やはり天使編
彼岸をすぎようとするにも係わらず、この暑さはなんだろう。
その中、着やせ命の、ぴったりとした黒い服装は、もはや「にしおかすみこ」レベルであるが、そんな格好で天神を彷徨っていた。
貘に行くと、白いふわふわとした、紙のコラージュが、ハンモックのように、四方からつるしてあった。
宇宙が馬の鞍型であるなら、天空はおそらくこんな形かと思わせる。
それに和紙のような、肌触りのよさそうな紙、紙、紙。
ミカエルの翼もかくや広しと思わせる、幻想的な展示。
何より質感と大きさが良い。
展示室を埋め尽くさんとばかりに、さらなる広がりを見せるスケール感だ。
いいものを見せてもらったと思う。
以上、しばし無言で立たずんたあと、親不孝を後にした。
服装戦線各駅停
古いコンバットブーツと黒のスキニーデニムがいまさらながらヘビロテ決定となる。トップスは暑いうちは黒T。その先は黒(orグレー)のロンT、その先は黒のシングルライダース。私の春はさらに遠い。