少女の世界・・・。
なぜ富士山。この言葉は何?
という風に、とりあえず、理解の限界は超えている。要は雰囲気負けしたわけだ。
だいたい、こうしてキーボードから変換する「少女」という言葉さえ気が引ける。
それが、こうも巨大な手づくりボードにでかでかと強調されては、目立たぬよう、こそこそと、薄い影のように生きているはげオヤジなどひとたまりもなかろう。
そのように、少し私は「ガミラスに下品な男は不要」と言われた部下の心境になったのだが、念のため言うが、作品や展示自体はそのように排他的なものではない。
作者その人も、控えめで、まちがいなく」とても良い人である。
逆に、現在の社会では、こうした世界は疎外されていたのではないだろうか?
私は女性でないゆえ、リアリティをもってその隠蔽性を感じる事は出来ないが、禁じられた世界という印象を受けるのだ。
説明が難しい。
宝塚もファンも、まるでついていけないが、その気持はわからんでもないといったところか。
そのように思いながら、プレッシャーと少女趣味を感じながら、不思議な気持で会場を後にした。
服装戦線各駅停
寒い朝のバイク通勤だとサイジングなど考える余地がない。古いデザインのN−3Bにマフラーの覆面。中東北部のゲリラのような格好である。