アート織田の週末画廊日記 WEEKEND_GALLERY.log
2006年9月9日
作家: 伊藤一洋 タイトル:LIQUID GOLDEN BABY 場所: to.ko.po.la
かっこいい人 トロワゾがいい、イサム・カタヤマがいい、などと日ごろ言ってますが、そういうのには、かっこよさ、造形美だけでなく、精神世界のかっこよさに強く惹かれます。 初めて入るこの画廊、クールな外観に加えて、展示が超クールでした。 3本の尖った爪で地面を掴む、重い金色に磨かれた曲がった脚の輝き、焼け爛れた部分、 メタリックでありながら有機的なフォルム、ほれぼれします。 いやとりあえず、この作品にほれぼれする、自分に感謝です。 だってこれに感動できなかったら、私の人生なんて本当にカスじゃないですか。 欲しかったけど、Gパンより高いものは買えない私、泣く泣くこうしてレポートいたします。 これさえ家にあれば、もう少し強くいられるだろうに、と思う、それくらい輝く作品でした。
今の欲望「これのペンダントヘッドがあったら即買いです。刺さってもいい。いや刺されたいみたいな」