アート織田の週末画廊日記
WEEKEND_GALLERY.log

2007年1月21日

作家: 山本豊子・南たえ子
タイトル: アートスペース貘-DRAMA-
場所: アートスペース貘


会場にて撮影 (CACIO G'z One Type-R VGA by KDDI)

 ギャラリー貘の歴史を顧みるという企画、セレクトされた28人の方々の作品が所狭しと並んでおりました。
 さすがに個性的な作品ぞろいなので、あれもこれもという感じです。
 そのなかで今回は、まったく趣味の観点から、二つを選んでみました。
 上は山本豊子さんの「霧の中の風景XVI」です。
 省略されたシンプルで大胆なモノトーンのフォルムが、研ぎ澄まされた精神性と、バランスの良い力強さを感じさせます。
 ていうよりも、好きなんです。はまるんですね、こういう絵が。
 丁度良い濃さというのに、私最近こだわりますが、それは「出る出ない」「あるない」という中間、「映ろう」あたりの絵が良いというわけです。
 モノトーン人間の私も納得定食ですね。


会場にて撮影 (CACIO G'z One Type-R VGA by KDDI)

 こちらは南たえ子さんの「Flamvoyant (炎の花)」。
 まず、並んでいるものシリーズにOKです。
 こう滑走路の証明のように整然と並んでいるものは、魅力的でありますが、ひとつひとつが、手に取りたいような、いい感じの質感を持っています。
 この質感というのが、私最近こだわり2ですが、この質感を持たせるということが、絵であれ写真であれ、力を図る部分であるという、当たり前かもしれませんが、そう感じます。
 これにはそれがありますね。一つ欲しいと思いました。
 というわけで、アートスペース貘は今後も私の活動の中心となることは、きっと間違いないでしょう。
 がんばって欲しいものです。

写真活動始めます。ゆるい写真クラブ探索中。


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