アート織田の週末画廊日記 WEEKEND_GALLERY.log
2007年4月27日
作家: 南たえ子 個展タイトル: Drawing/Blue 場所: アートスペース貘
会社が終わって、個展会場に寄ってきた。 その日も私は、好き好んでパイレーツ・オブ・カリビアンみたいな格好をしていたのだが、特にどうとういうことではない。 ドローイングということなので、いつもの展示とは違うのを予想はしていたが、平面の展示とは思わなかった。 これまでの展示の設計図のようにも見える、ドローイングが数枚づつ、少し種明かしのようで、どきどきする。 あるいはそれは、エンディング(結末)のようにも感じでもあり、服装のように馬鹿げた私が、これまで気づかなかった、独特の宇宙観が、特徴のある質感の秘密が、少しだけかもしれないが、はっと、ふっと、与えられた気がした。 そう思うと、すごい。深すぎる。エンディングと書いたが、きっとまだまだ導入だと思うと、気が遠くなるくらい、深遠な作品じゃあないか。 同時に、散々バカなことを書いてきたなぁと、今更、いつもの如く恥じ入るばかりである。
番長Tのポイントその5:上がタイトなら下もタイト。逆もあり。