現できるものがあったろうかと思うほど、マジ最高デニムですね。
 横糸に金を使い、デニムの裏面を表にして加工をかける。削った部分が黒が出るという、工夫がされています。(ちなみに逆バージョン、削れると金糸が出てくる、もあります。)
 なにより、着た時のシルエットが最高。
 ビートルズの頃、小学校の時からずーと、Gパンを履いてきましたが、ここに来て、やっと上がった気がしてきます。
 きっと、もう死んでもいいかも。ってくらい。

今日の大切な話「で、それ着てどこへ行くの?・・・・」


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