アート織田の週末画廊日記
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2007年6月17日

作家: 桝田さつき
個展タイトル: 2007 BOOTH EXHIBITION
場所: 3号倉庫


会場にて撮影 (CACIO G'z One Type-R VGA by KDDI)

ミニマリズムをめぐって1
芸術作品とは、本来必ず作家個人のなかにあるものや、個人をめぐるもの、感じ方、考え方、経歴、文化、時代、などが根底にある。
それが、平面や立体、光や音などに象徴され、それを受け入れるものにどのような心象をもたらすか。まずはそれである。
3号倉庫のBOOTH EXHIBITION、今回は特に完成された作品の展示というよりも、作家そのものが掘り下げられており、あたかもそれは、日記というか、「ひとのへや」であり、作品よりもさらに無防備な部分に踏み込む不思議さがあった。
 ので、今回は5日に分けて、すべての作品を巡ってみようと思う。

 まずは桝田さんであるが、部屋の中には、人形、お菓子、タバコなどが、昔の縁日のように並べてあった。
 桝田さんは、式紙使いのように、人形を沢山展示するという印象があったが、これがその仕事部屋という感じだ。
 しかし人形は仕事道具として、この菓子箱やタバコ箱は、単に日々食べ、喫むものかな?
 何を嗜好するかでその人がうかがえるというのはあるが、そういう想像自体、実際楽しいものである。
 また、沢山の人形をみたいものである。            

番長Tのポイントその8:結局のところ、プリントはないならないがいい。


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