アート織田の週末画廊日記
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2007年6月17日

作家: 寺江圭一郎
個展タイトル: 2007 BOOTH EXHIBITION
場所: 3号倉庫


会場にて撮影 (CACIO G'z One Type-R VGA by KDDI)

ミニマリズムをめぐって4
 左に見えるのは、前回カミサマ教にあった光、中央上を飛んでいるのが、サラリーマンのようなヒーローか?。
 ちなみに奥の壁に投影されているのもこの男である。
 ここでも、私は考える。立ち止まって、悩みに悩む。
 工場勤務の日給月給の4週8休、先日労災を出した、しょぼーいリーマンの私、22年間無欠勤の、取り柄もなく、会社の人間関係に悩み、ひたすら会社と家とを往復し、パソコンとテレビが友達の、全身黒ずくめの、ちょっと暗い私。
 両手を突き出して、スーパージェッター(知らん?)のような格好で、飛ぶこの男とは、夢にも及ばない。
 この男は誰なのかと。
 もしかしたらジョン・マクラーレンかも知れないと思う。
 私はダイハードがとても好きだ。
 あまり偉くない警官が大活躍する、なぜか心惹かれるものがある。
 いつか何か舞台が用意されたなら、私も何か立派と言われることをするだろうか?
 それともそんな舞台はないのか?今が観客もない小さな舞台なのか?
 考えてみれば、私にはわかるわけがないのかもしれない。
   

番長Tのポイントその11:襟の開き方は小さな変化でも、印象の差は大きい。


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