アート織田の週末画廊日記
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2007年8月19日

作家: 磯邉美香
個展タイトル: そして繰り返す
場所: アートスペース貘


会場にて撮影 (au MEDIA SKIN VGA)

そういえばピンク色
 女性がピンク色を好むのは無意識なのだろうか?
 4歳くらいの女の子、近所の中学生、会社の人、ネットのコミュの人、キャバクラのおねーさん、そういえば、ピンク色を好んで着る。
 本能的に好きなのか、落ち着くんだろうか?
 男にはそれに相当する色がない。
 一向におしゃれでない私は全身黒一色だ。(もちろん真夏も)
 黒一色だと、考えも要らず、そこそこエレガントにまとまる気がする(とSENSEに書いてある)
 要は好きでも本能でもないわけである。
 ところで、作品
 こうして整列されていると、クローン兵を思い出す。
 白(または銀)でないところに、違和感がある。
 トルーパーは白いのだ。
 あるいは白こそ没個性の色なのかもしれない。
 これが黒だったら男子高校生、赤だったら消防隊員、緑だったら自衛官、そして、ピンクなら女性の集団、と連想が始まる。
 これは女性型の人形だが、きっとそうでなくても、ピンクの集団は女性であることに間違いない。
 あるいはそんな社会的通念が、女性たちにいつのまにか刷り込まれているのか?
 そういえば黒色
 昔から世界的に、喪服は黒である。
 黒、闇、死。連想に時間はかからない。
 その点赤は血の色であり、生(死の逆)っぽい。
 ピンクはそれに順ずる色であり、ソフトにしたイメージがある。
 それかもしれないと、今思った。
 それにしても、余すところなく黒で固めた服装というのは救われないことよ。    

服装戦線各駅停
 張り付くようなスキニーデニム(もちろん黒)を購入。上下に細めのシルエットは向こう10年は安泰か?(というわけで、来年の春夏までは購入ネタを控えさせていただきます)


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